平成30(2018)年9月23日[日]に秋田へ行って来た。
日帰りと言う、強行軍だった。

秋田新幹線に乗るのも18年振り位だ。
乗車したのは上野駅。
6時過ぎでは、人出も未だ疎らだ。

上野駅発6時38分の秋田新幹線こまち1号に乗車。
始発列車(23日)だ!
三連休中日だったが、時間も時間だけにそれ程乗客もおらず、東京駅からも余り乗ってはいない様だった。
座席は17号車8番A席で、進行方向右手の窓側。
先頭車両の最前列だった。
進行方向の先頭車両が1号車ではないのか?
購入時、自動券売機で窓側だけは指定してのだが、もしかして、何の指定もしなければ最前列から販売して行くシステムなのか?
17両編成の一番端なので、上野駅のホームで遠かった。
この先頭車両は8列しか座席が無いので、直ぐ前は運転席と言う事になるな。
鼻面が長いから、座席がそれ程沢山取れないのだろう。
前に座席が無い分、背凭れを倒される煩わしさが無く快適だったが、窓は〝自分の直ぐ横〟にしか無いので、少し圧迫感の様な物は感じた。

秋田駅へと到着したこまち1号。
恐らく、定刻より少し遅れて到着した思う。
当初、上野駅のホームへ入線して来た時に撮影しようとしたのだが、停車時間が短くて諦めた。
鼻先から搭乗口迄、結構距離が有るので、乗り遅れたら洒落にならないから!
いやぁ~、それにしても長かった。
一人で乗っていたので話し相手も居なかったせいか?
上野駅から盛岡駅迄は、新幹線の名に恥じないスピードで走行するのだが、盛岡駅から秋田駅迄は、一般の在来線と変わらぬ速度。
それに単線の様で、「上り電車待ち合わせの為暫く停車します。」と言うのが何度有った事か。
もう、新幹線じゃ無いよ!
それにトンネルも多かった気がする。
トンネルに入る度に警笛を鳴らさなくてはならない決まりなの?
大曲駅から進行方向が逆転し、後ろ向きに走り始めるのは何と無く変な感じ。

話しは前後するが、秋田新幹線って何時の間に〝全席指定〟になったのだ?
乗車当日は分かっていたが、先だって20日[木]に、先行する家人の為に自動券売機にて購入しようとした所、自由席券を操作しても、何度やっても〝指定席で操作して下さい〟的なメッセージが画面に出てしまう。
仕方無いのでみどりの窓口で、対面して購入しようとして、それで漸く判明した次第。
それなら、自動券売機の画面のメッセージに〝秋田新幹線は全席指定なので〟と付け加えて有ればそのまま購入したのに!
昨年の11月に、やはり郡山へと日帰りで行って来た際は、今回同様上野駅よりこまちと同じE6系の車両に乗ったのだが、その時は自由席だったのだが・・・?

今回、観光をしている暇も無かった。
今回の用件が済めば、恐らく、もう秋田へと来る事は無くなるだろう。
出来れば千秋公園等を見て回り、秋田犬をモフモフしたかった。
まぁ、早目に着いたので3~4時間は時間的余裕は有ったのだが、そう言った雰囲気でも無かったので・・・。

帰りは、秋田駅発19時10分のこまち42号。
最終列車の1本前だ。
因みに、最終列車(23日)は20時代に有るのだが、仙台止まり。
もう、窓の外は真っ暗で、景色等見えないので、乗車前に購入した缶ハイボールを飲みながら、ほろ酔い気分で過ごした。
帰りは連れが居たので、それ程退屈はせずに済んだのは良かった。
結局、自宅へと着いた時には日付が変わっていた。
ただ列車に乗っているだけでも、結構疲れる物だ。
不思議に思った事が有る。
同行した人が、秋田駅から角館駅迄帰るのだが、切符を買おうとした所、満席との事だった。
そこで〝立乗り券〟的な切符を購入した。
その切符は、空いている席には座って良いが、途中からその席の人が乗って来たら譲ると言う物だった。
しかし、その人は結局、秋田駅から角館駅迄ずっと座って乗って居られた。
それなら、秋田駅から角館駅迄の座席指定券を販売すれば良いのではないだろうか?
お土産にいぶりがっこを買ったが、結構良い値段だった。
これで暫くは、晩酌の肴として楽しめる♪