リブログする記事は2018年5月の投稿なので、今から約6年前になります。

この頃まだ私は現役で、口永良部島へ行ったのも仕事というか、調査の旅でした。

この3年ほど前に島の活火山・新岳で大きな噴火があり、全島民が屋久島本島(口永良部島は屋久島からフェリーで渡る離島)などへ避難していました。

2018年5月時点ではほとんどの島民が帰島し、元の日常生活が大体戻っていたのではないかと思います。

京都の家から口永良部島へ行くには、まず伊丹か関空まで行って飛行機に乗り、鹿児島空港まで。そこで飛行機を乗り継いで屋久島まで行き、屋久島空港からフェリーターミナルまで移動、そこからフェリーに乗って1時間40分ほどかかります。行くだけで一日仕事です。

火山が造った島であり、今も火山活動が活発なので、火口に近い一帯は普段でも近づくことはできません。しかし活動が穏やかな時は、島全体が穏やかで美しい自然に溢れています。島民の人たちは、噴火の恐ろしさも含め、この島で暮らすのが日常であり、噴火が怖いからどこか別の場所に住むという考えはないみたいでした。

長い間当地には行っていませんが、この記事に書いた温泉も含め、大変魅力的な所で「また行きたい」という思いが強くなっています。