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9月28日追記:
これですよ、このファッションです。
昨日はあの「浜田バイパス高架下側道の溝で発見された靴」にまつわり、
「犯人による後置きではない」
「この現場で、平岡さんの靴が脱げてしまうほどの出来事があった(多分に何者かによる暴行)」
「平岡さんは、おそらくは失踪当夜に、この現場にいた」
という決め付けのもと、
「では平岡さんはこの現場に、どうやって辿り着いたのか?」
「徒歩で来たのか?」
「誰かの車で来たのか?」
などと自問してみたりしました。
しかしあらためて当夜の平岡さんの服装を見てみると、これはけっこう目につく(目立つ)と思うのであり、
「浜田市民の大半がこの横しま(ボーダー)の服を着て歩いている」
とか、あるいは
「浜田の人々はみな、下を向いて歩いたり運転したりしている」
とかの考えにくい状況があるなら別ですが、そうでない以上は、いかに浜田の夜の人通りがさほど多くないとしても(いやむしろ人通りが多くないからこそ)、
「誰か一人くらい、このボーダー服の女性を目撃した人がいてもいいのではないか」
と、思うのですが、不思議なことに、少なくとも
「ゆめタウン従業員通用口」 → 「浜田久光山八幡宮(160段の階段あり)」
と抜けていくあの最短ルートにおいては、誰一人としてこのボーダーワンピースの女性を目撃していないようなのでした。
目に浮かぶ具体的なイメージとは、このようなものでしょうか。
(この場所は、ゆめタウンから東へ約90メートルの地点にある川沿いの小さな交差点です。)
実際はこれに、「黒いバッグ」を肩に掛けていたものと思われますが、いずれにしても、この服装の女性がヘッドライトに浮かべば、結構印象に残るのではないかと思うのですが・・・。
互いに無関心な世の中だから、誰一人として見てはいないとしても不思議ではない、という考え方もできるでしょうが、
「誰も見てないのはおかしい」
ということにあえて拘泥するなら、やはり
「平岡さんはゆめタウン従業員通用口を出て、手にしていたゴミ袋を収集場に出し、その直後に、誰かの車に乗ったのではないか」
という方向に結びつかざるを得ないのでしょうか。
とすれば「普段はジーンズ姿が多かった」という平岡さんが、「その夜はどうもお洒落をしていたっぽい」ということも、その方向への補強材料にはなるのかもしれません。
しかしそう決め付ける前に、結果的にボツになった形ではありますが、
「ボーダー服の女性を見た」
という、その夜唯一の目撃(?)証言が、実は
「ゆめタウンから浜田久光山八幡宮へと抜けるものとは違うルート」
において報告されているので、
「その11」において、その件について軽く触れてみたいと思います。
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9月27日追記:
さて平岡さんがこの高架下の側道で
「靴が脱げてしまうほどの暴行を受けた」
のだと仮定すれば、それが何を意味するのか?
ということを考えてみると、よくはわかりませんが、少なくとも
「失踪当夜、その高架下側道の現場に、平岡さんがいた」
ということだけは、事実として考えてみてもよいのではないかと思います。
では、平岡さんがその場にいたとして、
「どうやってその場に来たのか?」
ということを考えてみると、それはおそらく「徒歩」か「車」で来たのかなと。
「車」で来たといっても色々考えられるのであり、それは例えば、
1.タクシーで来た
2.誰かの車に自ら乗り込んで来た
3.誰かに車で拉致されて来た
おおむねこんなところでしょうか。
「ロシアへの留学費用捻出のため、浜田駅前から県立大まで運行している片道100円のバス代も惜しんでバイトにいそしんでいた」
と思われている平岡さんが、
「その夜に限って、タクシーに乗った」
ということはおそらくないだろう、と考えれば、残るは「2」と「3」ということになるかと思います。
そこで「タクシー」の部分を「徒歩」に交換し、
1.徒歩で来た
2.誰かの車に自ら乗り込んで来た
3.誰かに車で拉致されて来た
この三つに再整理すると、「1」の場合は
「ゆめタウン(バイト先)を出て、添付画像で言えば青線のルートを歩いて、この場所に辿り着いた」
ということが考えられ、「2」の場合は、
「ゆめタウン(バイト先)を出て、顔見知りの誰かの車に乗り込んで、この場所にやって来た」
ということが連想されやすく、「3」の場合はどこで拉致されたかはわかりませんが、案外、
