4月の終わりくらいからなんですがヤフオクを眺めておりましたらLet'sNoteのCF-AX2という機種が気になっておりまして、ついにというかようやく入手する気になりまして(∀｀*ゞ)
秋葉原の中古店店頭で実機を見たこともあり、当初はさほど興味を惹かれる事もなかったんですけどね・・。
メモリはマザーボードに直付けの状態、USBポートは二基で拡張性はなし。
更にキーボードの打ちづらさ、最終的にはPC本体のスペック的に見ても現在使っている二台のLet'sNoteとさほど変わらない（CPUは第三世代Coreシリーズ）上に、中古品は何故かどれを見ても塗装の?がれ方（特にパームレスト部）が激しいので耐久性にも少々疑問がある・・という機種ですから、追加投資をしてみるだけの価値はないと思っていたのです。
ただ、Let'sNote初のウルトラブックタイプという点ですし、実機を見た印象では今使っているNX2よりも薄いという点では関心は持てましたけどただ、それだけの関心度合でした。
ただこの機種ですが、中古PC市場では状態にもよりますけどおおよそ４万円台後半～９万円台で販売されています。
まぁ、ヤフオクでも「ジャンク」のレヴェルでも２万円台ですからこれも結構人気のある機種である事が伺われますね。
で、５月後半あたりから全体的に更に値が下がってきており中には１万円台後半で落札されるケースも出てきたので再度、興味が出た次第でして思い切って財布のひもを緩めてみた訳です(笑)
あるいはまぁ、安いなら安いで何か理由はありそうではありますが一応、出品説明文を読む分には機能的には問題はなさそうですし２０年近くソフマップのお世話になっているので信用はできるかな？と。
で、5/31の午前に埼玉県東松山市よりもこういう感じで届きました。
写真だと少々分かりづらいですが塗装剥げも多少ありまして、それなりの使用感の中古品です。
しかし、ソフマップドットコムも通販サイトである以上はどこかに物流倉庫を持っているはずですが埼玉県の東松山市にあったんですねぇ・・。昔、埼玉県川越市民だった頃に２，３回行った事のある街ですが現在はどうなっているのか・・？
Let's Noteシリーズ初のウルトラブックタイプとの事ですので流石に筐体自体は薄い印象。現在使用しているNX2と比較の為、重ねてみました。上がAX2、下がNX2ですね。
現在、σ(・ω・*)がモバイル用途として使っているCF-NX2という比較しても更に薄く、更にフラットになった印象でこれならばカバンにストンと落ちる感じですね。
元々入っているOSがWindows8との事でSPを適用すべく起動してみましたら、早速問題が発覚。
・冷却ファンの回転音がひどい。爆音状態。
・上記の影響かPC底面の温度が手で持てないほどに熱い。
・SSD搭載モデルとの事で処理速度は速い筈なのにHDD並みに遅い。
他にもありますが問題点としてはこの３つに集約できる、と。
いわゆる「熱暴走でPC自体が落ちる」という経験はまだした事がありませんが、ネット接続はできるにもかかわらずSP1のDLができない等処理の遅さが目立ちすぎます。何だか人生初のの「熱暴走」を経験しそうだったので一旦、PCを落としてファン回りからどうにかしてみようかと思います。
出品説明文中には「通常使用には問題ありません」と記載されてましたけど、いきなりここまでヒドイとは予想以上でした。
安いなら安いで理由はあったとは思いますけどね( ﾉД`)
しかし、これだけ本体底面が熱くなる機体は昔やはりソフマップで購入したCF-T7以来です。
今から思えばあれもファン回りのトラブルが原因だったかも知れない・・と思えるのは、積み重ねてきた経験値の故でしょうか。
ま。とりあえず冷却ファンにアクセスの為、PC底面のカバーを開けてみましょうか・・。
取説の類は例によってないのでグーグル先生に教えていただきましたけど、写真に見えるネジ部分を全て外す必要があります。合計１９本。
以前、短期間だけThinkPad Edge11を使っていた事がありますが、底面を開けないとマザーボードにアクセスできないという点では共通してますので多少、面倒くさいですがネジを全て外します。
で、こちらが開封状態。
キタねーな、おいっ！(#ﾟДﾟ)
ファン周辺は元よりマザーボード全体にホコリが付着している状態でした。特にファンは一応、回転はしていたようですが目立つほどにホコリが溜まっている状態でしたのでエアダスターとOAクリーナーで清掃。
