夫は自分が何かをしている最中、他人に関与されることを嫌います。
例えば、パソコンで書類作成をしているときに、
後ろから逐一「○○という言葉を××に直して」などと指示されると
混乱して作業がストップしてしまうのです。
それは恐らく、アスペルガー症候群の特徴のひとつである
“複数のことを同時に行うのが苦手”ということに起因していると思いますが、
夫の場合、原因がもうひとつあるようです。
そもそも“指示の意味がわからない”のです。
夫 「今日、夕ごはん作りたい!(`・ω・´)」
私 「なに作ってくれるの?」
夫 「鶏とか煮てみる!(`・ω・´)」
~料理開始~
私 「なにで味付けするの?」
夫 「しょうゆとみりんと砂糖と・・・」
私 「砂糖を使うなら一番最初に入れてね^^」
夫 「なんで? なにをいつ入れてもほとんど同じ味だけど・・・(´・ω・`)」
私 「砂糖の方が染みこむのに時間がかかるからさ^^」
夫 「でもほとんど味変わらないよね・・・(´・ω・`)」
私 「・・・(^-^;)」
夫 「それより一番最初っていつ? もう鶏煮てるけど・・・(´・ω・`)」
という感じで、ひとつの指示を受けたあと、色々と考えこんでしまうのです。
指示の意味がわからない・・・
↓
ちゃんとやってるのに注意された気がする・・・
↓
反論したいけど、作業終わらせなきゃ・・・
↓
結果が同じなら過程なんてどうでもいいんじゃないの?!><イライラ
もはや作業が出来なくなるくらいに、無駄なエネルギーを消費してしまうのです。
だから、夫の一日主夫が決定したとき、私は夕方まで外出することにしました。
家にいても良かったのですが、たぶん夫が私の視線を気にすると思ったので。
私の姿を物理的に見えなくした方が、
夫が本来持っている能力を発揮できるような予感がしました。
夫にとっての理想は、
「作業内容(5W1H)」と「大目標」を、作業開始前に明確化することです。
「作業内容(5W1H)」と「大目標」を、作業開始前に明確化することです。
それに気付いてから、大事なことは全てメールで伝えるようになりました。
件名 : アスペルガー症候群豪州版スケールを送りました。
件名 : アスペルガー症候群豪州版スケールを送りました。
夫くんが私に話してくれた小さい頃のエピソードをまとめて添付しました。
〈誰が〉 夫くんが
〈いつ〉 今度の金曜日までの調子の良いときに
〈どこで〉 自宅パソコン前で自分のパソコンを使用して
〈何を〉 添付ファイル(豪州版スケール)の修正・添削を
〈どうする〉 添付ファイルを開いて、思い出したエピソードを書き加える。
〈なぜ〉 下記〈大目標〉参照
〈大目標〉 夫くんの両親にアスペルガー症候群の特徴を理解してもらう。
(小さい頃のエピソードを例示することで効率良く説明できる。)
「アスペルガー症候群 豪州版スケール(ASAS)」は、
アスペルガー症候群の行動特徴が細かく列挙されているものです。
例えば、「言われたことを、字義どおりに受けとることがありますか?」
という設問に対して、夫が次のように自分の体験談を書き込みます。
「小学生の頃、母が“猫の手も借りたい”と言った。
だから自分は“にゃ~(=^・ω・^=)♪”と鳴いて母を喜ばせようと思った。
そしたら、“そんな猫は要りません!!”と母に怒られてしまった。」
その書類を見ながら、夫の両親に説明していけば、
アスペルガー症候群について短時間で理解してもらえるのではないかと考えて
準備してみましたという話です。
「大目標」はともかく、「5W1H」を細かく書かれたら
逆にわずらわしいのではないかと思い、夫に聞いてみたのですが、
「これくらいでちょうどいいよ o(*^▽^*)o♪」とのこと。
みんながみんな夫のマイルールを尊重してくれるわけではないので、
夫自身も受け身ではなく「5W1H」や「大目標」を相手から引き出す
“聞く技術”を身につけて欲しいな~と思う今日この頃ですが、
夫婦間の意思疎通には明るい兆しが見えるようになりました( *^▽^*)人(*^▽^* )