昔 東京オリンピックがあった時 親戚の開業医をしている叔父ちゃんが オリンピックの選手団を運んで飛んで来る飛行機の、帰りのから便に乗り オリンピックの間中 海外を見物、研修して又 終わって迎えに来る便で帰ってくるという、昔流の洋行をした事がありました。 親戚中で だれも海外に出たことが無い、その叔父が最初でしたが 大してお土産話も聞かず、ネックレスだけ嬉しく戴いたものでした。
 
ずっと後になって私がニューヨークに赴任する時、その叔父が
米国にはホームドクターという制度があり、家族中の健康を預かっていて、耳が痛くなっても歯が居たくなっても、まず そのドクターに相談して 専門医を紹介して貰えるから、米国に行ったら 日本語の判る先生を探すように とアドバイスくれました。
 
弁護士と、CPA(会計士)と ホームドクターの3者は 必ず必要だと 教えられたとおりに、それぞれの先生方のお世話になり 暮らして 30数年 無事に何とか生きています。
 
今までのホームドクターは T先生が開業された時から お願いしておりファイルも 分厚くなっています。過去の病歴が総てファイルされているのです。 今年移転してからその先生に遠くなった事を話しましたら、 緊急時に 自分で勝手に病院に行くのでなく、ドクターから 病院に電話をして貰い、病状を説明又は 知り合いの先生に紹介して貰う為には、近くのドクターに日ごろ掛かっておかねばなりませんから。ぜひ2-3人 ドクターオフィスに行ってみて、自分に合うドクターを見つける必要がありますよ。と アドバイスを受けていました。
 
さて 日本語で(きりきり痛い) と (しくしく痛い) の 違いが判って下さるドクター
は何処に居られるのか? 周りの友人、知人に聞いてみました。評判も様々です。
この辺りでは 新患を受けないドクターや 65歳以上の誰もが持っているメディケア
の保険を取られないドクター、名前は日本語でも全く日本語が判らないドクターなど、かなり狭き門の様子です。
 
歯医者さんに薦められて お願いしているインプラントの専門医のビルに 日本語の女医さんをつけました。 でも 思い切ってお電話するまでに 2ヶ月掛ってしまいましたました。日本語の情報誌にも お名前が出ていましたし、ホームページをお持ちなので拝見しました。
 
ある日 元のドクターの定期健診に行きまして、看護婦さんの態度に酷く腹が立ちました。 これはいけない そろそろ潮時だと感じて 直ぐに行動を起こしました。
 
まず 健康診断と言う事で 新しいドクターのアポイントを取りまして 出かけました。フリーウエイには乗る必要はありませんが、時間帯に依っては家から20-25分掛かります。 オフィスはビルの2階にあります。
 
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此れは受付です。
そして ドクターです。気楽に応じて下さいました。
 
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先生は 30台後半とお見え受けします。 ゆっくりと現在の身体の状況、過去の病状など 聞いて下さいました。 一番 気に入った点 それは 9時ー5時のオフィス時間以外は ドクターの携帯に繋がると聞かされたことです。 此れは大変な事なのです、 日本でも急患の為に 夜中でも受け入れてくれる病院は 大変貴重です。
それをアメリカで あえて なさっている事に敬意を表してしまいました。出張中でも日本に行っている間でも繋がりますので、メッセージを残して下さいと 言われました。 この一言で 私は この先生に命を預けようと 思ったのです。
 
詳しい血液検査を受けるように薦められ後日 アポイントを取り 前夜から何も食べずに採血しました。 その結果を一週間 後に 伺いました。
日本語で データーに基づき 詳しい説明を受けて、ちょっと心配な点だけ 指摘され 処方箋を書いて頂きました。
 
事務所の写真 先生のお話をブログに書いて宜しいでしょうか? とお尋ねして 
ご許可を得ましたので 皆様にご紹介します。 
 
 
 
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看護婦さんと 受付の事務の方です。 お二人とも とてもフレンドリーで 感じの良い方ですし、質問にも気持ちよく返事が戻ってきます。
医療機械が 総て新しくて 迅速に 処置して下さいますので きてよかった と思います。それに 看護婦さんのユニホームがとても可愛いのです。
 
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先生は コーネル大学理学部をご卒業されて、マーシャル大学の医学部に入りなおして卒業されています。 米国での臨床経験10年を経て 独立されて 今日は丁度独立開業の一周年記念だそうで ファンの患者さんから大きな花束が届いていましたので 待合室の隅っこに飾ってありました。 ファンが多いそうです。 
 
実は コーネル大学はNYの田舎イサカという街にあり、私は2年続けて、夏のホテルセミナーに出かけたことがあります。 一年目は 全くの見学で実習用のホテル(スタットラー)に泊まり、セミナーに出ている友人を案内人に見物しただけ、翌年 会社に休暇を頂いて 夏期講習に3ヶ月出かけました。世界中から ホテルに働いている仲間達が集い、教授陣も 実際にホテルの幹部やその道の権威が 教壇にたっての授業で、とても役に立つものでした。 
 
先生とは (あそこの大学の図書館は 蔵書が凄いですね) などとお喋りもしました。
 
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これは まず 血圧や体温、体重を計ったりして下さるお部屋です。
 
 
 
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この日 お休みだったもう一人の受付の方です。 とても優しくて お年寄りには人気がありそうです。こじんまりしたオフィスなので 日系人、日本人 両方とも多いです。勿論 スタッフの方方は 日英両語で対応されています。 
 
 
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真ん中に ピンクの胡蝶蘭が入っています。 此れは私の大好きななお花です。
 
先生のOK取りましたので 興味のある方は
 
をご覧下さい。
 
貴女の命 預けられますよ。