『シドニアの騎士 あいつむぐほし』 | 狂気と正気の狭間

狂気と正気の狭間

『yahoo!ブログ』にて活動して来ましたが、突然の〝サービス終了〟と言うテロに遭い、止む無く移転して来ました。

 
鑑賞日時:令和3[2021]年6月4日[金]/9:10~11:10
映画館名:MOVIX柏の葉/シアター8
座席番号:J-11

映画館公開日:令和3[2021]年 6月 4日[金]
地上波初放送:
未知の生命体ガウナに地球を破壊され、辛うじて生き残った人類は巨大宇宙船シドニアで旅を続けていたが、100年振りにガウナが出現、再び滅亡の危機に襲われる。
だが、人間とガウナから生まれた融合個体である白羽衣つむぎや、人型戦闘兵器・衛人のエースパイロット谷風長道の活躍によってガウナを撃退する事に成功する・・・。
それから10年、シドニアの人々は、束の間の平和の中に居た。
つむぎも、今やシドニアの英雄となった長道に想いを寄せながら、穏やかな日々を過ごしている。
だが、艦長の小林は、ガウナが居る限りこの平穏は長く続かない事を分かっていた。
やがて、人類の存亡を賭け、最終決戦を決断。
愛する人を守る為、シドニア最後の戦いが始まった・・・。
 監督 
 吉平“Tady”直弘
 瀬下寛之(総監督)
 出演 
 逢坂良太[谷風長道]
 洲崎 綾[白羽衣つむぎ/星白 閑/紅天蛾]
 豊崎愛生[科戸瀬イザナ]
 金元寿子[緑川 纈]
 櫻井孝宏[岐神 海苔夫]
 大原さやか[小林艦長]
 子安武人[落合/かなた]
 
 この先ネタバレの可能性有り 
 
【2D版/日本語版】
ロードショー公開初日&初回上映回を鑑賞。
 
パンフレットが〝数量限定〟での販売とは珍しい。
ロードショー公開初日、映画館開館前には既に、数量限定パンフレットやグッズ購入目的の観客が数人、列を作っていた。
かく言う私もその1人だが・・・。
この度利用したMOVIX柏の葉は初めてなので、事前に映画館へ、スクリーンに対して〝センター&目線の高さ〟が交差する座席をリサーチし、J列11番との事なので選択した。
 
鑑賞より3週間以上も経過してしまい、記憶も曖昧にして定かでは無い。
レポート提出を怠ってしまった!
 
 
 
 ===== ストーリー ===== 
SFロボット&ラブコメ基調。
寄居子(ガウナ)との最終決戦に臨み、『シドニアの騎士』の終わりに、終始引き付けられる展開。
分かってはいても、やはり最後は大団円を迎えてのハッピーエンドは心安らかになる。
 ===== 設定 ===== 
テレビ・シリーズ第2期『シドニアの騎士 第九惑星戦役』から10年後の話。
10年間、一進一退の戦闘を繰り返している。
それにしても、宇宙を舞台としているだけあり、時間経過が〝年単位〟だ。
それから数か月後に、寄居子(ガウナ)との、惑星セブン入職を掛けての最終決戦が行われ勝利し、船員の半数が入職した惑星セブンを、4年後に〝新シドニア〟が新天地を求めて出港して行く。
 ===== キャラクター ===== 
珍しい事に、メインのキャラクターが誰も死なない!
確かに、〝融合個体つむぎ〟は消滅するが、〝エナ星白〟へつむぎの記憶を移植し、〝人間サイズ〟として復活、長道と結ばれて子宝にも恵まれ、惑星セブンに入職して幸せに暮らす。
身体は星白、心はつむぎで、ラッキーだな、長道!
緑川 纈には驚かされたと同時に笑った!
クライマックス直前、イザナとイイ感じのなる。
身体が女性化し始めたイザナに合わせるかの様に、自らは男性となり、新シドニアの艦長として2人で旅立つ。
岐神 海苔夫はあれで良いのか?
何の報いも受けていないでは無いか!
星白を死に至らしめたのも、科学者・落合に身体を乗っ取られていたとしても、シドニアを窮地に陥れた事には変わりないのでは?
絶対死ぬと思っていた。
作中も死んだと思ったのに、シドニアの最新テクノロジーで復活し、痴れっと英雄気取り。
海苔夫の側近・岐神海蘊【佐倉綾音】は、結局はどうなった?
これまた、シドニアの最新テクノロジーにて蘇ったの?
 
