『スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け』 | 狂気と正気の狭間

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鑑賞日時:令和元年[2019年]年12月20日[金]/10:00~12:40
映画館名:TOHOシネマズ 日比谷/SCREEN4
座席番号:J-16

映画館公開日:令和元年[2019年]12月20日[金]
地上波初放送:令和 2年[2021年] 2月26日[金]
 
カイロ・レンは、祖父ダース・ベイダーの遺志を受け継ぎ、銀河の圧倒的支配者となる。
一方、類まれなフォースを覚醒させたレイは、伝説のジェダイ、ルーク・スカイウォーカーの想いを引き継ぎ、生きる英雄レイアや天才パイロットのポー・ダメロン、元ストームトルーパーのフィンら僅かなレジスタンスの同志達と共に立ち上がる。
スカイウォーカー家を中心とした壮大なサーガは、光と闇のフォースを巡る最終決戦に託される・・・。
 監督 
J.J.エイブラムス
 出演 
デイジー・リドリー(レイ)
アダム・ドライバー(カイロ・レン/ベン・ソロ)
ジョン・ボイエガ(フィン)
オスカー・アイザック(ポー・ダメロン)
 
 この先ネタバレの可能性有り 
 
【3D版/IMAX/字幕版】
ロードショー公開初日&初回上映回(3D版/IMAX/字幕版)を鑑賞。
 
 作品鑑賞料金(ムビチケ・カード)           1,500円
 3D鑑賞料金(3Dメガネ持参に付き-100円)     300円
 IMAX鑑賞料金                        500円
───────────────────────────
 合計                             2,300円
 
思い起こせば、〝初めて自分で鑑賞料金を支払って観た外国映画〟が『スター・ウォーズ(エピソード4/新たなる希望)』(以後:『EP4』)だった。
1978年だったと記憶している。
そこから、私の〝映画鑑賞人生〟が始まったかと思うと、そのシリーズの完結編ともなると、少なからず感慨深いものを感じる。
まぁ、〝スカイウォーカー一族のサーガ〟は完結したが、聞く所に因ると、〝新たなるシリーズ〟の政策構想が有るとか無いとか・・・?
 
それにしても、鑑賞したのが令和元年[2019年]12月20日[金]なのに、感想を記すのが歳を跨いて令和2[2020]年になってしまうとは!
慣れない〝シフト制〟での就労や、年末年始に掛けての〝雑事〟処理に追われ、ついつい今日に至ってしまった。
 
〝ロードショー公開初日〟と言っても、それ以前に〝前夜祭〟の様な形で、12月20日[金](公式ロードショー公開日)に日付が変わった時間帯に、既に上映回が催されていた。
この度利用したTOHOシネマズ 日比谷もSCREEN4も初めてでは無かったので、スクリーンに対して〝センター&目線の高さ〟はI列16番と承知していた。
令和元年[2019年]12月17日[火]21時00分(TOHOシネマイレージ会員特権)になった瞬間、TOHOシネマズ 日比谷のサイトより、ムビチケ・カードを日時座席指定券へと引き換えようとしたのだが、操作に手間取ってしまった為かADSL50MBの悲しさか、一瞬の差で獲得敵わず。
まぁ、今回のJ列16番こそが〝目線の高さ〟が丁度良かったと思えたし、〝センター感〟は右隣の〝17番〟でも良い様な気がした。
16番はTOHOシネマズのロゴ・マークの、〝OとCの間のスペース〟辺りが正面に見えていた。
 
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===== ストーリー =====
勧善懲悪。
日本の時代劇とアメリカの西部劇を足して2で割った様な、痛快活劇と言った感じ。
賛否両論が有るとは聞いている。
ただ、そもそも『EP4』を観てファンになった観客を対象としている筈なので、それ以外や今作で初めてこのサーガに触れた御仁には、些か現代の作風と比べて違和感を覚えるのは致し方無い事だとは理解出来る。
逆に、古くからのファンにしてみれば、〝続三部作(エピソード7~9)〟位から、〝一見〟のファンにも受ける様な内容に変化していると感じていたのでは無いだろうか?
===== 設定 =====
サブ・タイトルの〝スカイウォーカーの夜明け〟とはどう言う意味か?
ラスト・シーン、名を問われたレイが、「レイ・スカイウォーカー」と名乗る所から来ている。
新たなる物語の始まりを期待させるには、十分過ぎるキーワード。
 
