『沈黙の艦隊』 | 狂気と正気の狭間

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『yahoo!ブログ』にて活動して来ましたが、突然の〝サービス終了〟と言うテロに遭い、止む無く移転して来ました。

 
鑑賞日時:令和5[2023]年9月29日[金]/9:40~11:45
映画館名:TOHOシネマズ 柏/SCREEN8
座席番号:H-10

映画館公開日:令和 5[2023]年 9月29日[金]
地上波初放送:
 
 この先ネタバレの可能性有り 
 
【2D版/日本語版】
ロードショー公開初日&初回上映回を鑑賞。
 
この度利用したTOHOシネマズ 柏のSCREEN8は初めてだったので映画館へスクリーンに対して〝センター&目線の高さ〟交差する座席をリサーチしたところH列10番との事だった。
実際に鑑賞してみるともう一つ左隣りのH列9号の様な気がした。
次にこのSCREEN8を利用する機会が有れば、H列9番で観賞してみよう。

 

 

日本の近海で、海上自衛隊の潜水艦が米原潜に衝突して沈没した。
艦長の海江田四郎を含む前76名が死亡との報道に衝撃が走る。
だが実は、乗員は無事生存していた。
事故は、日米政府が極秘に建造した高性能原潜〝シーバット〟に彼らを乗務させる為の偽装工作だったのだ。
米艦隊所属となったシーバット、その艦長に任命されたのが海自一の操艦を誇る海江田であった。
所が、海江田はシーバットに核ミサイルを積載し、突如反乱逃亡。
海江田を国家元首とする独立国家〝やまと〟を全世界へと宣言した。
やまとを核テロリストと認定し、太平洋艦隊を終結させて撃沈を図るアメリカ。
アメリカより先にやまとを捕獲すべく追い掛ける、海自ディーゼル艦〝たつなみ〟。
その艦長である深町は、過去の海難事故により海江田に並々ならぬ想いを抱いていた・・・。
大儀か、反乱か。
日米政府、海上自衛隊、米海軍迄をも運命の荒波に呑み込む、海江田四郎の目的とは・・・?

 

 監督 
 吉野耕平
 出演 
 大沢たかお[海江田 四郎]
 玉木 宏[深町 洋]
 中村 蒼[山中栄治]
 松岡広大[入江覚士]
 水川あさみ[速水貴子]
 ユースケ・サンタマリア[南波栄一]
 
 
 ===== ストーリー ===== 
尻切れトンボ的な終わり方。
原作漫画は読んだ事が無いが、未だ未だこの先が有ろう事は容易に想像が付く。
スッキリせずにモヤモヤする。
 ===== 世界観 ===== 
〝潜水艦もの〟は大好きなジャンルの一つ。
閉鎖された空間で見えない敵と戦う緊迫感がたまらない。
そこに政治的な思惑が絡んで来るからリアリティを感じる。
〝やまと〟が核弾頭を搭載しているか否か、疑心暗鬼が今作の根幹に有るけど、米軍は核弾頭の数の管理して無いの?
シーバットに登場させる為、海自の潜水艦の乗組員丸ごと一隻分を事故死に偽装させたり、建造費が全て日本持ちなのに米海軍所属だとか如何にも在りそう。
日本が原子力潜水艦を所持するとか、その先に核武装を見据えているとかはキナ臭い。
 ===== キャスティング ===== 
 その他のキャストの皆さん 
 江口洋介[海原 渉]
 笹野高史[竹上 登登志雄
 夏川結衣[曽根崎 仁美]
 橋爪 功[海原 大悟]
 上戸 彩[市谷裕美]
 
キャスティングは豪華だが役にマッチしてるか否かは正直分からない。
原作漫画を読んだ事が無いので先入観を持たずに鑑賞出来た。
 ===== キャラクター ===== 
自ら決められず決定権も無い日和見的な総理大臣が何となくリアリティを感じる。
内閣官房長官は〝政界の黒幕〟二世の割には爽やかでクリーン印象。
統合幕僚長【手塚とおる】が怪し過ぎるのはキャスティングのせい?
 ===== 映像 ===== 
深く暗い海を静かに潜航する潜水艦のシーンが印象的。
日本映画としては初めて海上自衛隊潜水艦隊の協力を得られ、実際の潜水艦での撮影等が行われたとの事なのでリアルな映像なんでしょうな。
CGも使用しているのだろうけど実写と揉訳がつかない。
 ===== 音楽 ===== 
アクティブ・ソナーの音を聞くだけで緊張感が高まる。
艦船のスクリュー音もこれから無いが怒るのかと期待させられる。
主題歌とかは特に印象に残らなかった。
 ===== 期待感 ===== 
〝潜水艦者に外れ無し〟と言う格言が有る。
潜水艦が独立国家となると言う乏しい前情報からしてそそられる。
 ===== 満足度 ===== 
中途半端な尻切れトンボな終わり方。
今作は続編への導入的な位置付けなのか?
 
 
 ===== アクション ===== 
潜水艦同市の緊迫感溢れる対艦戦。
直接の各党は無いが、爆雷を受けた時の潜水艦発令所でのリアクション。
 ===== SF ===== 
該当要素無し。
 ===== コメディ ===== 
該当要素無し。
 ===== ホラー ===== 
やまとが核弾頭を搭載しているか否か、疑心暗鬼の中で思わぬ切っ掛けで核戦争が始まってしまうのではと言う気持ちにさせられた。
 ===== ショッキング ===== 
該当要素無し。
 ===== サスペンス ===== 
 
 ===== 謎解き ===== 
海江田の真意は?
〝やまと〟は本当に核弾頭を搭載しているのか?
 ===== 不可思議 ===== 
該当要素無し。
 ===== ロマンス ===== 
該当要素無し。
 ===== セクシー ===== 
該当要素無し。
 ===== 悲劇 ===== 
以前、海江田が館長を務める潜水艦での事故による犠牲者。
その弟が〝やまと〟のクルーとして参加している・・・。
 ===== 感動 ===== 
手段はどうあれ、世界平和の為に立ち上がった海江田。
その志に賛同して〝やまと〟に集ったクルー達。
 ===== ドキュメンタリー ===== 
該当要素無し。
 ===== 歴史 ===== 
該当要素無し。