「High Context Culture(HC)」 と「Low Context Culture(LC)」ってご存じですか?
これ、実は世界の文化を分類するのにつかわれる指標です。その文化的背景が言語に大きな影響を与えますね。
そこでコミュニケーションの大きな違いもわかり、英語と日本語の表現や考え方の違いがわかるのです。
日本語はHigh Contextの代表的な言語です。
★High Context(高コンテクスト文化)=日本語側
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少ない言葉で伝わる
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空気・関係性・状況が意味を補う
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暗黙の了解が多い
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「言わなくてもわかる」が前提
★Low Context(低コンテクスト文化)=英語側
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言葉で全てを説明する
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推測ではなく「明示」が重要
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説明・根拠・結論が必須
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「言わないと伝わらない」が常識
例①:断るとき
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日本語: 「ちょっと難しいかもしれませんね…」
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英語: “No, I can’t do that.”(明確に拒否)
→ HC文化では「遠回し」が礼儀であり、LC文化では「明確」にすることが求められます。
例②:要点の伝え方
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日本語: 説明が先、 結論は最後
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英語: 結論は最初(Bottom Line First)
= “Could you email me by tomorrow?” をまず言い、理由は後の文化。
日本語だと、“これでこれでこうだから、メールをくれない?”になります。
例③:依頼の仕方
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日本語: 「〇〇してもらえたら光栄ですが…」
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英語: “Could you 〜 ?”(直接的)
→ 英語で遠回しに言うとかえって混乱させてしまい、意図をわかってもらえないこともあります。
例④:発言のタイミング
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日本語: 相手の文脈を読んで間を置く
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英語: 間を開けると「意見がない」と思われがちなので、率先して意見を述べる
英語で誤解されるポイント Top10
“文化差” を乗り越えよう!
✔ 英語の「直接性」もしくは「具体性」に慣れよう。
✔ 英語の論理展開に慣れよう
→ 主張 → 理由 → 例 の構造
✔ “Yes/No” を明確に言いましょう
→ 英語圏では曖昧さは、何を言いたいのか理解してもらえないことが多々あります。
✔ 英語を話すとき「別人格になる」現象
→ High→Lowの文化切替えを考えましょう。
“Low Context化スキル”

① 結論から言う練習
② 主語と動詞を省略しない
③ 理由を必ずセットで言う
④ 状況説明を短く入れる(背景共有)
⑤ 遠回し表現を“排除”する英語モードを作る
例:
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「ちょっと考えさせてください」
→ “I need time to think. I’ll get back to you by tonight.”
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「どうでしょうね…」
→ “I’m not sure. Here’s what I’m thinking.”
日本語の感覚から切り替えるだけで、英語の伝達力が劇的に上がる。


