銀河宇宙で剣劇。
宇宙戦艦が艦隊戦を繰り広げる中でフォースが物を言う。
不思議な世界観が観客の心を引き付けるのだと思う。
===== キャラクター =====
レイはパルパティーン皇帝【イアン・マクダーミド】の孫娘だった!
だからフォースの才能を有していた。
ちょっとご都合主義的・・・。
 
パルパティーン皇帝は生きていた!
ファーストオーダーの元最高指導者・スノークは、カイロ・レンを操る為にパルパティーン皇帝が作り出した幻影だった。
 
カイロ・レン、死す。
終盤、改心してレイと共にパルパティーン皇帝を倒すも、力尽きたレイを救う為、自らのフォース(?)を与えて消滅。
レイアも死す。
何故、フォースを使う者の死=体が消滅する?
===== キャスティング =====
その他のキャストの皆さん。
キャリー・フィッシャー(レイア・オーガナ)
マーク・ハミル(ルーク・スカイウォーカー)
ビリー・ディー・ウィリアムズ(ランド・カルリジアン)
ヨーナス・スオタモ(チューバッカ)
アンソニー・ダニエルズ(C-3PO)
ジミー・ヴィー(R2-D2)
 
新しく登場したロボットのD-Oの声は、今作監督のJ.J.エイブラムスとの事。
 
ハリソン・フォード氏は、ハン・ソロは幻影として登場するのだが、エンド・ロールでのキャスティングには名前が無かった気がする・・・?
映画館販売パンフレットには無かった。
キャリー・フィッシャー氏は、過去映像を再編集しての登場。
ビリー・ラード(コニックス中尉)はキャリー・フィッシャー氏の娘。
===== 映像 =====
文字が宇宙空間へと流れて行く映像は、如何にも〝スター・ウォーズ感〟が!
 
最低限3D版を観るべきだと思う。
IMAXは、まぁ、迫力は有るがマストでは無いかな。
『EP4』公開当時から比べると、特撮技術も段違いに向上した事でしょうなぁ。
観た物全てが真実に思えてしまう!
===== 音楽 =====
メイン・テーマ曲のイントロの最初の音を聞いた途端、『EP4』を始めて観た頃のワクワク感が鮮明に蘇って来た。
===== 期待感 =====
『EP4』以来、40年以上に亘り観続けて来たシリーズの完結ともなると、否が応にも期待が高まる。
その反面、シリーズが長く続いたが故の〝新鮮味〟が薄れてしまった様な・・・。
===== 満足度 =====
まぁ、一つの祭りの終わりとでも言いますか、大団円と言う事で。
 
 
===== アクション =====
もう、ほぼアクションで出来ていると言っても過言では無い。
やはり、ライトセーバーによるレイとカイロ・レンとのバトルは見所の一つだ。
後は、無数の敵宇宙艦隊に対抗するレジスタンスのXウイング機等による攻撃。
===== SF =====
〝遠い昔、遥か彼方の銀河系〟でのお話なのだから、言ってしまえは〝昔話〟の筈だが・・・。
宇宙を舞台とした、壮大な宇宙戦争。
今作は、デス・スターの様な超巨大兵器では無く、スターデストロイヤーの大艦隊による物量作戦。
でも、大艦巨砲主義で、その主砲がやられると誘爆して艦も沈む・・・。
===== コメディ =====
C3-POとR2-D2等、ロボット同士の遣り取り。
結構、ピンチのシーンでも陽気なノリで乗り切る、それがハリウッド映画?
===== ホラー =====
力で宇宙を支配しようとする何て!
===== グロテスク =====
パルパティーン皇帝や各種エイリアンのデザイン。
===== サスペンス =====
様々な場面でピンチだよ。
レイやポー・ダメロン等、行く惑星、惑星でファースト・オーダーやらレン騎士団やらに遭遇して逃亡劇や戦闘が繰り広がられる。
===== 謎解き =====
シスの本拠地は何処に在る?
黒幕は誰なのか?
===== 不可思議 =====
フォースって?
シスの力も
===== ラヴ =====
フィンはレイの事が?
何か、告白しかけた様なシーンが有ったが・・・?
ポー・ダメロンにも過去の女の影が?
===== エロス =====
該当要素無し。
===== 悲劇 =====
レジスタンスを率いるレイアの死。
パルパティーン皇帝の魔の手から我が子を守る為、レイは両親に置き去りにされ、二人は殺された事実。
===== 感動 =====
潔い迄の勧善懲悪。
やはり正義は勝つ。
===== ドキュメンタリー =====
該当要素無し。
===== 歴史 =====
遠い昔、遥か彼方の銀河系でのお話しだから。