● 不登校のわが子を励まそうとしても、自己否定をされて落ち込みます
こんにちは^^ 野田祐佳里です。
今日は母の日ですね。
母親にとって一番ありがたいプレゼントは、
家族が何だかんだ言いながらも、幸せに暮らせている
ということなのかなと思います。
かと言っても、何も問題がない人生はないと思うので、
その問題をどう捉えるかによって、
当たり前に身近にある幸せを感じられるかは変わってくるのかなと
思います。
お子さんが不登校やひきこもりになると、
どんな声がけをすれば動き出してくれるのか…と思って、
良かれと思って言ったつもりが、
お子さんを不機嫌にして逆効果だった…
ということはありませんか?
先日のマスターコースの勉強会でも、
そのようなやり取りをして、ブルーになった…
という出来事をお聞きしたので、
皆さんの参考になればと思い、こちらでシェアさせていただきますね。
Sちゃん、ブログでのシェアをOKしてくださり、ありがとうございます。
Sちゃんは、新卒で勤めた会社の友達と久しぶりに会って、
年齢を重ねても、前向きにチャレンジしている姿を見て、
キラキラしているように見えて、
いくつになっても、チャレンジできるんだな…
と励まされたそうです。
そして、不登校になって、なかなか動き出そうとしない息子さんに、
あなたもこれから色々したいことがあればしてよー!応援するから。
と言ったところ、
息子さんに
頑張ろうと思えて、努力できるのは能力だ、自分にはその能力がない。
と言われ、
Sちゃんはショックを受けて落ち込んだのと、
いつまでこんなことをこんなことを言っているんだろう?
今の生活を続けて、どれだけ休めば気が済むの?
納得できないような怒りが湧いてきたそうです。
そんな時は、まずSちゃんが感じている怒りや不安、焦り
自分の気持ちが分かってもらえないもどかしさ
をしっかり感じる必要があります。
自分の気持ちの根っこを感じることができると、
自分が感じていたものは、息子さんも感じていたものだった
と気づけるようになっていきます。
上手くいかないことがあって、落ち込んでいると、
上手くいっていて、幸せそうな人と関わったり、
そのような人と関わるのがしんどくなってしまうことはありませんか?
わが子が不登校になると、普通に学校に行っているママ友とは
会いづらくなるのが分かりやすい例だと思います。
上手くいっている人と、上手くいっていない自分と比べてしまって、
自分はダメだと劣等感を感じて辛くなったり、
どうせそんな人には、自分の辛い気持ちを分かってもらえないだろう…
と心を閉ざしてしまうのですね。
そんな時に癒しになるのは、
前向きにさせるようなアドバイスや励ましではなく、
辛い気持ちを否定せずに、受け入れてもらうことなのですね。
ですが、わが子のネガティブ発言を聞き続けるのはしんどいですよね。
UMIのカウンセリングや講座では、
お子さんの辛い気持ちを否定せずに、受け入れられるように
まずは親御さん自身の心のお掃除に取り組んでいます、
応援ありがとうございました^^