今日は新人王戦の永瀬四段-加來アマの観戦記。
広い大広間に一局だけ。静かな空気の中で、気合いがぶつかり
若さあふれる力強い駒音が響いています。
盤側でゆっくり観戦できるということは、対局することの次に幸せ、と思ったり。

かつては記録係を好んでたくさん取りました。
23の頃から観戦記の仕事をいただくようになり、すこし視点が変わりましたが、真剣勝負を一番近いところでずっとみている喜びはおなじですね。
これまで週刊将棋、NHKテキスト、しんぶん赤旗など各所で書かせていただきました。
こどもの頃、「ものを書くひとになりたい」と思った夢が、将棋と融合してかなうというのは不思議なものです。いろんなめぐりあいに感謝。

そして、明日は対局です。
お相手は女王になったばかりの甲斐さん。
いい将棋がさせますように。