● 不登校の子が自分から外に出ていくきっかけに思うこと
こんにちは^^ 野田祐佳里です。
息子が一人暮らしを始めて、一週間ちょっとが経ちました。
大学の選択科目をネット上で登録する履修登録も始まり、
大学からもらった冊子を見たり、知っている先輩に聞いたり、
みんなのキャンパスという情報サイトなどで、評判を調べたりと、
パソコンとにらめっこしているようです。
情報サイトには、授業の評判だけでなく、単位の取りやすさ
授業中は何をしていても大丈夫とか、
テストは持ち込み可などと書いてあるそうで、
便利な時代になったと当時に、調べる手間も大変だなと思います。
そこにこれまでやってこなかった自炊と食材の買い出しが増え、
かなり大変なようです。
そんな経験をして、これまで食事を作ってくれた
高校の下宿の管理人さんや親に、感謝とよくやっているよなーという
思いを感じているようです。
横浜と仙台の男子2人から、料理の相談や作ったものの写真が届きます(笑)
さて、今日の本題になります。
先日のこちらの記事と関連した話になりますが、
不登校の子に外に出かけてほしいと思うけど、
なかなか外に出てくれないという親御さんの悩みについて
書いてみたいと思います。
私自身も、UMIを受講する前は、
外に出ていけるようになれば、
徐々に学校にも行けるようになるのでは…
と思っていたので、
夕方にコンビニへ散歩に誘っていましたが、
それをきっかけに元気になったり、
前向きになることはなかったように思います。
本人が行きたいから行っているわけではないので、
自分軸を取り戻したり、心の充電ができないからだということに
UMIを学んで知りました。
別の表現で言い換えると、
周りに促されたり、周りの人に気を使って出かけても、
自分軸を取り戻したり、心の充電はできないのですね。
わが家の息子も、最初に行ったフリースクールに行くきっかけとして、
当時やっていたモンハンというゲームの相手がいるよと言って
誘ったのですが、
期待したような相手がいなかったり、
フリースクールでは午前中はゲーム禁止となっていたりと、
息子が思っていたのとは違ったようで行かなくなってしまいました。
その後しばらくして、わが家の沿線で、
モンハンを一緒にお店の人がやってくれるゲームカフェを見つけて
半日くらいお世話になって、レベル上げに協力してもらったりしていました。
それから、モンハンオフ会という社会人の人が主催している
リアルで一緒にゲームをするサークルのような場所を見つけて、
毎週のように通っていました。
息子が小学生ということもあり、
主催者の方には配慮していただいていたと思いますが、
小5の息子と社会人の方とはかなり年齢は違っていても、
共通のゲームやアニメの話ができたりと、
とても楽しい時間を過ごしていたようです。
当時の息子にとっては、同じ年代ということよりも、
共通の趣味というのが人と関わるきっかけとして必要だったように思います。
そんな時間を数か月過ごして、
息子の興味はモンハンからレインボーシックスシージという
FPSゲームに変わり、モンハンオフ会には行かなくなってしまいましたが、
しばらく行かなくなっていたフリースクールが気になっていたようで、
また行ってみようと思ったようです。
そのフリースクールで、
共通のゲームをやっている大学院生の先生と仲良くなったのも、
好きなことや趣味で仲良くなる経験をしていたからかもしれません。
ついつい私達は、家族以外の人と関わりを持ってほしい
と思ってしまいがちですが、
学校に行っていない自分のことを否定せずに、
自分の興味のあることや楽しいことを話せる人は
家族でもいいと思います。
家族(特に親)とそのような関係ができれば、
家で楽しく過ごすことができて、心の充電ができますし、
外に出ても同じように趣味や好きなことで人と繋がることができるからです。
進路のことや外に連れ出そうとする前に、
まずはお子さんと、お互いに好きなことについて話してみるといいかもしれません。
応援ありがとうございました^^