坂出市タケノコ掘り女児行方不明事件・その3 | 雑感

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坂出五色台衛星画像01


その3へ、と言いつつ更新が遅れてしまった。


さて「警察犬の不可解な動き」を一旦離れて、10年前のあの日、あの時、失踪女児(大西有紀ちゃん当事5)の身に何が起きたのかということについて、荒唐無稽なものも含めて、思いつくままに挙げてみると、


1.タンベ池に落ちた


「魚の跳ねる音などに誘われて水辺に近づき、誤って転落した」
「水辺によさそうなタケノコが生えていたので、近づいたところ、足を滑らせ池に落ちた」


これらが想像されたが、画像や動画で見る限り、タンベ池の岸の傾斜はゆるく、転落しそうな感じでもない。


もし池に落ちたのなら、水辺に女児の足跡や足を滑らせた痕跡がありそうだが、それがあったという話を聞かない。


警察犬が水辺ぎりぎりまで追跡した、という話もない。
溺れる際には水を叩く音、悲鳴、泣き声があったかもしれないが、それらを聞いたという証言もない。


タンベ池は標高約400メートルの地点にあり、季節は4月の終わり。
隣にある五色台ビジターセンターの気温からして、当事のタンベ池の水温は10℃~20℃程度で推移していたと想像されるが、この池(当事水深3メートル)に落ちて沈んだ場合は、腐敗ガスの発生により、5日~2週間もあれば遺体が浮上したと思う。
ところが、遺体は浮いてこず、夏には池の水を抜き、捜査員を底に多数並べて捜索したが、遺体はもとより遺留品の類も一切見つからなかった。


捜査がずさんだった可能性を考えてみると、例えば、遺体は一旦浮いてきたものの再度沈んで白骨化~池底に埋もれてしまい、
「捜索ではこれらを一貫して見落としていた」
という場合が考えられるが、流れのない池の水を抜いた捜索で、白骨のみならず服や靴、軍手、帽子などの遺留品も全て見落とすということが、そう滅多に起こるのかな、という気はする。
池に落ちた可能性は低い、と思う。


2.山林に迷い込んだ


「タケノコ探しに夢中になるうちに、遊歩道から外れた場所に足を踏み入れ、気づいた時には方角を失ってしまっていた」
「タケノコを求めて遊歩道から外れた場所に入り、そこで野犬に遭遇し、怖くて逃げているうちに奥地に迷い込んでしまった」
「道に迷っている途中で、縦穴、崖などに落ちてしまった」


などの可能性は、低いと思うが皆無とも思えない。


失踪現場となった竹林の周辺には、深い山林が広がっている。
このうち、「竹林の北側にある山林」については警察犬も投入して捜索したという話が出ているが、竹林の西側(休暇村方向)、南側(ビジターセンター方向)、東側(タンベ池の対岸方向)の山林を捜索したという話は出ていない。
東西南北全ての方向の山林を捜索したかは、気になるところだった。


また、「捜索した」という北側の山林についても、「どの程度の深部まで捜索したか」は別の話で、
「女児がそこまで山奥に行けるはずがない」
と思われがちかもしれないが、かつて岡山県の県北で、8歳と5歳の姉妹が大人でも滅多に分け入らないような山奥に迷い込み、凍死してしまうという事件も起きている(「西粟倉村」「行方不明」でググれば、関連記事が出てくる)。


とはいえ、岡山県北の女児2人は、年上(8歳)の女児がおねーちゃんとしての責任感ゆえに泣きじゃくる妹の手を引きながら、出口を求めて必要以上に動き回ってしまった可能性もあり、その点、1人だった五色台の5歳女児とは、事情が違うかもしれない。
5歳の女児が山中で道に迷ったら、出口を求めてどんどん奥地に分け入るというよりは、その場にへたり込んで、泣いて終わりじゃないだろうか。


警察犬が山奥まで追った、という話も聞かない。
1人で山奥に迷い込んだ可能性は、やはり低いのでは、という気がする。


3.クマが連れ去った


ヒグマが生息する北海道の山林なら現実的な話だが、四国に生息しているのはツキノワグマであり、その個体数は少なく、一説では四国全体で十数頭~数十頭らしい。


ツキノワグマの場合は、排除行動として人間を襲って怪我をさせるということはあるし、結果的に人を死亡させる事件も起きているが、「ツキノワグマが人間を襲って連れ去る(人間を襲って食べる)」ということは、可能性としては、考慮する必要もない程度の話だと思う。


仮にクマに襲われたのであれば、そのクマの目撃情報や足跡などの痕跡、襲われた側の大量の血痕などが現場に残りそうなものだが、その手の話も聞かない。
クマが連れ去った可能性は低い、と思う。


4.サルが連れ去った


四国にはニホンザルが生息しており、その体長は50~70センチ、主に果実や木の実、草、花、キノコ、昆虫などを食べている。
サイズや食性からみて、ニホンザルが身長106センチの人間の女児を連れ去るとは考えにくい。


同じ哺乳綱サル目に「チンパンジー」がいるが、こちらは、サルの同類を襲って食べることで知られており、稀に、人間を襲って食べることもある。


アフリカ・シエラレオネの野生動物保護区で、チンパンジーが車を襲撃してフロントガラスをこぶしで叩き割り、ドライバーを引きずり出して食い殺した事件があった(2006年)。

チンパンジー
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%B3%E3%83%91%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%BC#.E5.8D.B1.E9.99.BA.E6.80.A7


オスの成獣は、時として人間並みの獰猛性を発揮する上に、牙は鋭く、咬む力も強く、握力も300キロを超えるなど、圧倒的な身体能力らしい。
これが、諸事情により四国山中に生息していれば、人間を襲い連れ去ることは考えられる。


しかし仮に野生のチンパンジーが四国に生息していれば、その目撃情報や、人間を襲う事件が他にもありそうなものだが、その手の話は全く聞かない。
四国に野生のチンパンジーは生息していないのではないか、と思う。


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