先日の出張で乗った津山線 おそらく一期一会であろう。

その中の駅名がなんとも歴史を感じさせるのでちょっと記しておく。


弓削 ゆげ  何とも古風。奈良時代かと思われる。

吉備弓削氏 物部氏に関係があるらしい。 素戔嗚尊がヤマタノオロチを切った剣を収めた神社近くに職能集団が出来てその一つが弓削だったとのこと。弓に関する職人のようだ。ウィキペディアより

確か駅名があったと思うが
和気  和気の清麿で有名

奈良時代か 予備校(研数学館)の日本史の山之内先生が話した内容
和気清麻呂が宇佐八幡の神託を聞き天皇に報告したが、その内容に怒った称徳天皇が 和気清麻呂という名前がいかにも良さげなので
強制的に 別部穢麻呂(わけべ の きたなまろ)に改名させて薩摩に流罪させたといううそのような
本当の話。ウィキペディア参照

改名の中身がいかにも芸人が遊びで付けたような子供っぽい名前であるところがおかしい。

いずれにしても歴史上の名前がそこここにみられるところがすごい。

そのほか 福渡とか 建部なども何らかの由来がありそうだ。

電車から眺めた風景はいかにもひなびた ちょっと寂しげな風景ではあったが。