ラリーカールトンはいろいろアルバムを聞いて
あるいは買って聞いていたので
割と知っているのだが
予算が無くてリーリトナーは社会人になって
少し聞き始めた程度
もちろん学生時代に流行った
RIT やRIT/2は FMラジオなどで
特集していたので聞いて気に入っていた。
そうはいっても 網羅しているわけではないので
あらためてさかのぼって聞いてみた。
結局歌モノ入のほうが気に入っているので
RIT RIT/2が一番好きかな
ついでに言えばエリックタッグのアルバム
Dreamwalkin'もリーリトナーのアルバムと同じく好きです。
リー・リトナーは主役より脇役で歌なりを引き立てるのがうまいのではないか
赤字 知らない曲
緑字 気に入った曲
青字 アルバムの感想
太字 シングルカット
発売年 タイトル レーベル
1976年 ファースト・コース - First Course Epic
まだ自分らしさが確立していないという感じだろうか
1. "Little Bit of This and a Little Bit of That" 6:16 軽い感じの楽曲 ワウ気味?
2. "Sweet Syncopation" 4:47 軽いノリの楽曲2
3. "Theme from Three Days of the Condor" Dave Grusin 4:08 フュージョンっぽい
4. "Fatback" 4:18 ちょいとファンキーっぽい
5. "Memories Past" 1:51 小品
6. "Caterpillar" Dave Grusin 4:21 多少ワウワウがかかっている感じ おどけた感じの曲
7. "Canticle for the Universe" Jerry Peters 6:12 ちょっと攻めたフュージョン テーマをユニゾンで決めてアドリブ色は少なめ
8. "Wild Rice" 5:32 サビの部分ちょっと聞いたような気がするが気のせいか ファンキーというか 音色も後年のリーっぽい音色と違う
9. "Ohla Maria (Amparo)" Antônio Carlos Jobim 3:50 アコギ
1977年 キャプテン・フィンガーズ - Captain Fingers Epic
ちょいと自分色を出し始めたか?
1. "Captain Fingers" Lee Ritenour 7:06 攻めたイントロ
2. "Dolphin Dreams" Ritenour 7:05 緩やかな曲
3. "Fly by Night" Dave Grusin 5:03 軽快な曲
4. "Margarita" Ritenour 5:11 アップテンポ ちょいと攻めた曲 タイトルからは連想できなかった
5. "Isn't She Lovely" Stevie Wonder 4:34 おなじみ スティービーワンダーの名曲
6. "Space Glide" Mitch Holder, Eddie Arkin 5:10 ファンキーな出だし 悪くない 雰囲気が違って良い印象
7. "Sun Song" Grusin 6:44 なんだかアール・クルーみたい
1977年 ジェントル・ソウツ - Gentle Thoughts JVC
攻めた曲と抑えた曲と振り切りが大きい
Side one
"Captain Caribe/Getaway" – 9:57 軽快な曲 結構引きまくっている ルーム335並か?
"Chanson" (Dave Grusin) – 3:55 おだやかな曲
"Meiso" (Harvey Mason, Sr.) – 5:18 おだやかな曲
Side two
"Captain Fingers" – 5:36 アップテンポ
"Feel Like Makin' Love" (Gene McDaniels) – 4:48 ダイアナ・ロスの歌のカバー?
"Gentle Thoughts" (Herbie Hancock, Melvin "Wah Wah" Ragin) – 8:41 渋い曲
1977年 シュガー・ローフ・エクスプレス - Sugar Loaf Express JVC
全般的に聞きやすい わかりやすい曲が多い
"Sugar Loaf Express" 軽快な曲 わかりやすい?感じ
"Morning Glory" 聞いた事ある曲 スタンダードか?
