「どうぶつしょうぎのほん」に載せたライオンマーチ。
相方の藤田さんの昨日のブログ。

どうぶつしょうぎは私の将棋の教え方のひとつの形。
「まったく知らない人からでもはじめられる将棋のメソッドを作りたい」
ずっとそう思いながら将棋を教えてきて、藤田さんのイラストに出逢って、
いままでの経験と工夫をつめこんで、ひとつの結晶になったもの。

その思いを、表現の仕方を、「どうぶつしょうぎのほん」に書くことができました。本をだせてよかった!!

将棋をたくさんの人に広めたい。
そう願っても、ひとりの力で教えにいくのは限界があります。
「だれでも将棋を教えられるツール」としてどうぶつしょうぎが世に広まって、たくさんの方に愛されて、使ってもらえて、とても嬉しいです。
そして、その方々が、どんどん広めてくださったら…!!

最近は、体育館で100人、200人とまとめてこどもたちを教えることが多くなり、そういう意味では、たぶん自分で将棋(どうぶつしょうぎは将棋のこどもと考えています)を教えたのは今年だけで5000人は超えてるんじゃないかと思います。
(1日に幼稚園で70人+120人と教えることもあるので累計したらもっとかも)

~「どうぶつしょうぎ」を目にしたことはあっても、北尾さんがどうぶつしょうぎを教えている現場を見たことがある人は、実はまだまだ少ないと思います。~
と藤田さん。
たくさん行ってるけど、まだまだかぁ。
できれば早く映像にしちゃいたいんですけどね。

さて、藤田さんが書いていた「ライオンマーチ」。
これは本当は章トビラに書くつもりだったのです。で、いつか曲をつけたいなぁと。

そしたら入稿直前の6/3、宇都宮のグランドホテルの近くを歩いているとき
藤田さんから「ちょっときいてもらえますか。~♪」
と、問答無用で電話越しに歌われました 笑
「あしたまでに5番までつくって」とか言われた気がする 笑
それで曲の楽譜おこしと、絞れないから7番までを送ったのが翌6/4の早朝。
タイミングが合うとさくさくまとまるのが、藤田さんとの相性!
そういえばどうぶつしょうぎの製作のときもいいタイミングだったなぁ。

この歌にも、いろんな思いや表現がつまっています。
こどもたちにわかりやすいことばで、でも説明調になりすぎないように気を付けました。

みんなで楽しく歌って遊んでもらえたら嬉しいです。

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「ライオンマーチ」(どうぶつしょうぎのほんp77)

♪1 
おうさまらいおん まんなかに
ぞうときりんが  みまもるよ
ひよことひよこが こんにちは 

♪2
おねがいしますで はじめよう
かわりばんこに  いっぽずつ
らいおんめざして おにごっこ

♪3
おそらのひよこを つかまえて
なかまがふえた  うれしいな
みんなでなかよく すすもうね

♪4
ひよこがよちよち すすんだら
たどりついたよ  いちだんめ
くるんとまわって こけこっこ

♪5
ひとりぼっちは  あぶないよ
なかまとはぐれた ぞうさんが
きりんにみつかり ないてます

♪6
ほんとはこわがり らいおんは
はしってにげるよ そらのうえ (もりのなか)
どっちがはやいか かけっこだ

♪7
ともだちたくさん できました
またあそぼうね  ありがとう
どうぶつしょうぎはたのしいな

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どうぶつしょうぎをご存じの方にはおわかりいただけると思います。
1番は並べ方、2番はあいさつと勝ち方「キャッチ」、3番は駒を取ること、4番は成ること、5番は協力すること、6番はどうぶつしょうぎ独自のルール「トライ」、7番はおわりのあいさつと楽しく遊んでほしいという願い。


将棋の楽しさを、世界中の人に知ってもらえますように。
こどもたちが楽しく遊んでくれますように。