『ハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー』 | 狂気と正気の狭間

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鑑賞日時:平成30[2018]年6月29日[金]/9:50~12:20
映画館名:TOHOシネマズ 日比谷/SCREEN4
座席番号:I-17

 

映画館公開日:平成30[2018]年 6月29日[金]
地上波初放送:令和 3[2021]年 3月 5日[金]

 

銀河帝国の影覆う暗闇の時代。
辺境の惑星コレリアで宇宙の彼方に思いを馳せるハンとキーラ。
自分の力だけで生き抜いてきたハン・ソロは、銀河で一番のパイロットになると言う夢を抱いていた。
二人は平凡で退屈な日常に嫌気がさし、ある日、不正な手口を使って惑星を脱出を試みる。
しかし、直前にキーラは捕らえられ、ハンは一人で出国する事に。
帝国軍のアカデミーに入り、パイロットを目指すが追放され、歩兵として極めて危険な最前線に投入される。
心の中では何時かコレリアに帰る事を夢見ていたハンは、危険な世界に通じたトバイアス・ベケットが率いるチームに加わり、壮大な冒険に身を投じる。
そんな中、ハンは思い掛けない形でキーラと再会するが・・・。
 
監督 ロン・ハワード
 
出演 オールデン・エアエンライク(ハン・ソロ)
 
ヨーナス・スオタモ(チューバッカ/スーツアクター)
 
エミリア・クラーク(キーラ)
 
ドナルド・グローヴァー(ランド・カルリジアン)
 
 
 
この先ネタバレの可能性有り
 
 
【3D版/IMAX/字幕版】
ロードショー公開初日&初回上映回(3D版/IMAX/字幕版)鑑賞。

 ムビチケ・カード(鑑賞券1,200円+手数料200円/税込) 1,400円
 IMAX鑑賞料金                         500円
 3D鑑賞料金(3Dメガネ持参に付き-100円)          300円
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 合計                             2,200円

このSCREEN4のセンター&目線の高さはリサーチ済み。
H~J列の16番との事。
I列は、直ぐ前が通路となっているので、そこの16番と引換えようとした。
引換え可能な平成30(2018)年6月27日[水]0時00分(26日24時)になるや否やログインし、I列16番を確保で来たと思いきや、一歩及ばず他の人に指定されていた!
思い起こせば前回も確保出来なかったのだが、その時は1列後ろのJ列16番とした。
今回は、その隣のI列17番としてみた。
それと言うのも、映画館に確認したのは16番がセンターとの事だったが、TOHOシネマズ 日比谷のホームページで館内の座席配置図を見ると、最後列の〝座席配置数が偶数〟だったので、割り切れるのだったら17番でもセンターとして遜色無いのではと思ったからだ。
結果から言って、その通りに感じた。
丁度、スクリーンに映る〝◎TOHO CHINEMAS〟のロゴマークの〝C〟の部分が正面として映っていたからだ。
目線の高さは丁度良かったが、気持ち見上げる感じだったので、もう1列後ろでも問題無いと感じた。

 

 

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ストーリー
〝ハン・ソロが出来る迄〟の物語。
特別、複雑な所は無く、頭を空っぽにして楽しめる冒険活劇。
展開が早く、気を抜いているとどんどん場面転換し、話しが進んで行ってしまう感有り。
ある意味、そう難しく無く先が読める筋書とも・・・。
設定
『スター・ウォーズ ファントム・メナス』と『スター・ウォーズ 新たなる希望』との間の時系列。
『スター・ウォーズ』の世界観には違和感を感じない。
言い方を変えれば、このまま『エピソード4 新たなる希望』へと繋がって行くんだろうなと感じさせる。

 

〝用語〟が良く分からない感は否めない。
惑星の名前とか諸々の名称。

 

ソロとチューバッカとの出会いと、以後続く信頼と友情が築かれる様子が描かれている。
まさか、ソロがチューバッカに殺され掛けるとは・・・、ウーキー語を話せて命拾いしたね。

 

ミレニアム・ファルコン号が何故にあれ程オンボロ(『スター・ウォーズ 新たなる希望』登場時から)になってしまったのか、理由が判明する。
また、既に知られている様に、ランドから手に入れた経緯が具体的に描かれている。
ランドが所有していた頃は、未だ新品っぽかったのに・・・。
何よりも、船首先端部分に〝シャトル(脱出ポッド?)〟が備わっていたとは!
ある都内とでは、全く印象が異なる。
キャラクター
衝撃の事実発覚!
ハン・ソロの名付け親が〝帝国軍人〟だったとは!?
帝国軍に志願する時に名を問われたのだが、ハンと言う名は元々有ったが名字が無かった。
そこで、受付けた帝国軍人が、〝身寄りが無い=独り身=ソロ〟と命名して登録した次第。
あれだけ帝国軍と遣り合って来たソロなのに、帝国軍人に命名された名前を後々迄名乗り続けるとは・・・、それはやはり今作の設定の後付け感の表れ?

