鑑賞日時:令和2[2020]年3月27日[金]/9:45~12:15
画館名:TOHOシネマズ 錦糸町(楽天地)/SCREEN9
座席番号:I-15
映画館公開日:令和2[2020]年 3月27日[金]【2週間限定公開】
地上波初放送:
座席番号:I-15
映画館公開日:令和2[2020]年 3月27日[金]【2週間限定公開】
地上波初放送:
2120年、東京。
シビュラシステムに因って管理された社会で、刑事課一係を率いて事件を解決してきた二人の監視官、慎導 灼と炯・ミハイル・イグナトフは、事件を捜査して行く渦中で真実と正義を巡り決裂してしまう。
それらの事件の裏で暗躍する梓澤廣一は、ついに刑事課その物を標的に定め、公安局ビルを襲撃する。
嘗て無い窮地に立たされた公安局刑事課一係。
灼と炯の信義を問う、最後の事件が起きる・・・。
監督
塩屋直義(監督)
本広克行(総監督)
出演
出演
梶 裕貴(慎導 灼)
中村悠一(炯・ミハイル・イグナトス)
堀内賢雄(梓澤廣一)
宮野真守(法斑静火)
日髙のり子(ドミネーター)
この先ネタバレの可能性有り
【2D版/日本語版】ロードショー公開初日&初回上映回を鑑賞。鑑賞より2週間も経過しての感想となってしまった。ロードショー公開初日翌日からの週末28日[土]・29日[日]は、新型コロナウィルスに対する〝外出自粛要請〟に倣い、TOHOシネマズが週末の営業を臨時休業にしてしまった。その翌週末も。この記事を書いている4月10日[金]現在に至っては、日本国政府より発せられた〝緊急事態宣言〟に基づき、それが解除される迄の期間、映画館は営業を自粛する事に。タイミング良い状況で鑑賞出来て良かった。既に上映期間は終了している日程だが、実際の所はどう言う状況なのだろうか?週末の臨時休業等の影響で、鑑賞出来無かった人達も居るのでは?この度利用したTOHOシネマズ 錦糸町(楽天地)は初めてだった。事前に、スクリーンに対して〝センター&目線の高さ〟が交差する座席をリサーチした所、映画館側からの回答はI列15番との事だった。実際に鑑賞してみて、〝センター〟は16番だと思う。15番は、上映開始前にスクリーンに映し出される〝◎TOHO CINEMAS〟のロゴの、〝◎TOHO〟の2個目の〝O〟が正面に見えた。〝目線の高さ〟も1~2列後ろが丁度良いと思われる。I列は、同じくロゴが〝1行上〟に見える感じだったし、スクリーンが視界一杯だった。日時座席指定券へと引き換える3月24日[火]、インターネット環境が不調だった。インターネットには繋がるのだが、無線LAN(ADSL)が使えない。それ以前より、時折インターネットに繋がっては切れを繰り返しており、ソフトバンクへ連絡した所、新しいモデムを送って来たのだが、それに交換しても解決せず。致し方無く、24日[火]当日は、ノートパソコンとモデムをケーブルで繋ぎ、21時にムビチケ・カードを日時座席指定券へと引き換えて事なきを得たが、少々焦った。再度連絡し、モデムと一緒に無線LANカードも交換する事となった。
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===== ストーリー =====
テレビ・シリーズ『PSYCHO-PASSサイコパス|3』(以後:『3』)の最終回。
『3』と今作中でも語られた、常守 朱が勾留される原因となった事件を描くであろう最新作の〝予告編〟とも捉えられる。
『3』終了直後より物語は始まる。
相変わらず、ストーリーが難しい。
梓澤を中心に、公安局や外務省の面々が振り回される。
中盤迄は盛り上がるが、ラストは何か有耶無耶となって尻すぼみな印象。
ラスト・シーンはあからさまに次回作へのフラグ。
===== 設定 =====
好きな近未来物。
厚生省本部ビルが封鎖され、その内部でキャラクターが奮闘する。
『ダイ・ハード』に似てるね。
ビフロストやコングレスマンの存在意義が今一つ詳しく説明されていないので、全体的にぼんやりとした印象。
どうやら、システムとしてのビフロストとは、シビュラ・システム黎明期に〝デバック〟を行う為のサブシステムとの事。
鑑賞中、終始『ピースブレイカーって何だったけ?』と思い続けていた。
===== キャラクター =====
『3』以降、殆んどが刷新されている。
主人公は、サブ・タイトルに〝FIRST INSPECTOR〟と有る様に、梓澤がそうなのだろうか?