"That's the Way of the World" 軽快な曲 聞きやすい
"Slippin' in the Back Door" アップテンポ リズミカルなイントロ スライド・ギターをフューチャー
"Tomorrow" 穏やかな曲
"Lady Soul" ファンキーな曲 聞きやすい
1978年 フレンドシップ - Friendship JVC
"Sea Dance" (Don Grusin)
"Crystal Morning" (Lee Ritenour)
"Samurai Night Fever" (Dave Grusin)
"Life is the Song We Sing" (Ernie Watts)
"Woody Creek" (Dave Grusin)
"It's a Natural Thing" (Watts)
1978年 キャプテンズ・ジャーニー - The Captain's Journey Elektra
まだリーらしさが固まっていない 色々挑戦している感じ
1. "The Captain's Journey
Part I: The Calm まあまあ セミアコらしい甘い音色
Part II: The Storm" 8:03 スライド・ギターになってリーらしく成った気がする アル・ディ・メオラも混じったりして
2. "Morning Glory" (lyrics: Bill Champlin) 5:53 聴いたことありそうな曲だが
3. "Sugarloaf Express" 5:06 テンポの良い曲
4. "Matchmakers" 4:53 イントロのギターのカッティングが心地よい ブルージーなギター
5. "What Do You Want?" (Don Grusin) 5:27 シンセの低い音から始まる ギターソロが激しい
6. "That's Enough for Me" (lyrics: Patti Austin, music: Dave Grusin) 5:24 飄々としたイントロ
7. "Etude" (Dave Grusin) 3:49 静かな終わりの音楽という感じ アコギ
1979年 リー・リトナー・イン・リオ - Rio JVC
どうやらアコギフューチャーのアルバム
"Rio Funk" – 5:10 ファンキーなベースのイントロ アコギのメロディ
"San Juan Sunset" (Eumir Deodato) – 5:37 渋いアコギ 途中からエレキで継続
"Rainbow" (Don Grusin) – 5:48 爽やかな曲 アコギ ちょっとアール・クルーを彷彿とさせる ドン・グルーシンの作品だからか?
"A Little Bit of This and a Little Bit of That" – 5:09 まあまあかな
"Simplicidad" – 4:58 これまたアール・クルーみたいなしっとりした曲
"Ipanema Sol" – 5:28 サンバ的 アップテンポな曲 どんどん激しくなっていく
"It Happens Every Day" (Joe Sample) – 5:43 寂しげなイントロ アコギでスタート
1979年 暗闇へとびだせ - Feel the Night Discovery
自分の知っているリーとは違って、音色が骨太(セミアコっぽい) ラリー・カールトンを意識したアルバム
なのかと思ってしまう。
"Feel the Night" - 5:32 割りと壮大なイントロ クインシー・ジョーンズかと思った
骨太な音色 珍しい ラリー・カールトンのアルバム ルーム335に対抗か?
"Market Place" - 5:22 いきなり軽快な曲 ダンサブル
"Wicked Wine" - 7:03 骨太な音色 イメージが違う 音色としては良いが
"French Roast" - 5:06 ドラムが軽快 フロントピックアップの骨太かつ渋い音
"You Make Me Feel Like Dancing" - 4:16 レオ・セイヤーのヒット曲をカバー 歌モノだが、渋くバッキングしている
スライド・ギターが大々的にフューチャーされている
"Midnight Lady" - 5:57 アコギ インスト 穏やかな曲
"Uh Oh!" - 4:03 渋く軽快な曲
1981年 RIT - Rit Discovery
歌モノとしても成立する エリックタッグの魅力がポイント
リーリトナーはサイドマンとしてもり立てるのが上手
ミスター・ブリーフケース - "Mr. Briefcase" (Eric Tagg) - 3:30 軽快なナンバー ギターも颯爽
テル・ミー・プリティ・ライズ - "(Just) Tell Me Pretty Lies" (Lee Ritenour, E. Tagg) - 4:14 ファンキー
ノー・シンパシー - "No Sympathy" (L. Ritenour, E. Tagg) - 4:48 メローなナンバー
イズ・イット・ユー - "Is It You?" (L. Ritenour, E. Tagg, Bill Champlin) - 4:29 軽快なナンバー 歌
ドリームウォーク - "Dreamwalk" - 1:48 穏やか少し寂しげ
カウントダウン - "Countdown (Captain Fingers)" - 4:26 のりの良い インストナンバー
グッド・クエスチョン - "Good Question" - 3:43 割と激しいスライドギター インスト
スマイリン - "(You Caught Me) Smilin'" (Sylvester Stewart) - 4:08 ソウルフルなナンバー ビル・チャンプリンが好きそう
オン・ザ・スロウ・グライド - "On the Slow Glide" - 4:12 得意なパターン化されたバッキングにスライド・ギターが心地よく乗る インスト