「従業員通用口付近で目撃されたという例の白いセダン”旧型、トヨタ、マークⅡ”が怪しい」
ということになるのかもしれません。
ただこの「白いセダン」の件については、
「ゆめタウン従業員通用口~駐車場あたりで他人に気づかれず19歳の平岡さんを拉致するのは、けっこう難しい」
「ゆめタウン従業員通用口~駐車場あたりで拉致した場合、なぜそれを(アジトとか山中とかならいざ知らず)”平岡さんの帰宅経路上にある高架下”に連れていったのか、意味不明」
と思われますので、仮にこの車の主が拉致したのであれば、
「ゆめタウン従業員通用口あたりに停車し、平岡さんがバイトを終え従業員通用口から出てくるのを確認した上で、猛ダッシュで先回りし、浜田バイパス高架下あたりで待ち伏せ、そこで暴行~拉致」
という流れが自然ではないか、と思います。
この場合は、「平岡さんの行動パターンを把握しているストーカー的な人物」が、犯人として連想されるでしょうか。
また「1」「2」「3」いずれの場合であっても、
「平岡さんが高架下側道の現場に靴を残して消えた」
ということは多分に
「その場から連れ去られた」
ということを意味しており、これは
「犯人が車を使用していた」
ことを強く連想させるのであり、また平岡さんが仮にあの車1台分の幅しかない側道の奥に逃げ込もうとした(その結果、あの場所で追いつかれ、靴が脱げた)のであれば、彼女のその行為は、
「車が追ってきにくい(狭い)場所に逃れようという、咄嗟の心理の表れ」
という風に見えなくもありませんので、この場合もやはり、
「犯人は車を使用していた」
ということが連想されると思います。
(浜田バイパス高架下側道入り口に停められた車、想像図)
ところで平岡さんが、
「ゆめタウン(バイト先)を出て、添付画像で言えば青線のルートを歩いて、この場所に辿り着いた」
場合を考えてみると、言いにくいですが、そもそもこの高架下の現場は夜間の人通りは非常に少ないらしく、衛星画像やストリートビューを見る限り、民家は林や高架の向こう側にあるのみで悲鳴を上げても察知してくれそうにもなく、その中をたまに県立大の女子がとぼとぼ歩いていくという、夜間に暴漢が待ち伏せするには
「ここしかない」
というくらいの絶好のロケーションに思えます(だからこそ現場には街灯や防犯カメラを増設するべきだと思いますし、ここでの女子の一人歩きは避けるべきだと思いますが)。
仮にここで誰かが待ち伏せし、平岡さんを襲撃したのだとして、
「最初から平岡さんその人に狙いを定めていた」
ものか、それとも
「そこを通りかかる若い女性なら誰でもよかった」
のかはわかりませんが、とにかくロケーション的には、ここで暴漢が待ち伏せしていたとしても不思議はないどころか、むしろ
「さもありなん」
と思えるほどの現場ではあるようです。
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9月26日追記:
さて昨日の続きですが、「浜田バイパス(9号バイパス)高架下側道の側溝から発見された靴」が平岡都さんのものであり、しかもそれが犯人による後置きではないとすれば、この現場で何が起きたと想像されるのだろうか・・・
ということを考えてみると、「平岡さんが自らの意思でそこに靴を捨てた」ということは考えにくいのであり、普通に考えればこの現場で、
「片方の靴が脱げて吹っ飛び側溝に落ちてしまうような出来事があった」
ということになるのでしょうか。
この点、半年ほど前にフジテレビの
『カスペ! 逮捕の瞬間!密着24時 執念の空陸大追跡SP』
という警察24時系の番組の中で、興味深いシーンがありました。
それは京都市伏見区で覚せい剤使用の女が逮捕されたシーンでした。
女はパトカーとカーチェイスの末、行く手を塞いだミニパトに激突し、路上に車を乗り捨てて逃走したのですが、あえなく追いつかれ、4人の警察官に組み伏せられました。
覚せい剤による錯乱状態にあったのか、女は組み伏せられてもなお脚をばたつかせて暴れていたのですが、やがて片方のブーツ(右側)が脱げてしまいました。
映像とはいえ、
「人間が路上に組み伏せられ、足をばたつかせて暴れているうちに、靴が脱げてしまう」
というリアルなシーンを見たのは、その時が初めてでした。
それがとても印象に残ったのは、咄嗟に島根の事件を思い出したからに他なりません。
島根の事件もこの高架下の側道で、『カスぺ! 逮捕の瞬間~~』と同様の光景が---平岡さんが何者かにより組み伏せられ足をばたつかせて暴れる光景が---展開されたのでしょうか?