10年後の世界ともなると、次世代の操縦士キャラクターが多数登場する。
〝仄シリーズ〟の第2世代がチビッこくてカワイイ♡。
テレビ・シリーズ第1期で、寄居士(ガウナ)に捕食されて戦死した山野栄子【森 なな子】の弟・稲汰朗【内田雄馬】が登場。
その他、小林艦長やヒ山ララァと科学者・落合との、過去のエピソードも描かれている。
 ===== キャスティング ===== 
メイン・キャストの皆さん、誰も欠ける事無く、誠に祝着。
新キャラクター登場により、今作より参加された演者さん達も多数。
 ===== 映像 ===== 
無機質な物や宇宙空間等の背景は、3DCGの独壇場では?
シドニア無いの居住空間の〝ゴチャゴチャ感〟が美しくも素晴らしい。
キャラクターも、〝如何にも3DCG〟と言った感じは意識させない。
エンド・ロールのフォント、『シドニアの騎士』特有の物だったが、少々読み辛い。
 ===== 音楽 ===== 
クライマックス、絶妙のタイミングで『シドニア』(第1期オープニング曲)が掛かるのには鳥肌!
エンディング曲は、アーティストは分からないが、これ迄の『シドニアの騎士』らしくない!
良い意味で。
何と言うか、曲調が〝Perfume〟っぽい。
 ===== 期待感 ===== 
テレビ・シリーズ第1期より観続けて来た作品故。
 ===== 満足度 ===== 
爽やかな爽快感を感じた。
主要キャラクターが誰も死なず、元来の目的を果たせた達成感も。
映像の美しさにも感激。
 
 
 ===== アクション ===== 
宇宙空間での戦闘シーンは、スピード感溢れる迫力。
寄居子(ガウナ)と衛人とのドッグファイトがメイン。
 ===== SF ===== 
地球が寄居子(ガウナ)に破壊されてより1,000年の未来。
超巨大宇宙船で新天地へとを探して船出何て、スケールの大きな話。
シドニアのデザインも、小惑星を突き刺す形で人工物が融合しているのが良い。
 ===== コメディ ===== 
つむぎや長道の言動。
寄居子(ガウナ)との生存を掛けた最終決戦の前でも、日常生活は結構ユーモラス。
 ===== ホラー ===== 
未知の生命体に地球を破壊された上、人類存続の危機って!
 ===== グロテスク ===== 
融合個体二号=かなたのデザイン。
同じくつむぎのコミュニケーション用の〝胞手〟。
 ===== サスペンス ===== 
クライマックス、寄居子(ガウナ)とのシドニアと人類の存続を掛けた攻防戦。
一進一退。
知性を得た寄居子(ガウナ)に加え、融合個体二号のかなた=科学者・落合が襲い掛かる。
苦戦を強いられるシドニア。
果たして、寄居子(ガウナ)を退け、新天地を手中に!?
 ===== 謎解き ===== 
寄居子(ガウナ)とはコミュニケーションを取る事が出来ないのか?
何故、シドニアを襲うのか?
化学者・落合は何を企んでいるのか?
 ===== 不可思議 ===== 
寄居子(ガウナ)=地球外生命体。
 ===== ラヴ ===== 
つむぎと長道は漸く両想いとなった。
イザナと纈が、まさかの形でくっ付くとは!
 ===== エロス ===== 
女性キャラクターの着替えシーンとかだった気が・・・?
 ===== 悲劇 ===== 
科学者・落合とヒ山ララァとの過去の経緯。
シドニア内部に知性型寄居子(ガウナ)の侵入を許してしまい、大勢の犠牲が出た事でしょうなぁ。
最前線でも衛人操縦士が次々と撃墜される。
 ===== 感動 ===== 
我が身を犠牲にしてでも作戦の成功の為に闘い続ける長道。
そんな長道を助けるべく、自らの身を犠牲にするつむぎ。
主要キャラクター全員が無事帰還。
 ===== ドキュメンタリー ===== 
該当要素無し。
 ===== 歴史 ===== 
該当要素無し。