土曜日の午前中は 働いていた頃の習慣で 敬老ホームにボランティアです。 姑や母に似た方々とお話をしながら、前日作った甘いものを提供して喫茶室で働くことは 私自身 とても心温まる時間です。引越しで家が少し遠くなりましたが、土曜日はフリーウエイもすいていますし、 頑張って朝 出かけます。仲間が素敵な方々ばかりです。それも 長年続いている理由かもしれません。 自宅の裏庭で出来たという葡萄を持ってきて下さったり、にほんからのお土産を頂いたり、そのお心使いが嬉しくて、ボランティアに行くようなものです。
終わったら まずは 腹ごしらえ、少し ぼけていますが小東京にある日系のホテル
の中のレストランの レディースランチです。 4人で行きました。 こういう時は味より仲間とのお喋りが第一、 中のお一人が 一度寄ってみたいレストランっておっしゃったので此処に決めました。 丁度 二世週祭の真っ最中で 女王候補の皆さんも食事に見えてました。
ゆっくり 落ち着いてお喋りするには 最適な場所でした。
お仲間は 美人ばかりです。 もう一人 お若い方が敬老からの運転をしてくださいました。
その後 小東京の二世週祭を覗いてみました。 昔は 日本人、日系人が日本の文化、習慣が懐かしくて 若者達(二世)が始めたものだと聞いています。
お茶、お花、盆栽などの 趣味のグループがデモをやってくださったり 展示会場が
日米文化会館で開かれています。 一部 東洋趣味のアメリカ人が来る程度で 日系人が多かったのですが それらの師弟は アメリカ文化にすっかり同化してしまい、最近は アニメブームで アメリカ人が アニメの格好をして お祭り気分を楽しみにきているという感じで、すっかり 様変わりしています。
食後にお茶しましょうという提案についてゆきましたら、何とお茶室!!
お仲間のお一人が表千家をなさる方だったので、そのお手前のお部屋行く機会が出来ました。何と本格的なお茶室が出来上がっており、沢山の見物人がおり、我々はお茶券を買っていただいて、見学 お手前の後 で 上品なお菓子とお抹茶を頂きました。 久しぶりで とても美味しかったです。
拝見しましたら、スタッフの方々は 夏物の置物をお召しになって、足袋まで 履いて
一人ひとり 丁寧にお茶を出して下さっていました。 こういう静かな時間もあったのです。 (仕事は人の器を作り、趣味は人の風格を作る) とか申します。
引退しましたので 趣味に生きるのも大切かもしれません。
次に お花をなさっている 友人の先生が出品されているというのでその会場に行ってみました。 豪華なすばらしい作品が並んでいました。 それに珍しいお花や 樹を使ってあって 飽きません。 昔に比べて 作品の数は少なくなったようですが、どの作品も 直ぐに応接間のテーブルに置いたら すばらしいだろうな というようなものばかりでした。 昔 フラワーデザインの勉強にやってきたのがアメリカとの付き合いの初めでした。 花の感触を思い出して楽しい時間でした。
ご一緒して下さった お仲間です。 お陰さまで 日本的な雰囲気を味わいました。
しかし 広場では 若者のバンドが大きな音を立てていました。 このお祭りも何時まで続くのでしょうか?
小東京はコンドミニアムや 新しいアパートが続々と建ち、住民も日本人よりアメリカ人が増えてきたそうで、週末の夜は 遅くまで賑わっているそうです。