海外以外の何か懐かしい

ドラマが見たくなり


目に止まった


家なき子



もう30年前のドラマになるのか…


当時小学生だった私は

安達祐実の演技を見て衝撃を受け

甚く感心したものですが


大人になった今

改めて見てみると…あれ?

(ごめんだけどよくわからなかった)

(台詞暗記する能力は凄いと思う)


相棒リュウの凄さには誰も敵わないのです


放送当時もリュウの演技にやられて

号泣した記憶がある


流石に今は泣くことはないけれど

本当に賢いわんわんです



それにしてもこのドラマは

些かやり過ぎではないか?


詰め込み過ぎだし飛ばし過ぎ笑


リュウとすず以外

どうしようもない人間の集まりで


社会派ヒューマンドラマというよりは

最早強烈なコメディ


登場人物は壊れたキャラが多く

ツッコミどころ満載


優しくて子供思いの母親として

描かれているすずの母もどうかしてるし

(あれじゃダメ親父に依存してる毒母だよ)


父親に関しては

語るまでもなく最低のドクズ

(最後に改心させれば良いもんじゃないのよ)


あまりに非道な人間だらけで

スリ一家のエピソードが

一番まともに見えてくる始末

(あんな婆でも捨て子達を引き取って面倒見てた訳だしね)


途中、すずを叩きまくる婆(菅井きん)が

鬼祖母と重なり


子供時代の記憶が蘇ったり

何とも言えない気持ちになりました…



最終話まで滅茶苦茶な展開ですが

テンポだけは良いので

飽きっぽい人でも見やすい

仕様になっているかと


このドラマの良心というか救いは

すず母の入院先の医師と京本政樹くらいかな


それから

中島みゆきの『空と君のあいだ』

これがなければ完成しなかったように思う