『劇場版SPY×FAMILY CODE:White』 | 狂気と正気の狭間

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『yahoo!ブログ』にて活動して来ましたが、突然の〝サービス終了〟と言うテロに遭い、止む無く移転して来ました。

 
鑑賞日時:令和5[2023]年12月22日[金]/8:25~10:30
映画館名:TOHOシネマズ 柏/SCREEN6
座席番号:J-14

映画館公開日:令和 5[2023]年12月22日[金]
地上波初放送:
 
 この先ネタバレの可能性有り 
 
【2D版/日本語版】
ロードショー公開初日&初回上映回を鑑賞。
 
令和5[2023]年の〝映画納め〟作品。
今年最後の鑑賞作品がほのぼのコメディで良かった。
 
この度利用したTOHOシネマズ 柏のSCREEN6は初めてでは無かったので、過去の記事を参考にして座席を指定した。
スクリーンに対しての〝センター感〟は14番で間違いない。
〝目線の高さ感〟も問題無い。
本作はアスペクト比が1:1.85(アメリカンビスタ)だが、前回利用した時は〝1列後ろ〟を検討する記述が有ったのでこの度はJ列を選択した。

 

 

世界各国が水面下で熾烈な情報戦を繰り広げていた時代。
西国ウェスタリスの情報局対東課〝WISE(ワイズ)〟の敏腕諜報員エージェントの〝黄昏(たそがれ)〟事ロイド・フォージャーが何時もの様に任務に当たっていたところ、進行中のオペレーション〝梟(ストリクス)〟の担当を変更する、と言う指令が。
しかし新たな担当に選ばれたのは、無能な男だった・・・。
その頃イーデン校では、優勝者に〝星(ステラ)〟が授与されると噂の調理実習が実施される事に。
少しでもオペレーション〝梟(ストリクス)〟の進展を示し〝WISE(ワイズ)〟へ任務継続を交渉する為、ひいては世界平和を守る為、ロイドは審査員長を務める校長の好物である〝フリジス地方〟の伝統菓子〝メレメレ〟を作る事をアーニャに提案。
本場の味を確かめる為、フォージャー家は家族旅行でフリジスへ向かう事に。
その一方でヨルは、出発前にロイドと謎の女の遣り取りの一部始終を目撃してしまい、仮初めの関係に一抹の不安を覚えながらの家族旅行となってしまう・・・。
そんな家族旅行の途中、列車内でアーニャは怪しげなトランクケースを発見。
その中には何故かチョコレートが・・・。
不思議に思っていると、トランクケースの持ち主が戻って来てしまい、驚いた拍子にアーニャは誤ってそのチョコレートを飲み込んでしまう・・・。
ところが、そのチョコレートには世界平和を揺るがす重大な秘密が隠されていた・・・!?
そして畳み掛ける様に、旅先で起こるハプニングの連続!!
世界の命運は、またしてもこの仮初めの家族に託されてしまった・・・。

 

 監督 
 片桐 崇
 キャラクターデザイン 
 嶋田和晃(キャラクターデザイン)
 石田可奈(サブキャラクターデザイン)
 出演 
 江口拓也[ロイド・フォージャー]
 種﨑敦美[アーニャ・フォージャー]
 早見沙織[ヨル・フォージャー]
 松田 健一郎[ボンド・フォージャー]
 佐倉綾音[フィオナ・フロスト]
 
 
 ===== ストーリー ===== 
余り〝劇場版感〟は感じられなかった。
アニメーション作品は往々にして、長編になってもテレビスペシャルの域を脱するのが難しいのかも。
面白く無かった訳では無いので、長尺で見応えも十分。
オチはアーニャが失敗して台無し・・・、と想像していたが流石にそれでは安直過ぎるのか、制作側も観客に読まれる様な終わり方をする程思慮が浅くは無かったか。
漫画原作者の遠藤達也氏監修に因る完全オリジナルのストーリー。
 ===== 世界観 ===== 
何時の時代なのか?
サイボーグや対空誘導弾(誘導ミサイル)が登場するかと思えば飛行戦艦(飛行艇)やテレビはブラウン管だし、マイクロフィルムって・・・。
東西冷戦開始直後と同等仮定しても良く分からない。
〝メレメレ〟がどの様なスウィーツなのか気になるぅ!
 ===== キャスティング ===== 
 その他の出演 
 銀河万丈[スナイデル]
 中村倫也[ドミトリ]
 賀来賢人[ルカ]
 武内駿輔[タイプF]
 千葉 繁[うんこの神]
 
御多分に漏れず、話題作りの為に有名芸能人の起用有り。
ただ、中村氏や賀来氏は違和感無くプロの声優さんに劣らない上手さだった事は確か。
 ===== キャラクター ===== 
アニメーション作品に限りデザインと設定を分けて評価する。

 キャラクター部門別評価 

★★★★★★★★★★ デザイン ☆☆☆☆☆☆☆☆☆

★★★★★★★★★★ 設   定 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

(評価:-5.0~+5.0/☆=0.5&★=-0.5)

デザインはどうもギャグ漫画調の様な感じでちょっと・・・。

原作者はキャラクター原案にも携わっている。

 ===== 映像 ===== 
劇場版だからと言って特別クオリティが高くなった訳では無い・・・、と思う。
キャラクターデザインがコミカルだからそう手間が掛かっていない様に感じてしまうのかな?
 ===== 音楽 ===== 
テーマソングとエンディング・テーマソングってどう違うの?
双方共有名アーティスト。
 ===== 期待感 ===== 
テレビシリーズseason1&2も観て来たし、安定の面白さかなと。
 ===== 満足度 ===== 
まぁ、ある意味思っていた通り。
良い意味での期待を裏切られた感は無かった。
 
 
 ===== アクション ===== 
後半はアクション盛沢山。
ロイドもヨルも各々の敵と対決する。
 ===== SF ===== 
サイボーグが登場するとは!
 ===== コメディ ===== 
前半はコメディ。
人知れず、偽りの家族が世界の平和を守ってしまう?
〝うんこの神〟って・・・、この件要る?
 ===== ホラー ===== 
該当要素無し。
 ===== ショッキング ===== 
該当要素無し。
 ===== サスペンス ===== 
捕らわれのアーニャを奪還する事が出来るのか、ロイド!
サイボーグと対峙し、炎の中でのバトルを繰り広げるヨルに勝機は有るのか?
果たして、うんこの神はアーニャに微笑むのか!?
 ===== 謎解き ===== 
何やら東国の一部でキナ臭い動きが・・・。
アーニャは何故、東国の軍部に狙われているのか?
 ===== 不可思議 ===== 
他人の心が読める超能力少女に未来予知が出来る犬。
アーニャのこの能力に因り、ロイドやヨルの二面性を上手く纏めて作品が成り立っている要素の一つだと思う。
アーニャの言語中枢。
 ===== ロマンス ===== 
ロイドの浮気を勘ぐる等、ヨルの気持ちは傾きつつあるのか?
フィオナのロイドに対する感情。
 ===== セクシー ===== 
該当要素無し。
 ===== 悲劇 ===== 
該当要素無し。
 ===== 感動 ===== 
偽りの家族だが一致団結して世界の危機を救う。
 ===== ドキュメンタリー ===== 
該当要素無し。
 ===== 歴史 ===== 
該当要素無し。