訪日の楽しみは一杯ありますが、今回は結婚25周年と言う事もあって、家族にも逢えたし、美味しい物も沢山食べ、温泉も4箇所ゆきました。 
 
その中でも楽しみなのが大学時代の仲間と過ごす一日です。
一瞬にして 50年前の若かりし頃、何も世間を知らず夢ばかりあって毎日が楽しかった頃の仲間 彼らに逢うと歳はさておき、中身だけは50年前に戻ってしまうのです。 恵子さんと摩利子さんです。 恵子さんは わざわざ広島から新幹線で来てくれますし、摩利子さんは 得意の運転で迎えに来てくれ、送ってくれるのです。
 
何時もは 何処かに一泊するのですが 今回は車で気の向くままでかけ、車の中で大きな声でお喋りして、笑って 適当なところで食事をしようという計画でした。
 
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まず 立ち寄ったのが 道の駅です。 此処は漁師さんが直ぐ前の海で釣ったお魚を格安な値段で売っており、麻利子さんは この時期 鱧を買いにわざわざ出かけてくるそうです。 この日は 白身の新鮮なお魚がありました。
 
イメージ 2こういう素朴な旨い物はパス出来ないのがこの仲間達です。
 
早速 売り子のおばちゃんに頼んで切ってもらい その場でお茶を片手に食べちゃいます。 身は絞まっているしその美味しい事
 
大満足でした。
 
 
 
二人とも 大学を出て割と早い時期にお見合い結婚をして 立派なご主人様と共に幸せな家庭を築いています。 子供は二人づつ、既に独立され孫も出来て 私のように子供なし 孫なしで命を繋がなかった女には 羨ましい友人なのです。
 
この日は 私が 大好きなコスモスの花が見たいと希望したので、コスモスの群生を探して南下しました。
 
イメージ 9女三人行かば何処までも。。。。
途中で工事の小父さんやら お仕事中の方にもお尋ねして 探し当てました。 コスモスのピンクの絨毯
 
 
 
 
 
 
 
 
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何と 前日までコスモス祭りがあっていたそうで、駐車場も整備してあり おまけに人が少なくて 好都合
イメージ 11写真は遠目が良い様で。。。
 
休耕地にコスモスの種を植えると、お役所から補助が出るばかりでなく、税金控除があるとかで 観光地としても蘇ります。
 
 
 
 
 
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お花も綺麗ですが 昔のお嬢さん方もお美しいです。 一人 横に成長しすぎなのが居ます。 
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とてものどかな風景でした。 2000万本のコスモスが植えてあるそうです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 14私は昔からコスモスの花が大好きでした。
宝塚が好きで好きな花を決めてそれに関する物を集まるのがひそかに流行っていたのですが、何故か私は地味なコスモスが好きでした。
 
コスモスは台風などで枝が倒れても折れたまま 直角に枝が天に向かって伸びて行くのです。 植物のしなやかな力強さに惹かれていたのでしょうか?
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コスモスの花の中に入ってみました。 かすかに花の甘い香りがします。
幸せな気分にさせてくれます。
 
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行き当たりばったりの旅ですから 食べ物は重視しませんでした。 それでも温泉を見つけて ビールならぬ お水で乾杯(二人ともアルコールはいけるのですが、車を運転する人が居るので遠慮しました)
 
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食事は素朴な物でしたが 地元の野菜が使ってあり、山芋の本物が摺って添えてありました。 これが美味しかった。
 
若い頃のようにもう量は沢山食べられなくなってしまいました。
 
健康の話一杯しましたそういえば私達栄養士さんの資格を一緒に取った仲間です。
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食事をした温泉の建物の外が素敵なたたづまいです。 秋の入り口です。
周りの樹が色づき始め、錦秋ももう直ぐの様子です
 
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女の一生も植物のような気がします。 輝いている若葉の季節が過ぎ、精一杯色づいてやがて枯れてゆくのです。
 
せいぜい良い枯れ方をして消えて行きたいものです。
 
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中学時代の同窓会が夜 行われるという会場近くに 恵子さんを降ろして、さらに麻利子さんは 私の滞在している母と妹の家にまで送って下さいました。
歩くのが苦手なのを よくご存知なのです。 持つべきものは友人です。
 
50年 一瞬にして戻ってしまった楽しい 一日でした。