http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140607-00000116-jij-soci
栃木県今市市（現日光市）の小学1年吉田有希ちゃん＝当時（７）＝殺害事件で、殺人容疑で逮捕された勝又拓哉容疑者（３２）が当時住んでいた同県鹿沼市内のごみ捨て場で、事件直後、赤いランドセルが捨てられていたことが7日、分かった。
勝又容疑者は有希ちゃんの所持品を「捨てた」と供述しており、栃木・茨城両県警の合同捜査本部は事件直後に証拠隠滅を図ったとみて調べている。
有希ちゃんは２００５年１２月１日に今市市で下校途中に連れ去られ、翌２日に約６５キロ離れた茨城県常陸大宮市の山林で遺体で見つかった。
鹿沼市内に住む女性（６７）によると、普段使っていた近所のごみ捨て場で、事件後、ポリ袋に入れられた赤いランドセルとピンクの靴が台の上に置かれているのを見つけた。
当日は燃えるごみの日で、ごみは台の下に置くルールのため不審に思い、下に移し回収された。
ランドセルにはミッキーマウスのキーホルダーが付いていた。
捜査本部は同１０日にミッキーのキーホルダーが付いたランドセルなど有希ちゃんの所持品の詳しい特徴を公開。
女性は同じ品だと気付き、栃木県警に通報したという。
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鹿沼市の女性（６７）による証言。
この種の証言は例の
目のキレイなおにいちゃん
と同様、いまいち信用できないなー
と一瞬思った。
でも記事によると、
これは事件直後にあった出来事らしい。
つまり容疑者が送検された今頃になってのこのこ現れた
目立ちたがり屋による偽証
というわけでもないのかなと思う。
なんせ警察にも通報したらしい。
注目すべきは、このゴミステーションがあった場所だ。
記事には「鹿沼市」とある。
だが他の記事もあわせ読むと、
これはやはり樅山町の某所だ。
北押原小学校を、少しだけ北東に上がったところ。
そこから西に数百メートルいくと
勝又容疑者が事件当時一人暮らししていたアパートがあるのだった。
ごく近くに鹿沼樅山郵便局もある。
３年前だったか、この郵便局前の路上で
登校中の北押原小の児童の列にクレーン車が突っ込んで
６人もの幼い命が失われた。
この地は子供受難の相でもあるのだろうか？
それはともかく、
このゴミステーションにランドセルや靴が廃棄されたというのは、
容疑者の当時の住所からしても、有り得る話だと思う。
ポリ袋に入れて、ポンと置いてあった（しかもルール違反）
というのも、気の利かない
ズボラな性格であることが見え隠れしているあの容疑者からすれば
いかにも、という感じだ。
「拓哉を、調べてみろ」
義父が通報してきた不審者は、
鹿沼市樅山の在住だった。
「ランドセルと靴が、捨ててあったよ」
そう通報があったのは、
鹿沼市樅山のゴミステーションだった。
いずれの通報も、事件後すぐになされたらしい。
残念ながら、これらの通報がすぐに活かされることはなかったようだ。
勝又容疑者、常磐道利用は「道間違えた」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140607-00050101-yom-soci
遺体遺棄のために茨城あたりを走り回った帰り道、
容疑者はなぜか
高速道路を利用する
という、けっこう大胆な行動を見せている。
常磐道の「那珂インター」から乗ったらしい。
料金所のカメラにはその姿を捕捉された。
迂闊（うかつ）な行動だった。
しかも那珂インターから乗り込むのが、
そもそもの間違いだった。
というのは、今でこそ那珂インターから常磐道に乗り込み
途中から北関東自動車道に合流すれば、
（大回りだが）目指す鹿沼の自宅方面に行けなくもないのだが、
２００５年１２月の事件発生当時、
肝心の北関東自動車道が、まだ要所要所で未開通だった。
つまり那珂インターから常磐道に乗り込んだとしても、
鹿沼の自宅どころか、千葉東京、あるいは日立方面など、
あさっての方向に飛んでいってしまう。
「なんでこんなインターから乗ったんだ？」
警察もいぶかしく思ったらしい。
高速に乗り込んだ経緯を
本人に訊いてみた。
「道、間違えたんや」
そう答えたらしい・・・。
「今回なんの遺留品もありません」
「犯人側から言わせれば完全犯罪をしたと思っています」
昨日の記事で引用した
当時の日下部進・捜査本部長の言葉が、
今頃になってじわじわと効いてくる・・・。orz