『PSYCHO-PASSサイコパス|Sinners of the System/Case.1   | 狂気と正気の狭間

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『yahoo!ブログ』にて活動して来ましたが、突然の〝サービス終了〟と言うテロに遭い、止む無く移転して来ました。

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鑑賞日時:平成31[2019]年1月25日[金]/9:20~10:30
映画館名:TOHOシネマズ 流山おおたかの森/SCREEN9
座席番号:L-14

 

映画館公開日:平成31[2019]年 1月25日[金]
地上波初放送:

 

 

2117年冬、公安局ビルに一台の暴走車両が突入する事件が発生。
その運転手は青森に在る潜在犯隔離施設〝サンクチュアリ〟の心理カウンセラー・夜坂 泉だった。
しかし取調べ直前に夜坂の即時送還が決定する。
監視官の霜月美佳は、執行官・宜野座 伸元らと共に夜坂送還の為青森へ向かう。
そこで待っていたのは、〝偽りの楽園〟だった。
 
監督 塩谷直義
 
出演 佐倉綾音(霜月美佳)
 
野島健児(宜野座 伸元)
 
伊藤 静(六合塚 弥生)
 
小山力也(松来ロジオン)
 
岡 寛恵(辻飼羌香)
 
弓場沙織(夜坂 泉)
 
 
 
この先ネタバレの可能性有り
 
 
【PG-12指定/通常版】
ロードショー公開初日&初回上映回を鑑賞。
タイトル補正:『PSYCHO-PASSサイコパス|Sinners of the System/Case.1  罪と罰』

平成31年[2019]年の〝映画始め〟作品だ。

初回上映回と言っても、鑑賞したTOHOシネマズ 流山おおたかの森では、鑑賞当日4回上映が有ったのだが、其々がスクリーンが異なったいた。
他の上映館ではMX4D/4DXでの上映も有った。

金曜日の平日のせいか、空いていた。
ただ、女性客が目立った。

正直、「なぁ~んだ、60分作品かぁ・・・。」と言った感じ。
劇場版長編を3作品連続で公開するのかと期待していたのに、これではOVAのイベント上映と変わり無いな。
それでも、実質、長編2作品分程度のボリュームにはなるか。

『Case.2  First Guardian』は、2月15日[金]公開。
『Case.3  恩讐の彼方に__』は、3月8日[金]公開。
3週間置きの公開だが、〝期間限定公開〟かは不明。

 

 

 

 

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ストーリー
霜月と宜野座を中心とした物語。
〝青森〟と〝地下〟で、〝放射性廃棄物〟関連だろうなと容易に察しが付いてしまう。
結局は、黒幕はシビュラシステムだったって事。
設定
テレビシリーズ2期から劇場版を経て繋がる世界。
薬物投与とか集団催眠と言うのは、少々安直で捻りの無い設定では?

 

 

近未来と言う、最も好きな世界観だが、余りそれらが感じられなかったのは残念。
キャラクター
霜月のこれ迄見た事の無い様な一面が。
宜野座も監視官だった頃と比べると、丸くなったと言うか融通が利く様になった?
この2人、意外と似ているのかも!?
今回は、朱の登場が余り無かったのが残念。
だが、最後の最期で美味しい所を持って行く活躍をする。

 

 

玄沢や能登は要らないんじゃね?
別段、重要な役割を果たしている訳でも無いし。

 

 

烏間はシビュラシステムの義体だった。
結局、何でもかんでもシビュラシステムが悪者なのでは?

 

 

クライマックス、幻影として狡噛が一瞬登場するのはファンサービス?
宜野座との色々を想像しちゃうんだろうなぁ・・・!

 

 

この作品に登場するキャラクターは細過ぎる。
痩せ過ぎ!
それと名前が独特。
読めないし、入力するにも一苦労だ。
キャスティング
今作に登場する、その他のキャラクターを演じた方々。
 
出演 平井祥恵(久々利 武弥)
 
斉藤 貴美子(玄沢愛子)
 
多田野 曜平(能登耕二)
 
中川慶一(烏間 明)
 

レギュラー・キャストの方々。
 
出演 花澤香菜(常守 朱)
 
沢城みゆき(唐之杜 志恩)
 
櫻井孝宏(雛河 翔)
 
東地宏樹(須郷徹平)
 
榊原良子(禾生壌宗)
 
日高のり子(ドミネーター)
 
レギュラー・キャストの方々は、一人も欠ける事無く出演が叶い何よりです。

 

 

サンクチュアリのキャラクターを演じた声優さんは、小山氏以外は誰も名前も知らない。
松来=小山氏は、如何にもと言う感じで、捻りが無いと言うか、意外性が無いと言うか・・・。
松来が登場した段階で、声を発していなくても直感的に小山氏が脳裏を過った。

 

 

櫻井孝宏氏は槙島聖護だったよね!
映像
緻密な画。
制作スタッフの力の入れ加減と苦労が伝わって来る。
音楽
オープニングの曲には聞き覚えが有った。
テレビ・シリーズのそれでは無かったかな?(第1期か第2期か、若しかしたら劇場版かは不明)
エンディング曲は知らん。

 

 

日高のり子氏の優しい声で、淡々と執行を促すドミネーターの音声は、かえって不気味
期待感
長編を3作品連続で観られると思っていたんだがなぁ。
それでも、作品の世界観は好きだし、その後の続きが気になっていたから、それが観られるかと思うと期待も膨らむ。
満足度
まぁ、期待が大きかった分、落差が!
やはり60分では少々物足りなさは否めない。

 

 

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アクション
クライマックスの宜野座と強化外骨格の松来とのバトルは見所の一つ。
結末は、宜野座が勝つと分かっていても手に汗握る。
宜野座の義体化した左腕が引き千切られる程の激しさ!
SF
2117年の日本が舞台。
シビュラシステムによる社会秩序やドミネーター、強化外骨格等はサイエンス・フィクション要素大。
ただ、100年後を描いた世界にそれ程の未来感は無い。
コメディ
該当要素無し。
ホラー
全てに於いて、シビュラシステムに管理されている社会。
シビュラシステムその物が不気味な存在。
グロテスク
ドミネーターのエリミネーターに因る執行は、今作では1人だけ。
そこら辺がPG-12指定の由縁か?
毎回思うけど、執行後の後始末が大変だろうに。
サスペンス
公安局のビルに迫り来る暴走車両!

 

 

サンクチュアリ側に拘束された六合塚は玄沢により怪しい薬物を注射され・・・。
サンクチュアリで、入所者に追い詰められる公安局の面々と夜坂と武弥。
すんでの所で朱が駆け付ける。
謎解き
サンクチュアリには何が隠されているのか?
烏間も禾生もシビュラシステムなのだとしたら、結局は今回の一件はシビュラシステムの自作自演?
不可思議
該当要素無し。
ラヴ
該当要素無し。
エロス
該当要素無し。
悲劇
過去の杜撰な管理が引き起こした、放射性廃棄物を巡る騒動。
それらを運び出すのに利用されていた入所者達は、〝蟻〟と呼称されて使い捨て。
事実を知った物は抹殺されていた。
感動
命を賭して、親友の子供の武弥を守り抜こうとした夜坂。
最期迄正義を貫き通す霜月。
ラストで、霜月が烏間(シビュラシステムの義体)を殴るシーンが有るのだが、そこは平手では無くグーパンチの方が様になったと思う。
ドキュメンタリー
該当要素無し。
歴史
該当要素無し。