『ザ・クリエイター 創造者』 | 狂気と正気の狭間

狂気と正気の狭間

『yahoo!ブログ』にて活動して来ましたが、突然の〝サービス終了〟と言うテロに遭い、止む無く移転して来ました。

 
鑑賞日時:令和5[2023]年11月9日[木]/20:00~22:25
映画館名:TOHOシネマズ 錦糸町(オリナス)/SCREEN7
座席番号:G-9

映画館公開日:令和 5[2023]年10月20日[金]
地上波初放送:
 
 この先ネタバレの可能性有り 
 
【2D版/字幕版】
前売券&来場特典無し。
 
前売券も来場特典も無かったので、ロードショー公開日当日には観に行かなかった。
仕事終わりにでも観ようと思っていたら、ロードショー公開より3週間も経過すると上映時間が上手くマッチせずに困った。
前売券が無いのは、配給がウォルト・ディズニー・ジャパンだからだ。
この度利用したTOHOシネマズ 錦糸町(オリナス)のSCREEN7は初めてでは無かったので、過去の記録より座席をチョイスした。
後ろに1列しか無いが、スクリーンに対して〝センター&目線の高さ〟感は丁度良かった。

 

遠く無い近未来、人を守る筈のAIが核を爆発させた・・・。
人類とAIの戦争が激化する世界で、元特殊部隊のジョシュアは人類を滅ぼす兵器を創り出した〝クリエイター〟の潜伏先を見付け、暗殺に向かう。
だがそこに居たのは、兵器と呼ばれたAIの少女アルフィーだった。
そして彼は〝ある理由〟から、少女を守り抜くと誓う。
やがて二人が辿り着く、衝撃の真実とは・・・。

 

 監督 
 ギャレス・エドワーズ
 出演 
 ジョン・デヴィッド・ワシントン[ジョシュア]
 マデリン・ユナ・ヴォイルズ[アルフィー]
 ジェンマ・チャン[マヤ]
 渡辺 謙[ハルン]
 
 
 ===== ストーリー ===== 
人間vs.AIと言う構図は正直〝手垢塗れ〟感は否めない。
それを踏まえた上で、スケールの大きい映像で捩じ伏せる感有るも、それが心地良くも有る。
 ===== 世界観 ===== 
『スター・ウォーズ』や『ブレードランナー』的な世界観に『地獄の黙示録』的な雰囲気を加味した様な感じ。
今とそう遠くない未来が舞台なので一番好きなジャンルではある。
AIに人格を認め寛容に接するアジアvs.AIを危険視し排除しようとするアメリカ(欧米)の構図。
これ程にアメリカを悪者にしてしまって、今後、この監督はアメリカで活動出来るのでしょうか?
個人的にはアメリカ側の主張に同調だな。
いくら意思疎通が出来ている様に見えても、所詮は人の作り出した機械。
無機物に感情移入は出来ない。
 ===== キャスティング ===== 
渡辺 謙氏以外、誰も名前も顔も知らない。
主演のジョン・デヴィッド・ワシントン氏はデンゼル・ワシントン氏の御子息との事。
 ===== キャラクター ===== 
最新型AI=少女の姿と言うのも手垢に塗れた演出と言った感。
アルフィーは胎児から今の姿に成長したって事?
どんどん成長して最後は老衰で死ぬ?
ハルンやアルフィーも、どうせやるならもっとより人間に近付ければ良いものを!
何是あんな後頭部が機械で耳の部分が筒抜けになっている?
自走自爆ロボットが好き。
樽に手足が生えた様な格好で、文字通り腕を振って二足走行(自走)で突進して自爆する。
ハルンの衣装が日本の鎧みたいなのは、キャスティングが渡辺 謙氏だからか?
 ===== 映像 ===== 
壮大なスペクタクル映像が満喫出来た。
『ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー』を監督した人らしいが、超巨大兵器は『スター・ウォーズ』シリーズのお家芸!
エンド・クレジットで、主なキャストの名前がスクリーンに映し出されると、アルファベット表記と共に薄っすらと日本語の文字が!
これって日本独自の演出なの?
ロードショー公開各国に合わせてその国の言語に差し替えているのかな?
撮影は東京でも行われたそう。
 ===== 音楽 ===== 
SF的な巨大兵器の如何にもな重低音効果音好き♡
エンディング曲もオリエンタルな感じ。
尺八が使われていた様な気がする。
 ===== 期待感 ===== 
人類とAIとの存亡を懸けた戦争と来ればねぇ。
映画館のスクリーンで観た壮大な予告映像に惹かれた。
 ===== 満足度 ===== 
まぁ、面白かったんだが期待が大き過ぎたかな・・・。
思っていた以上に思っていた通りのお話だった。
 
 
 ===== アクション ===== 
AI(人型)と人間の銃撃戦。
白兵戦が多いのはAIが人の形をしている者が多いから。
超巨大兵器からの攻撃に晒られる人々。
 ===== SF ===== 
半世紀程の後、そう遠くない未来。
AIvs.人類何て、有りがちだが工夫次第では面白くなりそうな世界観。
好きなジャンル。
 ===== コメディ ===== 
該当要素無し。
 ===== ホラー ===== 
この映画の趣旨とは異なるが、AIが人類をも凌駕する存在になっている世界は空恐ろしい。
自分達のミスでこの争いの元凶となった核爆発を起こしておいて、それをAIのせいにして存在を否定するアメリカ。
 ===== ショッキング ===== 
該当要素無し。
 ===== サスペンス ===== 
アルフィーを連れて逃げるジョシュア、それを追跡するアメリカ軍。
地上へ向けミサイルを発射したノマド、それを無効化する事が出来るのか!?
ジョシュアは最後迄アルフィーを守り抜く事が出来るのか!?
 ===== 謎解き ===== 
ニルマータ=創造者とは何処に居り、どの様な人物か?

人類がAIとの戦争で戦況が不利に陥りかねない最終兵器とは?

 ===== 不可思議 ===== 
該当要素無し。
 ===== ロマンス ===== 
ジョシュア&マヤ。
敵同士でお互いに身分を偽りながらも愛し合い、子供にも恵まれる。
 ===== セクシー ===== 
該当要素無し。
 ===== 悲劇 ===== 
そもそもの事の発端であるロサンゼルスでの核爆発も人類側のミス。
それをAIに濡れ衣を着せて排除しようとする何て!
ジョシュアはアメリカ軍の潜入捜査官だし、マヤはニルマータと呼ばれる対ノマド兵器(アルフィー)を製作し、お互いを騙し合っていた?
 ===== 感動 ===== 
例え最終兵器のAIでも、人の形、ましてや子供では、いくら冷酷なアメリカ人でも殺す(破壊)事は出来ないか。
ジョシュアは状に絆され、命と引き換えにアルフィーを守り抜く事を選ぶ。
シミュラント(模造人間)にインストールされたマヤのデータ(?)に、最後に再会を果たしたジョシュア。
 ===== ドキュメンタリー ===== 
該当要素無し。
 ===== 歴史 ===== 
該当要素無し。