岡山後楽園は旭川の中州にあります。
お殿様はいい場所を選びますね。
後楽園の南門を出て月見橋を渡ると岡山城に行けます。
徒歩５分くらいでしょうか。
旭川にかかる橋を通行中。
白鳥のボートの他、桃のボートも
あって岡山らしいです。
このくらいの距離で観ると
黒と白と金の、渋くて
すてきなお城に見えます。
橋を渡り、岡山城側から後楽園を見たところです
石垣の真下から見た岡山城も
青空に映えて美しかったです。
次の写真で
お城の形がまっすぐではなくて
石垣も鈍角に折れ曲がっているのが
おわかりいただけますか。
お城の形が不等辺五角形になっているそうです。
(初めて聞いた図形の名前)
お城の右にある門から中に入ろうと思ったら・・・こちらは出口オンリーになっていて
GW期間中は右手方向にぐるーっと遠回りをして
入るようになっていました。
はぁ～、と思わずため息をつきます。
途中、月見櫓がありました。
江戸時代のものが現存している
そうです。
この櫓の窓からお殿様が月見をしたとか。
はぁはぁ…
ようやくお城の入口に近づきました。
こちら側から見ると
石垣が少なくて
黒い、お城風の現代的なビルに見えます。
(個人の感想です)
戦災で焼失し、1966年に再現したそうです。
黒いお城なので烏城とも呼ばれています。
2年前には令和の大改修が行われ
ピカピカになったから
ビルに見えたのでしょうか。
さっきの写真のお城が美しいと思ったのは
不等辺五角形の角が見えたのもあるかもしれませんね。
エレベーターを利用して上に登るので
楽といえば楽です。
途中階には城主の装備品や歴史資料などがきれいに展示されていました。
天守の最上階から
後楽園が見えましたよ。
お殿様は
早くあそこでゆっくりくつろぎたいものだ
と思っていたのでしょうか。
山も見えて絶景です。
様々な色合いの緑がとてもきれいです。
GWでしたが
そんなに人が多くなかったのがご覧いただけると思います。
このあと市電に乗って岡山駅に戻る予定でしたが
方向音痴の私たちは城内のマップを見ても電停の方向が？？？
そばを歩いていた
かわいい2匹のワンちゃんを散歩させている
おしゃれな男性に道を聞きました。
絶対地元の人だと思ったのですが
車で遠くからいらしていて
徒歩の道はわからないそうです。
またまたマップを見て首をひねっていたら
その男性がわざわざ戻ってきて
お城の入口にいる人なら絶対に分かるので尋ねると良いですよ、と言ってくださいました。
なんと親切な人なんでしょう。
上の写真の右奥からお城に入ってきたのですが
電停へは左に曲がって川沿いを歩いていく、とお城の人に教えてもらいました。
GWのイベントを川沿いでやっていて
露店も多く出ていてお城よりも賑わっていました。
さて城下電停に到着です。
時刻表があるのかないのか
到着した市電がここで長く停まっていました。
身体の不自由な方の乗車をゆっくり待つ運転士さんのアナウンスが優しくて
のんびり走る市電の雰囲気も良かったです。
結果論ですが
最初に市電を利用して岡山城に行ったほうが
城内で遠回りすることなく
効率的に岡山城と後楽園をまわれたのではないかと思いました。
後楽園にうまくタクシーがいて
岡山駅にすんなり戻れるかは
別問題ですが。