2度目の検査入院、前回で検査した髄液検査、MRI検査などいくつかの検査は省かれ、
針筋電図、腱反射の検査を繰り返します。
筋電図検査での痛みに関して"私は泣くほど痛かったですよ!"とコメントいただきました私はこの時もほぼ痛く無かったです!個人差がかなりあるようですね
ALSはギランバレー症候群という病気との判別が難しい場合があるようで、私の場合このギランバレーの疑いもあるとの事で
再検査入院の後半は
免疫グロブリン静注療法
という点滴治療を試す事なりました。
この治療法は免疫グロブリン400mg/kg/日、5日間、連日、点滴静注する治療法でギランバレー症候群であった場合、大きな効果が期待されるようです
この点滴、ALS患者さんであれば試された方は多いのかなと思います。
連日祈るような気持ちで点滴を受けましたが祈りも虚しく杖が無くてはふらつく足取りに変化はありませんでしたなんの副作用も出なかったのがせめてもの救いでしたかね…
教授先生のいる診察室に呼ばれ、妻は仕事の都合が付かずで10分遅刻…両親が一緒に話を聞いてくれました。今回はなぜか細かい説明は一切無しに、
残念ながら、前田さんも、私も1番恐れていたALSで間違い無さそうです……
と、あっさりALS 確定。
もちろんショックだったと思いますが、この時の感情はあまり覚えていません初診時の"筋萎縮性側索硬化症の疑い"という文字を見た時の衝撃は今でもハッキリ覚えているんですけどね。
さっそく、ALSの進行を多少抑えるとされる薬であるリルゾールを飲みましょうという話と共に、
今、前田さんの参加できる治験はコレとコレです…
• 肝細胞増殖因子(HGF)脊髄腔内投与
• メチルコバラミン ビタミンB12筋注
2種類の治験を紹介してもらい、持ち帰り検討する事になりました。
続く。。
ほなまた。