テレビ・シリーズ第1期(以後:『1』)以来のキャラクターも登場する。
常守 朱が、何故か、と有る事件により勾留中だったが、ラストで解放されて霜月美佳の補佐役へと就任する。
公安局局長の名前が、『3』以降、細呂木 晴海へと変更されている。
姿はそれ以前の禾生壌宗と変わらず、演じているのも榊原良子氏。
その細呂木局長が作中で殺害(実際は自らビルの屋上より身を投げるが、実際は義体の破壊。)するので、法斑が後任へと就任する。
コングレスマンも良く分からない存在。
法斑静火も突然現れ、ゲームに勝利してビフロストを壊滅させたかと思ったら、ラストで厚生省公安局局長へと就任するし・・・。
そうなると、シビュラシステムの直接的な支配が及ばなくなるので、今後どうなるのか?
狡噛は帰国し、花城フレデリカ率いる外務省行動課の一因に。
ドミネーターを向けられても〝犯罪係数〟は計測されず、開示には外務省の許可が必要となる。
宜野座も須郷も行動課の一因となっており、公安局刑事課より引き抜かれた模様。
物語終盤、唐之杜 志恩が、サイコパスの色相良化により社会復帰している。
デザイン面だが、どうしても全てのキャラクターが、鼻の下が長過ぎる様に思えてならない。
===== キャスティング =====
その他のキャストの皆さん
櫻井孝宏(雛河 翔)
大塚明夫(廿六木 天馬)
諏訪部 順一(入江一途)
名塚佳織(如月真緒)
佐倉綾音(霜月美佳)
沢城みゆき(唐之杜 志恩)
関 智一(狡噛慎也)
野島健児(宜野座 伸元)
東地宏樹(須郷徹平)
本田貴子(花城フレデリカ)
日笠陽子(小宮カリナ/マカリナ)
矢作紗友里(小畑千夜)
斧アツシ(ジャックドー)
野沢 由香里(ヴィクスン)
中 博史(代銀遥煕)
伊藤 静(六合塚 弥生)
花澤香菜(常守 朱)
榊原良子(細呂木 晴海)
豪華の一言。
誰一人、掛ける事無く最新作を迎える事が出来て何より。
花澤香菜氏、伊藤 静氏、榊原良子氏の登場シーンが少なかったのは残念。
===== 映像 =====
凝っていて美しい。
ただ、展開が早くて目まぐるしくので、折角細部迄造り込んでいても、目が追い付かない感じ。
前編を通し、舞台が夜か屋内の為、全体的に暗い。
===== 音楽 =====
主題曲は、何か激しい感じのカッコ良さげな感じだったが、興味が無いのでアーティスト等は知らない。
===== 期待感 =====
ブッチャケ、『『3』の最終回を金を払って観させられるのか?』とも思ったが、やはり映画館で公開される長編と言う事で期待が膨らんだ。
===== 満足度 =====
世界観が好きだから、それを感じられて良かった。
『3』は完結したが、根本的なその要因は不明のままで、最新作の制作をチラ付かせている。
===== アクション =====
全編アクションの連続。
銃撃戦有り、格闘戦有り。
===== SF =====
100年後の世界だが、確かに『シビュラシステム』等の社会インフラは今のテクノロジーを超えているが、映像的に見る限り、それ程〝未来感〟は無い。
自動運転は既に実用化され、ホログラムも日常的になっている位か?
ドミネーターの試作品で、〝散弾銃式〟が登場!
===== コメディ =====
慎導 灼は飄々としていて面白キャラ。
ラストで、常守 朱が自分の補佐役として社会復帰し、法斑静火が公安局局長へと就任する事実をしらされた、霜月美佳のリアクション!
===== ホラー =====
与り知らない所で、得体の知れないシステムに管理されている社会。
それに何等疑問を抱かない人々。
犯罪を犯す前に〝執行〟って、怖過ぎ!
===== グロテスク =====
ドミネーターのエリミネーター・モードでの執行。
是非、〝実写版〟で観てみたい!
===== サスペンス =====
占拠され、完全封鎖された挙句に有毒ガスを散布され、諸君が人質となされた公安局本部ビル。
小宮都知事を渡さなければ、人質の命が!?
銃撃戦やら格闘戦やら、観ていて手に汗握る展開の連続。
===== 謎解き =====
梓澤廣一の真の目的とは?
法斑静火の正体とは?
2年前の、炯の兄と灼の父の死と、常守 朱が勾留されるに至った事件とは何だ?
===== 不可思議 =====
灼の『メンタルトレース』は、どう考えても超能力!
超常現象だよ。
===== ラヴ =====
小宮カリナは灼の事が好きなのでは?
入江一途と如月真緒の関係は、如月も満更でも無い様子。
唐之杜 志恩と六合塚 弥生は、未だ関係が継続中らしい。
志恩が社会復帰し、弥生の住居での同棲生活を始める模様。
===== エロス =====
該当要素無し。
===== 悲劇 =====
該当要素無し。
===== 感動 =====
事件解決に死力を尽くす、公安局刑事課一係と外務省行動課の面々。
特に、自らの身を挺してカリナを守ろうとした志恩。
===== ドキュメンタリー =====
該当要素無し。
===== 歴史 =====
該当要素無し。