○○からの逃走
「走れ!!絶対後ろふりむくなよ!!」と。
手を引っ張られて。
ドキドキしながら走った。
午前4時の青山霊園前。
酔っ払った大人の悪ふざけ。
後ろには何にもない。
追いかけてくるわけでもなく。
50mぐらい突っ走ったところでの。
「うっそ~」。
そんなん。
信じるほうがバカやけど。
私ビビリやし。
その人。
霊的なものたまに見えるらしいけん。
完全に信じてしまって。
深夜に全力疾走してしまった。
私そういうの全くもって見た事ないから。
なんとも言えんけど。
本当にあるんでしょうかね。
てか何で。
見えないものが怖いんでしょうかね。
ってかそういう霊的なものって。
神様とかは信じないくせに恐れるもんなの?
なんたって。
日本って無宗教みたいなもんやん?
神とか仏とか。
はたまた教祖様とか。
信じてる人は信じてるけど。
私は。
信じてないな。
実際さ。
そういう存在があった方が楽やと思うんよ。
「神のおつげじゃ~」みたいなん。
従って生きていくって。
自分で決めんでいいけんさ。
楽やと思うんよ。
逆にね。
そういう縛りがないってことは。
『自由』ってことやん。
響きはいいけど。
自由って実際つらいことやと思う。
エーリッヒ・フロムさんの。
『自由からの逃走』やっけか。
なんかそんな本の中でも言われとるらしいやん。
読んでないけど。
選択するって。
自分で決めることって。
めちゃくちゃ大変なことやと。
私は思うのです。
なぜならば。
自分で決めたからには自分で責任とらないかんから。
誰かのせいにはできんから。
最近…でもないけど。
スピリチュアルとかはやっとるやん。
あとハウツー本とかさ。
あれってそーいうことやと思うんよ。
誰かに教えを請いたいという願望。
無意識にあるんやと思う。
それがいいんか悪いんか。
私には良く分かりません。
私だって。
そういうもんに頼りたくなることは多々ある。
ただ無宗教なこの私は。
せっかくやから。
この『自由』というやつと。
戦ってみたいと思う。
フロムさんは。
「人間って完全に自由にされると逆に困るねんで~」って。
関西弁で言ったかどうかはともかく。
そのようなことを著したらしいけど。
そんな達観をするには。
まだ私は若い。
だから自分で悩んで答えだして。
失敗したら。
自分のばかやろうって反省して。
悩んで悩んで生きていこう。
「生きていこう」とか言ったら。
ちょっと規模がでかすぎるけどさ。
自由から逃げない人になりたいと思うのです。
こんな国に生まれたからこそ。
わざわざ神様創ったり。
何かに頼ったり。
したくないのです。
自分の足で歩んで行きたいのです。
まぁこんなこと言ってますけど。
青山霊園前を『何か』から逃走していたときの私は。
「神様助けて~!!」と。
心の中で叫んでおりました。
…まだまだですな。
