さりとて、σ(・ω・*)の過去の社会人体験と無関係でもなかったのでちょっと取り上げてみたという次第なのです。
アフリカ大陸最南端の国、かつてはアパルトヘイト政策で国際的に悪名高かった南アフリカ共和国の黒人初代大統領であったネルソン・マンデラ氏が死去されました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131206-00000007-natiogeog-int
享年95歳ですか・・彼の人生からすれば大往生といった所でしょうか。
で、一連の報道を読んで改めて「アパルトヘイトってどういう内容だったけ?」とふと疑問に思いましたのでウィキペディア様にお世話になりました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%91%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%98%E3%82%A4%E3%83%88
元々はイギリスから来た入植者とオランダ系白人移民であったアフリカーンスと呼ばれる人達、そして地元の原住民を統治する為の経済的政策だったみたいですね。コレを読みますと。
但し、白人を優遇し原住民には厳しい内容だった事には変わりはなかったようです。
1911~1923年にかけていくつかの重要な法律が施行され原住民達の経済面だけでなく、社会生活上においても大変不利な状況に追い込まれるようになったと。
で、こんな状況に原住民達が追い込まれる中でネルソン・マンデラ氏は1944年にANC(アフリカ民族会議)に入党。後に為政者側から見るとテロ集団であった「民族の槍」と呼ばれるグループのリーダーに。
1962年逮捕、1964年終身刑判決。以降27年間、刑務所にて重労働を課される・・と。
アパルトヘイトと言う制度も古ければ、このネルソン・マンデラという人もσ(・ω・*)なんぞが生まれる前から刑務所にいた訳ですから、まぁ相当古い。
前置きはこの位にしてσ(・ω・*)がネルソン・マンデラ氏と若干のつながりができたのは、1990年代からですな。
当時、σ(・ω・*)は大学卒業後、商品先物取引の会社に入社し駆け出しの営業マンでしたが、当時取引量が増大したのは金、白金等の「貴金属」でした。
金・白金ともに南アフリカ共和国は世界でも有数の産出国で、確か白金に至っては当時の世界消費量の7割近くをこの国から輸出していたと記憶しています。もっとも、その後ソ連解体→CIS→ロシア連邦となる中で白金、ニッケル、パラジウムに関してはロシア産の位置が高まりましたけど。
ウィキにも書かれていますが「鉱山労働法」と「産業調整法」という部分で同国の人口の大半を占める黒人達の社会・経済的地位が長年貶められてきた訳で、特に資源関係しか外貨獲得の手段がなかった同国の鉱山労働には白人から黒人に移行、労働組合も白人組織による組織しか合法化しないと。要するにひどい低賃金と労使の交渉の余地もない中で長年生きざるを得ないとすれば、そりゃどこかで爆発したくもなりますよ。
で、鉱山労働によるストライキが発生!とロイターと時事通信社から配信が出たら貴金属の相場が大きく動きますので、相場関係者にとっては良くも悪くもビジネスチャンス!
で、営業マンは早朝からお客に電話しまくりです。
ネルソン・マンデラ氏自身や彼の動向、そして金相場に及ぼす影響についてしたり顔で語っていた当時の上司や先輩達は今頃、どうしているんでしょうかねぇ?(笑)
労働者によるストライキなんて言われると日本だとせいぜいメーデーに日比谷公園あたりで集まって気勢を上げる程度でしょうけど、南アフリカあたりだと労働者は鉈やナイフで武装します。その写真を見たこともあるんですが、一言で言えば武装集団vs武装警察の様相になり物々しい事この上ないです。
で、こういう差別された貧しい人々の希望の星がネルソン・マンデラ氏だった訳ですね。
しかしながら、商品先物取引の営業マンの立場としては営業トークの最重要ネタだったという訳です。
「1991年のデクラーク大統領によるアパルトヘイト法撤廃方針を受けて欧州共同体(EC、のち欧州連合・EU)、アメリカ、日本は次々と経済制裁を解除していった。しかし当時、ANCなど解放組織は「経済制裁の解除は時期尚早」を訴えた。経済制裁を主導した国連が総会において経済制裁撤廃決議をしたのは1993年10月になってからである。」
・・ウィキからの抜粋ですが、経済制裁解除後にネルソン・マンデラ氏が初の黒人大統領になり、1999年に退任ということになる訳ですが、思えばこの人生は終始戦いの人生だったと言えましょう。個人的な接点としては所謂「営業トークのネタ」位な人ではありましたが、この点だけは素直に尊敬できる人物でした。
黒人初の大統領と言う点では共通しているオバマ大統領も弔問に向かうそうです。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM0700G_X01C13A2NNE000/
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※情報提供はニューズウィーク日本版様からとなります。
私がニューズウィーク日本版を定期購読していた時期は大学の4年間でしたが、思えばこの時期からネルソン・マンデラ氏の名前は時々、見た記憶があります。
働くようになってからこの遠く離れた国の一人物と深く関わるようになるとは思いもよりませんでしたが。
自分には無関係と思われる事が、いつか巡り巡って自分と深い関わりを持つようになるとは誰もが思うところでしょうが、その時間が相当に縮まってきていると思います。
今を読み解くとは、明日の人生につながる指針を得るのと同義です。
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