8月4日(日) 無伴奏リサイタル 表参道 | 佐橘マドカのヨーロッパ音楽紀行

佐橘マドカのヨーロッパ音楽紀行

フランス在住ヴァイオリン弾き。
クラシック音楽のこと、ヨーロッパのこと、愛息子、愛猫、グルメや旅のこと…心に響いたことをつぶやいていきます。どうぞよろしくお願いいたします!







———Madoka Sakitsu Solo Recital———


8月4日(日)
14時半開場 15時開演
表参道 アーニーズスタジオ

107-0062
東京都港区南青山3−13−2
善光堂ビルB1F 


<Program>


Boulez Anthème 1

Jarrell Prisme

Blank fragments lll

Canat de Chizy En mille éclats 

Fujikura line by line



【ご予約・お問い合わせ】
03-3402-4535
ernie@ruby.famille.ne.jp

営業時間:11:00〜19:00

定休日:水曜日、第2、4日曜日、祝日


全席自由 投げ銭制




この夏、私にとって初挑戦となる全曲無伴奏のコンサートをさせていただきます。


曲目は、オール現代曲。



フィリップ・グラスの現代オペラのソリストのお話をいただき、4時間超のオペラ作品の中でヴァイオリンを弾く未知の体験を前に、どう準備をしていこう…と考えていました。

体力、精神力を超えて時間も空間も飛び越える、全員がまるでトランス状態となるこのオペラ。


私自身は2年前、両手首の腱鞘炎になって以来、いつも満足のいく準備どころか痛くて泣きたい…
隠れ涙のことも多くて。。


それでもヴァイオリンを続ける、音楽への尊い憧れを持ち続けることができて、チャレンジする気持ちと機会をいただいて、なんだかこのタイミングが復帰戦のような、いま一度奮い立てるように背中を押してもらったように思います。


私はアンサンブル、室内楽が大好きで、それを尊敬する仲間と弾かせてもらえることが夢であり目標で。それが仕事となったこの日常がこの上になく幸せです。


けれど、、今回は一人。


いままで接し学んできた作曲家さん達の曲、そして手を伸ばして届きたいと願う憧れの曲。
音楽と作品が求める厳しさを身と心で感じる日々の中にいます。

一人一喜一憂。

彼らのつくる音、世界をどう楽器一つで伝えるのか。どうしたら、近づけるのか。
演奏するときはひとりじゃない。


相変わらずの亀の歩みでも、三歩歩いて二歩下がるでも、すこしでも新しい世界に届きたいと願う、新たな挑戦のひとつです。


よろしければ、応援にいらしてください。
新しい音に耳を澄ましながら、すこしでも皆さまと一緒に何かを感じ、共有、共感することができたら、、、幸いです。