● 再登校した子どもの親御さん達を見て感じること
こんにちは^^ 野田祐佳里です。
この週末は、息子が通う北星余市高校の親の会が
オンラインで行われました。
不登校や問題行動を経験したわが子を、
北海道に送り出すことに不安を感じたり、
自宅から通う学校とは違って、学校の状況が分からない
親御さんも多いので、
PTAの各支部が保護者の疑問や質問に答えたり、
情報共有できる場として、
親の会を開催しています。
私も息子が1年生の頃は、
なんせ普通の学校とは色々なことが違って、
勝手が分からないことが多かったので、
先輩の保護者の方々の話がとても参考になりました。
あっという間に息子は3年生になり、
これまでの行事や学校の様子を、新入生の方々に
お伝えする立場に私もなってしまいました。
今回の親の会で話題になっていたのは、
6月上旬に行われる強歩の保護者のお手伝いや
実際に歩く子どもの持ち物や服装、道具などについてでした。
※ 強歩とは、30km、50km、70kmの中から、自分で選んだ距離を
ひたすら歩く行事です。
こちらの去年の写真のように、北海道の山や森などの中にある
アップダウンのある道を延々と歩きます。
子どもの持ち物や服装について、
傘をさして歩くのは大変だから、レインコートやポンチョのような雨具がいい
靴下は五本指ものを履いた方が疲れない
靴は履きなれたものの方がいい
50㎞、70㎞を歩く子は、学校が設置した休憩所がない区間も歩くので、
コンビニで休憩する時のための現金を持って行った方がいい
などといった話が出ていました。
話を聞いていた保護者の一人の方が、
あまり親が色々言うと、子どもに嫌がられたり、
過干渉になってしまうから…
と言われていました。
不登校の原因の一つに親の過干渉があって、
子どもの自主性が奪われているという話もあるので、
皆さん、試行錯誤しながら、わが子と関わっているように感じました。
ちなみにわが家の場合ですが、
息子とは話をする機会が多いので、
こんな話を聞いたよーとか、
〇〇らしいよー
などといった情報をシェアするような話はすると思いますが、
それを聞いて息子がどのような選択をするかは、
さほど気にならなくなったように思います。
息子が不登校になる以前の私は、
息子が小さくやんちゃだったこともあり、
私が正しいと思ったように、息子に行動させないと
とても不安でした。
息子に対する不安感が軽減するまでは、
不安感を抱えながら、接し方をあれこれ頭で考えるのは、
かなりしんどかったように思います。
親自身の不安感を軽減してから、子どもに関わると、
子育てってこんなに楽になるんだな…と感じた親の会でした。
応援ありがとうございました^^