 

『スター・ウォーズ』サーガの中でも、1、2を争う人気キャラクターであるハン・ソロ。
ただ、私としてはチューバッカの方が好き。
今更だけど、チューバッカって〝全裸にガンベルト(?)〟って状態だよね?

 

まさかのダース・モール登場!
エンドロール直前に。
ドライデン・ヴォスの背後には奴が居たのか!

 

様々な姿のエイリアン達が登場するが、気のせいか、地球人型のキャラクターが多かった気がする。
ドロイドの権利を主張したり、解放のリーダー気取りのL3-37はちょいウザ。
キャスティング
その他のキャストの皆さん。
 
出演 ウディ・ハレルソン(トバイアス・ベケット)
 
フィービー・ウォーラー=ブリッジ(L3-37)
 
ポール・ベタニー(ドライデン・ヴォス)
 

オールデン・エアエンライク氏は、見た目がどうもハン・ソロのイメージとは違う。
少なくとも、作中で歳を重ねて〝ハリソン・フォード演じるハン・ソロ〟になるとは思えない・・・。

 

L3-37にキャスティングされているフィービー・ウォーラー=ブリッジ氏は、声の出演なのかスーツアクターなのか、その双方なのかは不明。
ダース・モールも、当時演じていた役者さんなのかは不明。
映像
美しいの一言。
宇宙空間やハイパースペースへと出入りする際の星が筋状に光るシーンとかは『スター・ウォーズ』だなぁと感じる。
やはり、最低限3D版を観るべきだと思う。
〝『スター・ウォーズ』本流〟の象徴的なオープニング・シークェンスである、文字列が宇宙空間の奥へと流れて行くシーンは無し。
スピンオフ作品は、やはりそれなりの扱い?
音楽
IMAXだから、効果音等は臨場感が有ったのでしょうなぁ・・・、余り恩恵は実感出来無かったけど。
ジョン・ウィリアムズの音楽。
〝遠い昔、遥か彼方の銀河系で〟と始まったから、『スター・ウォーズ』のテーマ曲が流れるのかと思ったが、無かったので肩透かしを受けた感じ。
こちらも〝本流〟とは差別化を図られた形?
期待感
スピンオフ作品だし、過去に遡る設定も遣り尽くされた感が否めなかった。
本国のアメリカでのロードショー公開時の評判が、余り芳しく無かったから・・・。
満足度
何も考えず、頭の中を空っぽにして作品に没頭出来て、観終わった後は気分スッキリ。
135分と言う長尺を感じさせない快活なテンポ。

 

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アクション
銃撃戦有り、スピードローダーでのチェイス有り、ミレニアム・ファルコン号での緊迫感溢れる航行シーン。
ソロとチューバッカとの格闘戦は見物。
SF
これしか無い。
SF作品の金字塔・・・、のスピンオフ作品だから。
ただ、ノスタルジックな感覚を覚えるのも確か。
アメリカ西部開拓史の雰囲気を感じ取れるのは、私の勘違いだろうか?
コメディ
ソロとチューバッカとの遣り取りとか、ランドが絡んで来たりとか。
特に、チューバッカは何を言っているのか分からないが、何と無く仕草とかお茶目。
ホラー
銀河帝国の力による支配が銀河全体を飲み込もうとしている。
グロテスク
登場するエイリアン達の姿形。
サスペンス
ハラハラ・ドキドキの緊迫感溢れるシーンの連続。
追い掛けられたり、脱出劇だったりと。
スピード感パネェ。
謎解き
該当要素無し。
不可思議
該当要素無し。
今作では〝フォース〟とか登場しないし、エイリアンもSF作品と言う事で通常の設定と言う事で。
ラヴ
ソロとキーラ。
不幸な生き別れの後もソロ想い続けていた様だが、キーラも果たしてそうだったのか・・・?
ラストシーンで、ソロとの今後よりもドライデン・ヴォス亡き後の組織のボスの座を選んだ様に見受けられたのだが?

 

まさか、ランドとL3-37もなの?
人類とドロイドとの、有機体と無機物の垣根を超えた恋って事?
まぁ、一応L3-37は女性と言う設定らしいから・・・。
エロス
該当要素無し。
悲劇
引き裂かれてしまったソロとキーラ。
再会するも、嘗ての彼女では無い様子。
ラスト・シーンでは、結局、別離する結果となってしまった。

 

生き死にを共にし、仲間だと思っていたベケットの裏切り。
その彼と対峙し、仕方無しにとは言え手に掛けてしまったソロの複雑な気持ち。
感動
不屈の闘志で、何事にも挫けないソロ。
遣ってる事は悪事だけども・・・。
ソロとチューバッカとの友情。
ドキュメンタリー
該当要素無し。
歴史
該当要素無し。