週末に殿のご親戚に不幸がありまして、 永住帰国して初めての経験でしたので、どのように対処すればよいのか?バタバタしております。

 

夫婦で参列すべきか? 殿だけで良いのか? お香典は幾ら位お包したら宜しいのか、インターネットで調べるという次第です。

米国でしたら、友人知人、式に参加するだけでもかまわないし、

お花を送ったり、 式の後のパーティー用にケータリングの差し入れをしたり、それほど親しくなければ、参加してお別れを言うだけでも良いし、数十ドルのチェックを持参すればよい場合も、それは

どれだけ親しかったか❓によりますし、あくまでも個人の自由で人それぞれなのです。

 

 

都会は同じ駅の乗り換えでも長い間歩かねばなりません。しかも人混みの中を。 それに日本全国雨の予報、線状降水帯の危険もありそうです。 まず 膝の悪い私の出席はパスさせて頂きました。

 

殿は【大変だけど行かねば。。。】と喪服を出してみましたら、何とカビが生えています。 我が家は冷房機にも乾燥施設付きですし、別にポータブルの乾燥機は24時間動かしています。更に小さい箱の湿気取りを家中のあちこちに十数置いているのにも拘らず、ハンガーにかけてクローゼットに入れていたものにカビ!!

 

慌てて専門家のクリーニング屋さんに出しましたら、日本では【カビ防止クリーニング】と言うのがあるそうです。今回は間に合いませんので普通の出やって頂き、帰って来て改めてカビ防止のクリーニングをプロにやって頂く事にしました。

 

 

我が家はJRのローカル線の駅まで5分と掛からない場所で、二つ目の駅が【新幹線のぞみ】の止まる駅なのです。 飛行機より新幹線が便利なので前日、切符を買いにゆき、御数珠だ、袱紗だと探して、必要な物だけ荷作りして、翌朝、殿が出かけました。

 

成程、世間で言われているように、結婚式などのお祝い事はずっと前から準備できますが、不祝儀の場合は、突然ですから、日頃から準備しておく必要があるようです。

 

 

旅立たれた方は、4年前に道で転ばれて頭を打ち、入院中でした。

ドクターからは 【元のようにはもう戻れない事を御覚悟下さい。】と言われておられ、リハビリ病院に移されて、毎週、わずか10分ほどの面会のために奥様は通っておられました。享年87歳でした。

 

その日、九州は晴れておりましたが、関東の方は大雨、新幹線なので、途中で止まっても何とかなるだろうと、出かけました。

 

【外国人の4人連れが乗って居て、広島のお好み焼きを美味しいと食べています】等と殿がラインで知らせてきていました。其の後 お昼寝している間に静かになったと思って居たら、新幹線は動いてなかったそうです。 静岡県で約1時間ほど、臨時停車してその後、安全が確保されたとの事で動き出したそうです。

 

せめて奥様にお慰めの言葉など掛けて差し上げて、 式の後は其のまま東京駅へ、新幹線で夜には帰宅する予定です。

 

 
私の年齢になりますと、周りの友人、知人だけでなく、身内のこういう事は突然にやってくる可能性がありまし。そして自分の身にも。  今週はそういう事を考えさせられる数日を過ごしております。どうぞ、皆さま、お元気で居て下さいますように。