天城といえば…そうです。ネコですね。
というわけで、本日は天城軍鶏の農場に引きこもっているニート猫さんに話を聞いてみたいと思いまーす。
幸「にゃっす」
猫「誰がニートネコやねん」
幸「これはこれは、天城猫さんじゃないですか。調子はどすか? なんか最近、くしゃみとかしているみたいですが、やめてくれませんかねぇ、部屋が汚れちまうので。ここ我々の事務室兼休憩室なんすよ、本来」
猫「しゃあないやろ、寒くなってきて風邪気味やねんから」
幸「それはそうと、あなたがここに現れてから半年だか経ちました。何を目的に、ここに住みついているのでしょうか」
猫「まぁ、わいにもいろいろあったんや。かくかくしかじか、紆余曲折を経て、ローマは1日にしてならず、ってやつやな」
幸「意味わからなすぎて逆に理解できました。つまり、あなたも伊豆を盛り上げていこうと思い立ち、乾坤一擲の一手を打つべく、日々努力を続けて邁進している最中、ということですね」
猫「お、おう。まぁ、そんなところやな」
幸「では、今後のビジョンについてお話をお聞かせください」
猫「えっ? そうやな…まず、若い世代に親しまれるような社会を構築するべきやと思う。残念なことに、伊豆の各地で…というか全国的に高齢化が進んで、都市部を除けば田舎の方なんか壊滅的や。そもそも若いやつがおらん。この天城もそうやろうな。じーさんばーさんしかおらんなら、もはや未来は無いやろ。もっとこう、若いやつらに、魅力的に思ってもらえるような環境作りが肝心やと思う」
幸「それは自分も思います。では、具体的にどうアクションを起こせばよろしいでしょうか」
猫「んっ? …せやな、もう行政には頼れん。民間レベルで何か仕組みを作るべきやろうな。例えば、若いやつらが何か事業を始めようとしても、必ず経済面で壁にぶち当たる。市から出してもらえる補助金みたいなもんも、限られているだろうし、何より手続きが厄介やろ。それらを民間レベルでサポートする。そこを巧くアピールしたら、よその若いやつらも、伊豆で何かやろう、って思えるはずや」
幸「さすがですね。全面的に同意します。ただ、サポートする側は、よほど余裕がなければ難しいと思いますが、何か策がありますでしょうか」
猫「わいはネコや。出来ることは限られている。でもお前はニンゲンやろ。少なくともネコなんかより出来ることがいっぱいあるはずや。よく考えるんやな」
猫「お前にしか出来ないことが、あるやろ」
幸「…なんか、適当にごまかされた気がしないでもないですが、なんとなく彼の言いたいことがわかったような気がしないでもないです」
猫「というか、ネコのわいにそんなこと聞いているようじゃ、これから先、大事は成せんわ」
幸「…なんかムカつく気がしないでもないですが、彼の言うことも間違いではなさそうです」
幸「最後に、今一番食べたいものの名前を叫んでいただいて、締めたいと思います。では天城猫さん、お願いしまーす」
猫「焼きそばパン!」
幸「ありがとうございました。天城軍鶏農場在住の、焼きそば猫さんでした」
…現場からは以上です。
今日の格言「自分が何のために生きているのか考えるのではなく、今後、何のために生きることができるのか、考えるべきである」
終劇