おそらくそうだったのではないか、などと想像しています。
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さてこの島根県浜田市の女子大生(平岡都さん)殺害事件についてあれこれの妄想を巡らしてきましたが、もう一つ、例の
「浜田バイパス高架下側道の側溝から、平岡さんのものとおぼしき黒い靴(左側のみ)が発見された」
という点については、どう見るべきなのでしょうか。
靴が発見されたのは2009年11月30日。
臥龍山山頂付近で平岡さんの頭部が発見されたのが同年11月6日のことでしたから、その24日後に発見された、ということになります。
靴が発見された場所は、上の添付画像で言えば中央よりやや左下、赤丸(●)の地点となります。
下の画像が、県立大女子寮の北側にある浜田バイパス高架下付近になりますが、
向かって左側に側道が伸びているのがお分かりいただけるでしょうか。
この側道の、
この部分で発見されました。
拡大すると、
こういう部分に落ちていたそうです。
この事件は警察からの情報公開が非常に少なく、この発見された靴に関しても公開された情報が少ないのはご多聞に洩れません。
ちなみに靴発見当時、警察リークによると思われる報道が言っていたことというのは、
「溝の中には落ち葉があったが、靴の上には落ち葉が積もっていなかった」
「平岡さん失踪当時(10月26日)から1ヶ月ほどもこの場に放置されていたにしては、汚れが少ない」
というようなことでしたが、その一方で、
「付近にはここらの溝の落ち葉を集めて堆肥(たいひ)にする人がおり、その種の人によって靴の上の落ち葉が取り除かれた可能性がある」
「靴が落ちていた溝の上には木が覆いかぶさっており、それが雨よけとなり、靴の劣化や汚れを防いだのかもしれない」
ということも言っており、さらに靴の汚れ具合については、
「現場にしては不自然に汚れていた」
「放置されたばかりにしては汚れが目立つ」
などと正反対のことを伝える情報もあり、要するにこの靴に関しては、その上に落ち葉が積もっていたような積もっていなかったような、汚れていたような汚れていなかったような、最近置かれたような前からあったような、よくわからない状態、ということのようでした。
警察は「10月28日~11月4日まで、この場所を複数回捜索した」と言ってはいますが、だから見落としはなかった、とは言えないと思います。
公表される情報がこれですから判断のしようがないのですが、このあやふやでわけのわからない靴情報の中で、唯一確かなのは、
「その場所に靴があったという事実のみ」
ということになるでしょうか。
この靴が「平岡さんのもの」だと仮定して、我々が気になるのは要するにそれが
「犯人による後置きなのか、そうでないのか」
ということだと思うのですが、それを
「その場所に靴があった」
という確かな事実から推測してみるとどうなるのだろう?・・・
ということを考えてみると、「犯人による後置き」だとすれば、それは例えば
「犯行の誇示」
「捜査のかく乱」
などを狙ったものだと考えられるのでしょうが、このどちらを狙うにしても、まずは
「靴を(捜査員に)見つけてもらわなければ話にならない」
ということなのであり、そうである以上、
「靴は人目につきやすい場所に置く必要がある」
ということなのであり、例えば「犯行の誇示」を狙うのであれば、靴は
「島根県立大の正門前」
「県立大女子寮前」
「浜田署前」
「ゆめタウン従業員通用口前」
などに置けばその効果はてきめんだと思われ、そこまでせずとも、とにかく目立つ場所に放り投げて確実かつ早めに見つけてもらう必要があるのであり、あるいはまた
「捜査のかく乱」
を狙うのであれば、同じ「浜田バイパス高架下付近」を狙うにしても例えば「歩道のわき」にでも置いて、とにかく確実かつ早めに見つけてもらうことが必要だと思うのですが、実際にはその靴(左側)は、
「浜田バイパス高架下の北側側道を奥へ数十メートル進んだところにある溝の中」
から発見されたのでした。
(「実際は、犯人はもっと目立つ場所(高架下のど真ん中etc)に靴を置いたのだが、犬やカラスが咥えて側道の溝まで運んでしまったのかもしれない」等の可能性は、ここでは検討していません。)
「犯行を誇示」するにしても、「捜査をかく乱」するにしても、靴を確実かつ早めに発見してもらえる場所とは到底思えず、あまりにも消極的な場所ではないか、という気がします。
とすれば、この靴は犯人による後置きではなく、おそらくは平岡さんの失踪当時からその場にあったものであり、11月30日まで発見されなかったのは、単に捜査員による見落としではないか、という風に思えるのですがどうでしょうか。
可能性は多々あるものの、とりあえず、
「靴は犯人による後置きではない」
このブログではそれを前提に考えてみたいと思います。






