NOTICE ME・・私に気づいて〜デフ・ヴォイスより | 観音様とのお約束、高津天心ブログ

観音様とのお約束、高津天心ブログ

な~んの縁か、江戸川の地で観音様から光を当てていただけるようになりました。
少しでも神様のお役に立てるように、自分が日々感じた事を文章にしてみようと
思いました。
高津理絵さんから公認された御心カウンセラーです。

お母さん
お母さん

と道で転んだ男の子

お母さん
お母さん

と叫んでも


振り向くことのない後ろ姿に
叫ぶのを諦めて
自分で立って
また
母親に向かって走っていく


子どもの異変に気づいた
母親は心配そうに
息子を見つめ


も〜仕方ないわね
って感じで衣服を払って息子を
優しく気遣って


また
手を握り合って何事もなかったように
歩いていく親子


なぜ
母親に息子の声が届かないのか

なぜなら
母親はろう者だから

NHKドラマでの
ワンシーン

自分の声、想いが
相手に届かない

人って厄介な生きモノですね。

その厄介さが
殺人事件にまで発展し、それに多くの人が
関わり合って、踊らされ、その結果
衝撃的な結末を迎えることになる。

私的に
久しぶりに心が震える
ドラマでした。


CODA(コーダ)
children of deaf adults
耳の聞こえない親を持つ子供

喋るというごくフツーのコミュニケーションが
取れないから、手話であったりいろんな方法で
コミュニケーションを取る人達がいる。

お互いが同じならそこに波が立つことは
少ないのかもしれないけど
片方は聞こえない、でも相手は聞こえる、
それが家族という小さな
枠組みの中で共に生きていくことの難しさ。

ドラマでは健常者の息子は
耳の聞こえない親と、耳の聞こえる人達との
間に入って手話通訳をしてきた。
その生活の中でいろんな切ない経験を
していく中で、そういった人達に対する心の
葛藤を持ちつつも強く生きてきた。

大人になったけど
家庭、仕事がうまくいかず離婚、離職
をして自分の人生どうなんだろうと
思っていた所に
手話通訳の仕事が舞い込んで来ることから
ドラマの速度がましてくる。

伝えられないこと
伝わらないこと

お母さん
お母さん

と叫んでも自分に振り返ってくれない
母に対する息子の気持ち
😟😟😟😟😟

私の他界した母

幼き頃の思い出っていうと
いつもヒステリックにキレて大きな声で
子供を叱りつける。
デパートに買い物に行っても一つ上の
姉と洋服を選ぶ時、姉が母の選ぶモノが
気に食わず、アレヤコレヤと時間がかかると
大きな声でキレはじめ、周囲が騒然となり
それを遠くで見ていた私はそうなる状況に
自分が置かれるのが嫌だったので
母の言うことには全てYES。決して自分の
意見を言わない少年でした。

でもそれが仇となって
〇〇ちゃんはいつもお母さんの言うこと
聞いてくれるのになんでおねえチャンは
いつもお母さんの言うことが聞けないの?
🤨😡🤨
っていう流れになり、〇〇ちゃんはずるい‼
と、姉から叱責されることになり

私家族の中で知らないうちに
幼い頃は
母の顔色を伺い、何か言われても決して
逆らわない、自分の意見を言わない、
言えない男の子でした。

母との力関係が逆転してきたのは
高校卒業し大学生になってから。

そこから時代は流れ流れ
あんなにパワフルだった女性も
己のカルマの精算という試練に
呑み込まれ・・脳の難病のため
最後は寝たきり、胃瘻、そして2年前に
最期を迎えることとなりました。

最後は要介護5となって
施設で寝たきり状態でした。

施設でもう話すという機能がほぼ
失われていたので

聴こえるけど話せない

っていう
ろう者の逆パターンでした。

こちらからの問いかけに
言葉にならない
ただ奇声で答えるだけ

だから
母が何をして欲しいのか
母がどう思っているのか
どんなことを伝えたいのか

こちらはゲスするだけで
本当の母の気持ち、思いは分かりません
でした。

私は母がもう死期を悟っているのが
感じ取れたので
もう何も言うことはないって覚悟を決めて
いたんだって思っていました。

母があの世に旅立って以来
私の生活はそれまでと変わらず
母の三回忌も終わり、今では残された
父のことの方が心配なんですが
あと数日で一年が終わっていくという
中で今回のドラマが気になって
録画しておいたのを観たんですが
これも何かのお導きだったのかな
🤔🤔🤔

