思いのほか疲れてしまった外宮を後にバスで内宮に向かった。
まわりゃんせというパスポートを使って無料?で内宮まで行く。

最初に時間的に11時半くらいだったので昼食を摂ることにした。
家内がガイドブックですし九という寿司屋が良いということで
お参り横丁を五十鈴川沿いに内宮から離れる方へ歩いて行った。
参道?の両側には主に食事処が立ち並び 江戸時代から続くような店並を
彷彿とさせていた。

昔からここはお参りの人たちでにぎわっていたんだろうな。

伊勢神宮はお賽銭では成り立たないだろうからこういった店から
寄付というか寄進をしてもらっていたんだろうな。
持ちつ持たれつとはことことだと思い至った。

ずいぶん歩いた気がして内心焦っていたが、古い2階建ての家風の店が
噂のすし久だった。
昼前だったが混んでいそうだった。
しかし2階はまだ満席ではなさそうで、五十鈴川のほとりが見える場所に陣取り
注文した。手コネ寿司が有名ということで全員同じものを頼んだ。

同じテーブルの廊下に近いところに座った団体客は思い思いの注文をしていたが
寿司屋でエビフライ定食を頼む声が聞こえ、まあそういうのもアリかな?とも思ったが
せっかくなら珍しいもの、名物を頼んだらどうだろうと内心おせっかいをしていた。

手コネ寿司はマグロ丼のようなちらしずしのような感じであった。
まあ無難、

腹ごしらえをして少し元気が出たので、お参り横丁を少し先まで行くと途中
おかげ横丁というすこし固まったちょっと昔風の一角に来た。

こちらはゴミ箱もあり、しかも景観に配慮して木の覆いをしていた。
驚いたことに通りにあったATMも木の覆いがされていた。
もちろんコンビニ(ローソン?)もである。

景観に配慮したコンビニで思い出すのは
草津 湯畑のローソンであり、
小布施の八十二銀行の支店であろう。

ほかにもあるが、こういった風情の場所では派手派手しく自己PRをすることが
マイナスイメージになり逆に景観に合わせて地味にした方がむしろ好感をもたれるという
ことだ。

ここでは松坂牛の串焼きを4人で1本分けて食べたり、
串揚げ(タコの練り物?)1本をわけたり、いろいろなものを少しずつ食べてみた。
縁日のような屋台のような、射撃場もあるし、太鼓の演奏もあった。

こうして本丸内宮へ行く前にまたもや疲れ始めてしまった。
内宮にはたしていくのだろうか。