日本中の神様が年に一度

出雲大社にて

一堂に会するという、神在祭




たくさんの神様でごった返している

(であろう)

出雲大社にレッツゴー!です




その前に


神様方が出雲の国に最初にお着きになる、

『稲佐の浜』に足を運びます





近年「お砂取り」の儀式?イベント?が

広く知られ定着したのか、

出雲大社の中にある『素鵞社』には

ながーーーーい列ができていますが、

稲佐の浜の駐車場も

駐車待ちの車で列ができていました



誘導してくれる係の人がいて

脇道に入りしばらく待って

空いた駐車スペースに車を停め、

稲佐の浜へ向かいますが


人の多さにびっくりしました



広い砂浜には『弁天島』と呼ばれる

大きな岩があり

鳥居が建てられ

豊玉毘古命(とよたまひこのみこと)』が

祀られています


神仏習合の頃は『弁才天』さまが

祀られていたとのこと



ちょっと話は逸れますが


「豊玉毘古命」は

初代天皇「神武天皇」のお祖母ちゃん、

「豊玉毘売(ひめ)命」のお父さんで

(ということは神武天皇のひいじいちゃん?)

 

二人は親子でこの辺りを統治していたらしい


この地に縁のある、海の神様です



そして「弁才天」は

ヒンドゥー教の女神「サラスヴァティー」が

仏教に組み込まれて技巧や福徳の仏になった

元々は河(水)の神様で、


本地垂迹によると海上神宗像三女神の一柱である

市杵嶋姫命(いちきしまひめ)と同一視され、

島や湾の入り口に『弁天社』などとして

祀られることが多かったらしい




廃仏毀釈によって弁天さまから

豊玉毘古命へと祀る対象が変わったけど

島の名前は『弁天島』のまま



神仏習合とか廃仏毀釈とか

人の勝手で

ほんま迷惑やな、と思う



でも多分、あそこにいらっしゃる神様は

今も昔もずーっと同じ神様で


まだ浜から遠く『沖ノ島』と呼ばれた島で

ある時は行き交う船を見守り


「弁天さま」と呼ばれたり

「豊玉毘古命」と呼ばれたりしながらも


年に一度集う神様方を出迎え、

海の安全を見守って下さっているんだろう



と、思います


今は昨今急に増えた観光客に

びっくりされているか

喜んでいらっしゃるのか





神様にとっては

呼び方なんて

どうでもいいのかな






できるだけお社に近いところのお砂を

用意していた袋にいただいて

稲佐の浜を後にしました




次こそいよいよ出雲大社に、、、!