後、音の様子から判断しましたが急遽、ダイソーから潤滑油を調達して回転軸付近に挿しこんでみました。本来はファン全体を分解して実施した方が良いのでしょうが、マニュアルもない状態で実施できるだけの知識も勇気もないので（；^ω^）
ソフマップも売りに出すならばクリーニングはしっかりやっておいて欲しいもんですが。
で、後は元通りにネジを締めて電源投入し再起動。爆音発生状態ではなくなりましたけど、相変わらず時間が経過すると本体底面が熱くなります。
・・本来ならばファン全体とそこにセットになっているヒートシンクを交換するのが良いのでしょうけど、まぁ実施するのは後々の課題としておきます。
三つ目に挙げたこちらの問題ですが・・
・SSD搭載モデルとの事で処理速度は速い筈なのにHDD並みに遅い。
どういう話かと申しますと本来このマシンではWindows8がインストールされているんですが、WindowsUpdateによるSP1充てができない状態だったんですね。
高熱の影響でCPUの処理が遅くなっているのか？あるいは搭載されているSSDの問題なのか？は不明ですけど、何度かトライしている内にOS自体が起動しなくなる問題まで発生しまして、とんだまがい物を掴まされた気分になると同時に面倒臭くなってきたんですよね(笑)
とは言え、BIOSが起動するならばもう少し何とかなるかも知れないと考えまして、急遽秋葉原へSSDの中古品を探しに。
ただ、最近のウルトラブックタイプってどのメーカーのものもそうなのかも知れませんけど搭載しているSSDの形状は2.5インチタイプではなく、mSATAのタイプなのですぐに見つかるかどうか・・？
一番在庫があると思われるソフマップリユース館に最初に訪れましたが、mSATAタイプの中古品はなし。新品はあったようですが500GB以上のタイプしかなく完全に予算オーバー。ほぼジャンクに近いPCに対して３万円以上するSSDを導入するというのも本末転倒な話だとも思いますしね。
リユース館の裏手を出ると目の前のドスパラ秋葉原がありますが、ここのビルの上をふと見上げてみますと上海問屋の看板が見えたので、冷やかし方々のぞいてみる気になりましたので、立ち寄ってみる事に。
PC周辺機器の通販等では有名なブランドですが、リアルショップも出しているとは知りませんでしたのでね。
カウンターの店員さんに「mSATAタイプで256GB以上のSSD、かつ中古品で探しているんですがありますかね？」と軽い気持ちで尋ねてみましたら、出してきたのがコチラ。
購入した後で気づいたのですけど、サムスン製のmSATA SSDでした。金額も税込みで1万円弱でこちらの注文通り256GB以上の中古品だったので即決でした。
これできちんとOSが起動するならばこのSSDに特有の機能であるRapidModeという機能も使える筈。
そもそも流通量も少ないタイプのSSDだったので、意外な場所で欲しかったものが安価に入手できてラッキーでした。
で、自宅に戻ってCF-AX2のガワを再開封。
赤丸で囲んだ部分がmSATA規格のSSDを留めているネジの部分。ネジを外せばスルッと抜けましたので、空いたスロットに購入したSSDを差し込んでネジを元通りに締めてセット完了。大きさといい、スロットに差し込む感覚といいRAMを増設する感覚に近いなぁ‥。
元のSSDから新しいSSDにデータをコピーする方法が分からなかった上に、元SSDに何らかの不具合がある可能性があったのでまぁ、要はクリーンインストールです。
手持ちのWindows8.1のDVDよりクリーンインストールを試みます。
この画面見るのも久しぶりですが、インストールは無事終了。ここまで約8時間かかりました( ﾉД`)
やはり元のSSDにも問題あったかなぁ・・？
無事にWindows8.1がインストール完了した後はこちらからWindows10Pro 64bit版へアップグレード完了です。
意外とまだイケるもんですな・・。
この機種の見た目もさる事ながら、ネットで検索してみると割と賛否両論の分かれる機種のようですね。特に液晶面についての悪い評価が多い印象です。
過去にσ(・ω・*)が使ってきたLet's NoteやThinkPadに比較しても少々使いづらい機種を敢えて入手したには理由があります。
次回更新時にはそのあたりについて書いておこうかと思います。
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