ノー・シンパシー(リプリーズ) - "No Sympathy (Reprise)" - 1:54
1982年 RIT/2 - Rit 2 Discovery
RITに続いてエリックタッグをフューチャーしたポップなアルバム
Roadrunner 3:44 インスト 聴いたことある ミドルテンポ
Cross My Heart 3:45 エリックタッグ歌
Promises Promises 4:03 エリックタッグ歌 無難な歌 ギターソロがワイルド
Dreamwalkin' エリックタッグ歌 夢見心地の歌 ギターが結構頑張っている
Tied Up (In Promises) 4:54 ドラムとベースが格好いい
A Fantasy 3:10 悲しげなメロディ インスト
Voices エリックタッグ歌 悲しげ 激しいギター
Malibu 2:48 悲しげなメロディ 静かな曲 クリーンギターによるインスト
On the Boardwalk 4:11 スライド・ギターが炸裂 インスト
Keep It Alive 4:54 エリックタッグ歌 ソフトでメローな曲
1983年 オン・ザ・ライン - On the Line Elektra Musician
洗練された感じ
The Rit Variations 6:07 クラシックで始まり フュージョンへ
Dolphin Dreams 5:10
Heavenly Bodies 5:25 アコギ インスト
Pedestrian 5:02 割と激しい タイトルに似合わず
On the Line 4:13
California Roll 4:22 ベースのリフが気持ちいい クリーントーンのギター ちょっと ホワットフールビリーブス?のリフみたい
Tush 4:28 ピアノからのイントロ
Starbright 4:04 ちょっと未来的な明るい曲 クリーントーン
1984年 バンデッド・トゥゲザー - Banded Together Discovery
ドラムはフィル・コリンズ
ボーカル エリックタッグ パティ・オースティン
リーリトナーにしてはロックポップ的なアルバム いわゆる売れ線狙いか ジャケットからしてロック
Other Love 4:07 ファンキーなナンバー ボーカルはエリックタッグっぽいが
Operator (Thief on the Line) 4:25 フュージョンというか ロック・ポップというか ギターの音色も少しハードめ
Sunset Drivers フュージョンっぽい軽いテンポの曲 リーリトナーのギターの音色もクリアないつものトーン
Mandela 4:41 やや強めなトーン ボーカルはジョンマッサロ ロック?より
Amaretto 3:37 渋いイントロ インスツルメンタル いつものフュージョン
Rit Variations II 4:15 クラシカルなインスツルメンタル
Be Good to Me 3:50 再びエリックタッグ 穏やかな曲 割と激しいギターソロ
I'm not responsible ツインボーカル アップテンポ
Shadow Dancing 4:26 ファンキーなナンバー ボーカル エリックタッグ
Heavenly Bodies 4:38 アコースティック 雰囲気あるインスト
1985年 ハーレクイン - Harlequin, デイヴ・グルーシンとの連名 GRP
1. "Harlequin" (Ivan Lins, Vítor Martins) 4:40
2. "Early A.M. Attitude" (Dave Grusin) 4:58
3. "San Ysidro" (Lee Ritenour) 4:57
4. "Before It's Too Late" (Lins, Martins) 5:16
5. "Silent Message" (Dave Grusin) 6:07
6. "Cats of Rio" (Don Grusin) 5:15
7. "Beyond the Storm" (Lins, Martins) 5:36
8. "Grid-Lock" (Ritenour) 4:02
9. "The Bird" (Harvey Mason, Mike Lang) 5:47
参考 エリックタッグ ディスコグラフィー
Year Album Label
1975 Smilin' Memories EMI
1977 Rendez Vous Poker
1.Got To Be Lovin' You
2.Rendez-Vous
3.Lover With Stature
4.Fancy Meeting You
5.Marja's Tune
6.Babies
7.Mutual Feeling
8.Soul Touch
9.Life Goes On
1982 Dreamwalkin' Pony Canyon
エリックタッグはリー・リトナーとセットと言う感じ RIT/2の前後に作成されたと思われる
1.ノー・ワン・ゼア 00:03:35
2.マリアンヌ(アイ・ワズ・オンリー・ジョーキング) 00:04:12
3.プロミシズ・プロミシズ 00:04:34
4.ドリーム・ウォーキン 00:04:28
5. イン・ザ・ウェイ 00:03:22
6. ア・ビガー・ラヴ 00:04:43
7. クライベイビー 00:04:11
8. ジャスト・アナザー・ドリーム 00:03:49
9. マジパン 00:04:10
10. マゥンス・ジ・アフェート 00:04:23
11. ラウンド・ザ・コーナー 【ボーナストラック】 00:04:48
1987 Turn The Heat Up Portrait
1997 Through My Eyes ID Net
2010 Time For a Miracle Sympathetic Music
2018 Tagg/McNulty Live Sympathetic Music