『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章』 | 狂気と正気の狭間

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『yahoo!ブログ』にて活動して来ましたが、突然の〝サービス終了〟と言うテロに遭い、止む無く移転して来ました。

 
鑑賞日時:令和6[2024]年5月24日[金]/12:20~14:35
映画館名:TOHOシネマズ 流山おおたかの森/SCREEN4
座席番号:H-9

映画館公開日:令和 6[2024]年 5月24日[金]
地上波初放送:
 
 この先ネタバレの可能性有り 
 
【2D版/日本語版/PG12指定】
ロードショー公開初日&初回上映回を鑑賞。
 
この度利用したTOHOシネマズ 流山おおたかの森のSCREEN4は初めてでは無かったので、過去の資料を参考に座席を選択したのだが、スクリーンに対して〝センター感&目線の高さ感〟も丁度良かった。
本作鑑賞前に、MOVIX柏の葉で『おいしい給食  Road to イカメシ』を鑑賞した。
〝梯子映画〟をしてしまった。
全く、TOHOシネマズ 流山おおたかの森はスケジュールの公表が遅くて頭に来る。

 

 

入試に合格し、亜衣や凛と同じ大学に通う事になった門出と凰蘭。
大学では竹本ふたば、田井沼マコトと意気投合、 会長の尾城先輩がいるオカルト研究会に入部してキャンパスライフが始まった。
一方、宇宙からの〝侵略者〟は東京のそこかしこで目撃され、 自衛隊は無慈悲な駆除活動を粛々と実行していた。
上空には、傾いて煙が立ち上る母艦。
政府転覆を狙い〝侵略者〟狩りを続ける 過激派グループ・青共闘の暗躍。
世界の終わりに向かうカウントダウンが刻まれる中、 凰蘭は、またもあの不思議な少年・大葉に遭遇する・・・。

 

 監督 
 黒川智之(アニメーションディレクター)
 キャラクターデザイン 
 伊東伸高
 出演 
 幾田りら[小山門出]
 あの[中川凰蘭]
 入野自由[大葉圭太]
 
 
 ===== ストーリー ===== 
コメディなのかSFなのか恋愛なのか青春物なのか悲劇なのか、今一つ分からない。
まとまりが無く曖昧で中途半端な結末。
皆助かる大団円でも無く人類や地球が滅びる悲劇と言う訳でも無く尻すぼみ的。
 ===== 世界観 ===== 
非日常が日常と化している世界感が面白い。
侵略者の母艦が東京上空に停滞し、それが日常と化して人々も当たり前の様に暮らしている。
 ===== キャスティング ===== 
 その他の出演 
 島袋 美由利[出元亜衣]
 大木 咲絵子[平間 凛]
 和氣あず未[竹本ふたば]
 白石涼子[田井沼マコト]
 内山昂輝[小比類巻 健一]
 坂 泰斗[渡良瀬]
 沢城千春[尾城]
 諏訪部順一[中川ひろし]
 大西沙織[須丸 光]
 河西健吾[三浦太郎]
 松田 健一郎[宝田]
 竹中直人[議長]
 
竹中直人氏の出演は、竹中氏が浅野いにお氏原作の漫画を実写映画化し、その監督を務めたのが縁との事だ。(映画館販売パンフレットより参照)
〝あの〟が嫌い・・・、は『デデデデ前章』のレヴューでも書いたか。
 ===== キャラクター ===== 
アニメーション作品につきデザインと設定を分けて評価する。

 キャラクター部門別評価 

★★★★★★★★★★ デザイン ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

★★★★★★★★★★ 設   定 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

(評価:-5.0~+5.0/☆=0.5&★=-0.5)

デザインはどうも好きになれない。

前作を観た時よりも低い評価を覚える。

設定も共感出来るキャラクターが一人も居ない。

あのが嫌いなので凰蘭も憎く感じるから不思議だ。

 

〝作中漫画〟としてのイソベやん【杉田智和】とデベ子【TARAKO】は登場しなかった。

前作の『デデデデ前章』がTARAKO氏の遺作となるのだろうか?

 ===== 映像 ===== 
侵略者の母艦の映像は迫力が有った。
他は記憶の断片の表現が良かった。
 ===== 音楽 ===== 
幾田りら氏主体のあの参加のユニットに因るエンディング曲。
 ===== 期待感 ===== 
『デデデデ前章』を観ているから当然期待はする。
謎解き編と心得ていた。
 ===== 満足度 ===== 
門出の秘密が明らかになったのは良かった。
終わり方に不満が残ってスッキリしない。
 
 
 ===== アクション ===== 
意外とアクションシーンが有った。
特にクライマックスでの大葉が母艦墜落を阻止しようとする当たり。
 ===== SF ===== 
東京上空に侵略者の母艦が存在する事が日常と化している世界。
 ===== コメディ ===== 
レベルは低いがコメディではある。
凰蘭の存在で笑わそうと目論んでいたのだろうと想像するが、笑えなかった。
 ===== ホラー ===== 
該当要素無し。
 ===== ショッキング ===== 
自衛隊が地上に降りた侵略者を無慈悲に射殺する。
他にも結構、流血シーンが有ったのでその辺りが映倫PG12指定となった理由だろう。
 ===== サスペンス ===== 
侵略者の母艦が目に見えて異常事態を示している。
墜落の危機が迫る中、大葉はそれを阻止出来るのか?
 ===== 謎解き ===== 
最後に登場した〝謎の手〟様の物体は何?
 ===== 不可思議 ===== 
該当要素無し。
 ===== ロマンス ===== 
凰蘭×大葉。
門出×渡良瀬。
こちらは、もう生徒と教師では無いのだから倫理的に問題無いのでは?
 ===== セクシー ===== 
該当要素無し。
 ===== 悲劇 ===== 
何気に結構人死んでる。
人類絶滅なのか東京壊滅なのかは回避出来たが・・・。
地球に現れた侵略者達も、どうやら騙され見捨てられた存在の様だ。
 ===== 感動 ===== 
該当要素無し。
 ===== ドキュメンタリー ===== 
該当要素無し。
 ===== 歴史 ===== 
該当要素無し。