近くの市民センターでの【木曜日の健康講座がとても良いですよ】と、参加された御友達が薦めて下さいましたので、前日に申し込みをして、お散歩の積りで午後出かけてみました。 桜の花がすっかり散り、大きな樹には一杯の葉っぱが茂っており日陰が出来ております。

 

 

その陽陰で一休み、此のベンチが大好きです。センターに入って直ぐにお庭にあります。 講座のある前に、必ず一休み、休憩をしてから、 二階の会場の電気が付いているか?準備が整っているか?を確かめてから建物に入るようにしております。

 

 

 

シリーズで講座があっており、大きな病院の付属リハビリ施設の理学療法士の先生が、来て下さってのセミナーです。

 

まず三六センターの館長さんのご挨拶と講師の方を御紹介されます。他にも此の施設のプログラムや新しいクラスのご紹介などを、センター便りの通りにご説明がありました。【帰りにコピーを入り口で頂いてきました】

 

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今日のテーマは【フレイルを予防しよう】という事です。

フレイルとは?

 

  加齢に伴い 心と身体が弱っている状態、

        要介護の一歩手前

              早めの対応で改善可能

 

  との事です。

 

 

北九州市でもフレイルは年々、増え続けているそうです。

予防、改善の方法として

1)栄養   2)運動    3)社会参加 が挙げられるとの事

 

筆記用具も全員に配られました。 3枚の調査表を渡されました。

 

 

 

講義と共にいろいろな種類の体力検査をされて、 そのデーターを分析に使わして頂くと共に、個人の状況を判断してお知らせしますとの事。 これは嬉しいです。

市の主催のいろんな催しに出ますが、検査があってもその結果がはっきり報告される時間が少なくて、果たして自分がどの程度のフレイルか?どの程度弱っているかの説明までは中々行かないのが事実です。

 

本日の講師の志田啓太郎生は、先ず説明に大変な時間を割いて下さって、どういう検査をして、どういう処の弱って居るのが判明するのだと説明してくださいました。

 

 

真面目そうで、とても感じの良い講師の先生です。

寫眞撮影の許可とブログに載せてよろしいかどうか? 伺いましたら、【むしろ喜んで、載せて頂きますよ。沢山の方に理解して頂き、元気でいて欲しいです。私は緊張しますが。。】と好意的に対応してくださいました。

 

じっとしておられません。ステージをあちこちに回られ、更には客席に降りて来られて、検査の為に準備をされ、アシスタントの方と共に、自分でまず、やって見せて下さって、一人一人に声をかけられて、その間にフレイルにならない為のポイントを教えてくださいます。

 

 

 

検査の初めは【両手の 親指と人差し指で丸を作り、ふくらはぎの一番大きな部分を測ります。】 丁度丸に入るのがの正常だそうですが、其れより小さいのは痩せすぎ、全く届かないのは脂肪分が多少、着いているのだそうです。

そして一人一人のふくらはぎをメジャーで計ってくださいました。

そして33センチ以下なら問題なしだそうです。

 

こちらは此方アシスタントの先生です。

 

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椅子に座ってから、両手を胸に当てて、5回立ち上がるのに、どの位、かかるのか?とか 床に3メートルの印をつけて、其処を通過するのに何秒掛かるのか?とか、片脚立ちが何秒出来るのか?等々の検査が続きました。

 

其れの後には標準の数値を示して下さって、各自の数字と比較します。 私は矢張り足が弱いですね。

標準の数値もありますが、かなり弱くなっています。 フレイル寸前の数字が並びます。 これは困った!!!

 

 

 

このチェックシートは灰色の方に幾つチェックをつけたか? によりフレイル寸前、フレイル、に区別されます。

私など14個も灰色の方にチェックが着きましたので、此れはやばいですね。

 

このシートは最後に提出しましたので、手元には残りませんでしたが、かなり自分の現在の状況が判ってきました。

 

(面倒だ)というのが先に出てくるのが先ず、フレイルの入り口の様です。まずやる気が無くなって、動かなくなって、身体が弱くなっていくようです。

 

講師の先生が一人一人、廻って来られて、相談に乗って下さいます。その間は他の方はお喋りしていてください。とおっしゃるのです。お喋りも楽しいものですから。

 

この方は私の友人です。ほぼ同じ年齢ですが、一人暮らしでゲートボールなさったり、このようなセミナーに積極的にでかけられて更に、毎朝、早起きしてお散歩をなさっています。はやり(やる気)が大切の様です。

 

結論として私は【フレイル寸前】になりつつありますが、毎日、5分でも良いので、身体を動かす事、 座ったら足を動かし、部屋のなたでも出来るエクササイズをやって、じっとしないでお喋りも何かやりながらするというアドバイスを頂きました。

 

家事はあまりしないのですが、一人暮らしの人の方が元気になるのは、他にしてくれる人が居ないから仕方なく(?)動くからだそうです。  ロスで天城流のエクササイズのクラスを友人S子さん が月に一度出かけて来られてショッピングセンターの近くの貸しスタジオでやって居られて、参加していました。

 

彼女はいつも、何処に居ても自分の身体を触って、動かしておられました。 成程、時間を作ってクラスに行かなくても、常に自分の時間の高齢者は、 日常の生活の中で、足を動かし、手を動かし、姿勢を良くして、少しだけ動いてフレイルを予防して、元気でいられる努力をしなければいけないのですね。

 

 

 

 
さあ、コートを脱いで、外に出るようにしましょう。
春真っ盛りですから。