『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章』 | 狂気と正気の狭間

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『yahoo!ブログ』にて活動して来ましたが、突然の〝サービス終了〟と言うテロに遭い、止む無く移転して来ました。

 
鑑賞日時:令和4[2024]年2月22日[金]/9:10~11:20
映画館名:TOHOシネマズ 流山おおたかの森/SCREEN5
座席番号:H-8

映画館公開日:令和 4[2024]年 2月22日[金]
地上波初放送:
 
 この先ネタバレの可能性有り 
 
【2D版/日本語版】
ロードショー公開初日&初回上映回を鑑賞。
 
この度利用したTOHOシネマズ 流山おおたかの森のSCREEN5は初めてでは無かったので、過去の記録より座席を選択した。
 
人類終了まであと半年。
『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章』は令和6[2024]年5月24日[金]ロードショー公開。
当初の公開日より変更となった。

 

 

東京でハイテンション女子高生ライフを送る、小山門出と〝おんたん〟こと中川凰蘭。
学校や受験勉強に追われつつも毎晩オンラインゲームで盛り上がる2人が暮らす街の上空には、3年前の8月31日、突如宇宙から出現し未曽有の事態を引き起こした 巨大な〝母艦〟が浮かんでいた。
非日常が日常に溶け込んでしまったある夜、 仲良しクラスメイトに悲劇が起こる。
衝撃と哀しみに打ちのめされる2人。
そんな中、凰蘭は不思議な少年に出会い「君は誰?」と問い掛けられる。
その途端、凰蘭の脳裏に、すっかり忘れていた門出との過去が一瞬にして蘇る・・・!

 

 監督 
 黒川智之(アニメーションディレクター)
 キャラクターデザイン 
 伊藤伸高
 出演 
 幾田りら[小山門出]
 あの[中川凰蘭]
 杉田智和[イソベやん]
 TARAKO[デベ子]
 斉藤こず恵[メスゴリラ]
 引坂理恵[ヒネ美]
 
 
 ===== ストーリー ===== 
前半は非日常が日常と化した世界での女子高生の物語だが、終盤近くから小学生頃の〝過去編〟に突然移行し、この辺から話が分からなくなって来る。
後半、門出が突然闇落ちして全く話が分からないくなる。
『あれ、途中居眠りしてた?』と言う気分になる。
門出が闇落ちした経緯が良く分からず、もう少し丁寧に描けば良かったのではと思う。
どうせ『デデデデ後章』が〝解答編〟なのだろうから、前振りとしては長過ぎる気がした。
何と無く説教臭いと言うか問題提起と言うか、そう言ったものの匂いを観ている内に感じた。
結局、先制攻撃したの人類側であって、母艦出現時の被害は不可抗力的な?
ふたばとマコトも唐突に登場するしなぁ。
 ===== 世界観 ===== 
突然、未知の存在が現れたかと思ったら大惨事が起き、その〝母艦〟が東京上空に3年間も浮かび続け、たまに侵略者が降りて来て自衛隊と戦闘になるのが日常となった世界なんて興味深過ぎる!
基本、漫画原作は読まないのでどう言った展開かも全く分からない。
 ===== キャスティング ===== 
TARAKO氏のご冥福をお祈り致しますと共に、ご遺族へお悔やみ申し上げます。
本作品の公式サイトでデベ子役に決定した旨の情報公開から間を置かずの死亡報道だから驚いた。
今連作が遺作となるのだろうか?
『デデデデ後章』は録り終えているのだろうか?
それとも登場しないのかな?
 
〝あの〟が嫌い。
それだけでかなりのマイナス評価。
上手い下手は関係ない。
とにかく嫌い。
あのがキャスティングされているだけで今作を〝観ない〟と言う選択に至らしめる判断要素となる。
映画館販売パンフレットにおいてのインタビューでは常識人ぶったコメントを述べているのも鼻に付く。
 
 その他の出演 
 種﨑敦美[栗原キホ]
 島袋 美百利[出元亜衣]
 大木 咲絵子[平間 凛]
 和氣あず未[竹本ふたば]
 白石涼子[田井沼マコト]
 入野自由[大葉圭太]
 内山昂輝[小比類巻 健一]
 坂 泰斗[渡良瀬]
 津田 健次郎[小山ノブオ]
 諏訪部 順一[中川ひろし]

幾田りら氏は音楽グループのボーカルらしいが、グループ名は聞いた事が有る程度でほとんど知らない。
プロの声優では無いにしては違和感無く観ていられた。
 ===== キャラクター ===== 
アニメーション作品につきデザインと設定を分けて評価する。

 キャラクター部門別評価 

★★★★★★★★★★ デザイン ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

★★★★★★★★★★ 設   定 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

(評価:-5.0~+5.0/☆=0.5&★=-0.5)

メインキャラクターに関してデザイン的に可愛く無く、余り魅力を感じない。

侵略者のデザインはショボ過ぎでは?

〝実は侵略者では無く友好的な〟的な展開が『デデデデ後章』で?

凰蘭は涎を垂らしている描写が頻繁に描かれていて気持ち悪い。

門出が闇落ち。

 ===== 映像 ===== 
背景画は結構緻密で好きかも。
母艦が現れるシーンは良かった。
 ===== 音楽 ===== 
あの主体の幾田りら氏参加のユニット?
なんか騒がしい曲。
 ===== 期待感 ===== 
東京上空に宇宙船が居る状態が日常と化している世界なんて興味をそそられる。
 ===== 満足度 ===== 
もう少しSF色の作風かと思っていたのだが、実際は人物の内面を描いている事が多くて少し期待を裏切られた。
 
 
 ===== アクション ===== 
凰蘭はアクティブで身体能力も高い?
凰蘭と門出が人助けと称して活躍する。
 ===== SF ===== 
宇宙船が出現し東京上空に3年間も居座り続けている状況。
だが、それ以外は今現在の生活と全く変わりがない。
 ===== コメディ ===== 
凰蘭の奇抜な言動と門出や仲良しグループとの絡み。
前半はギャグっぽい流れ。
 ===== ホラー ===== 
該当無し。
 ===== ショッキング ===== 
該当無し。
 ===== サスペンス ===== 
地上に降りた侵略者をサーチ&デストロイするシーン。
母艦より発進した小・中型艦を日本独自に開発した兵器で攻撃するシークェンス。
 ===== 謎解き ===== 
母艦がやって来た目的は何だ?
侵略者はどうしたいのか?
母艦が3年間も東京上空で浮遊し続けるのは何故か?
3年前の災害で行方不明となったアイドルとソックリな少年の出現。
 ===== 不可思議 ===== 
該当無し。
 ===== ロマンス ===== 
該当無し。
 ===== セクシー ===== 
該当無し。
 ===== 悲劇 ===== 
母艦が出現した際にアメリカ軍に因る先制攻撃の為に東京都民の大勢が犠牲となった。
アメリカ軍はただ新兵器の実験がしたかっただけだとの噂も。
母艦より出現する小・中型艦を自衛隊が撃墜した際、墜落に巻き込まれて仲良しグループの一員が命を落とす。
 ===== 感動 ===== 
該当無し。
 ===== ドキュメンタリー ===== 
該当無し。
 ===== 歴史 ===== 
該当無し。