ドラマに感化された結果
自分と親との関係性っていうのか、
ま〜私もいい年になって、自分があの時の
両親と同じいやそれ以上の年になって
あの頃の父母のことを思うと

今になってよーやく分かる
母も母親である前に一人の女性
であったこと。そして

ああいう風にしか
生きられなかった

ということ。
私が今こういうふうにしか生きられ
ないように母も父も
きっとそうだったんでしょうね。

母が生前元気なころ
小さい時の母との思い出は怖かったっていう
ことしか覚えていない

って
冗談半分に母に言ったことがあったんです。

今にしてみればなんて親不孝な
ことを言ってしまったのだろうって
思うんですが😥

私は子供の頃母にもっと
色々と自分の思っていること
やりたいこと、もっともっと伝えたかった。
でも
できなかった。

叱られる
怒られる
失望させる

って強くそう思い込んでいた。
それが未だに私の中に縛りとして存在して
いい大人になった今でも
私がすることに少なからず影響を与えています。




でも
母の立場にたてば

私がそう思っていたことに
気付けなかったことをあの世で寂しがって
いるのかもしれない。

それに

喋れなくなって介護ベッドで寝たきりに
なっていた時、母は母で自分の思いを
伝えることができなくて寂しい思いを
していただろうに
家族なのにそれに気づいてあげられなかったんだ
て、今更ですがそのことが心に重く
のしかかって心を鷲掴みにしてくると

ただただ申し訳ない

お母さんごめんねって
思う。

ドラマを見ながら涙が溢れて
止まりませんでした。

自分の想いを伝えることって
健常者でもろう者でも関係ない

言葉を話せても
ちゃんと想いを伝えられない人のほうが
自分も含めて多いのではないで
しょうか
特に優しさや愛情という面において


そして

何よりも
相手のことを気づいてあげられるか
ということ

自分のこと見て、考えて、助けて
わがまま聞いてってアピールする能力だけ
強くなって

本当に大切な人の存在
優しさに気付けない

それって
自分が周囲に生かされている
ということに

疎くなっているのでは
ないのでしょうか・・

ドラマを見ろと動かされ
大切なことに気づけと観音様から光が
当たったように思います。

私が目指し、頂いた
カウンセラーというお役目。
まだまだ他人さまのためにそれを
果たしているかといえば答えはノー
ですね
😥😱😥

でも自分が気付かされるような
瞬間、経験を、神様から頂いた
スピリチュアルな感性で周囲の人にも
助けを求めてくる人にもして欲しいと

私の来年に向けての課題に
光が当てられたように思います。

他人様を丸ごと救おうなんて
無理なんです。

でも
手助けはしてあげられる

ヘルプしてあげる
良き方向に自分で進んでいけるように
力を貸すのが私のお役目


そんなことが
稲妻に打たれたように
私の心に入ってきました。
🤔😁😁

ちょっと違うけど

🎶


ブリットニースピアーズのEverytimeという
曲の歌詞
が今ふと脳裏に流れてきます。

私に気づいて
こんなに愛しているのに
離れていくあなた
一人でやっていこうとしても一人じゃなにも
できなくて、
自分が小さくなっていくのを
感じていくの
だからあなたにいて欲しい
あなたをいつも夢に見る
あなたの顔を見るとどうしようもなくなる
だから私のそばにいて欲しいのに

ブリットニーは自分から心が離れていく
彼氏に向かってここにいて欲しいと
切な想いを打ち上げるのですが
その彼氏には届かない

言葉が話せても
自分の思いを言葉にして伝えられ
ないのは何かを失うという不安が
思いの伝達を躊躇させる

人って言うのは
本当に厄介な生きモノなんだって
思いますね。
🤔🙄🤔

にしても
NHKドラマに感謝です。


観音様とのお約束です。