●　すぐに心が折れてしまいやすい子どもへの接し方

こんにちは＾＾　野田祐佳里です。

今日は毎週通っているパーソナルトレーニングの日でした。

若い頃は、特にケアをしなくても、あまり不調を感じませんでしたが、

この年になると、昨日ストレッチしたところが

翌朝には硬くなっていたりして、

マメに油を差したりなど、メンテナンスしながら古い機械を使うように、

自分の身体も使っていかないとな…と思っています。

パーソナルトレーナーさんとは、子育ての話をすることもあり、

ご兄弟の方が子どもの頃に、

野球を始めても、ちょっとボールが当たったのがイヤで辞めてしまったり、

高校に通い始めても、分かっていた長距離通学がしんどくなって

辞めてしまったとのことで、

こういうタイプの人には、どう接したらいいんでしょうね

と聞かれました。

不登校やひきこもりになるようなお子さんは、

このようなタイプが結構いるのかなと思います。

わが家の息子も、最近学校が少しずつ楽しくなってきたようですが、

寮生活で朝から寝るまで友達と一緒に居るような

濃い人間関係の高校生活から、

自宅からの長距離通学の生徒が多く、

授業が終わったらすぐに帰ってしまう

人間関係が希薄になりがちな大学生活に

面白さを感じられなかったようです。

（息子が高校の時の塾の先生に、大学がつまらないと話したら、

高校時代が濃すぎたからねと言われたそうです(笑）

ついこの間までは、

（人間関係が面白いと期待して大学に来たのに）

何のために大学に来たのか分からないし、

英語の勉強したいなら、バイトしながらネイティブキャンプとかで

自分でやろうと思えばできるし、辞めようかな

などと言っていました。

辞めるという言葉に捉われると、

すぐに心が折れてしまいやすいタイプ

ということになりますが、

感受性が強く、感情に振り回されてしまいやすいタイプ

と言い換えることができますね。

息子が不登校になる前の私だったら、

そんなことで辞めるなんて、もったいないとか、

そんなことで辞めていたら、仕事も続かないよ

みたいなことを息子に言っていたと思いますが、

以前の私のように正論だけを言っても、

息子にとっては、振り回されるほど強い感情の行き場が

なくなってしまうのですね。

息子の話を、

どうしてそう思うのか？とか、

感じてイヤなのか？などを聞いていくと、

自分の中のぐちゃぐちゃな思いが整理されていくようで、

今の状況が面白くないなら、どう面白くすればいいのかが、

自分で考えられるようになっていました。

UMIの卒業生の方は、UMIカウンセリングと同じだと

気づかれたと思いますが、

聞き手の親側の気持ちが整理されていないと、

イライラしてきて、このように根気強く聞くことができませんよね。

そのタイミングで息子に、

春休みにやっていたファミレスの皿洗いのバイトと、

家でネイティブキャンプで英語の勉強する日々を想像してみたら、

楽しくなりそうだと思う？と聞いてみると、

今よりも人と接する機会が少なくなって

面白くなさそうと言い、

とりあえず大学を辞めたところで、

息子が期待するような楽しい生活が送れる訳ではない

ということに気づいたようです。

息子だけでなく、UMIの受講生さん達を見ていて思うのは、

自分の気持ちを吐き出して、自分で気づいたことというのは、

抵抗感なく自分のマインドを変化させることができる

ということです。

腑に落ちない他人からのアドバイスや正論は、

違和感や反発心を感じたり、

頭（顕在意識）だけの理解になって心がついていかない

となってしまいがちです。

UMIのカウンセリングや講座は、親御さん自身が

自分の気持ちを吐き出して、自分で気づけるお手伝いをしています。

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