
鑑賞日:平成27年7月10日[金]
劇場名:TOHOシネマズ 日本橋/SCREEN8
席番号:I-13
映画館公開日:平成27[2015]年 7月10日[金]
地上波初放送:令和 5[2023]年 7月17日[月・祝]
地上波初放送:令和 5[2023]年 7月17日[月・祝]
2029年、ロサンゼルス。
人類抵抗軍は敵である機械軍の中枢にとどめを刺そうとしていた。
1997年の〝審判の日〟に機械軍が放った核ミサイルで30億人もの命が失われて以来、長く苦しかった反撃が遂に終わる。
全ては〝預言者〟と呼ばれる抵抗軍のリーダー、ジョン・コナーの指導の成果だった。
所がその直前、ジョンを出産する前の母サラ・コナーを抹殺する為、機械軍はターミネーターを1984年に時間転送装置で送り込んでいた。
サラ抹殺を阻止する為、ジョンの右腕カイル・リースが過去への旅を志願する。
1984年に到着した途端、T-1000ターミネーターの襲撃を受けるカイル。
その窮地を救ったのは、ただのウェイトレスに過ぎない筈のサラ・コナーだった。
歴史は書き換えられ、「2029年から送り込まれたターミネーターは私たちが倒した」と告げるサラ。
彼女が〝オジサン〟と呼ぶ相棒は、外見は中年男ながら、〝スカイネット〟が殺人マシンとして量産したT-800ターミネーターだった。
何者かに〝サラを守れ〟とプログラムされたT-800は、両親を殺された9歳のサラを救って以来、彼女を守りながら女戦士に育て上げたのだ。
T-800の使命は、サラ・コナーを守り抜き、〝審判の日〟を阻止する事。
その為には、自我に目覚めて暴走する人工知能〝ジェニシス〟の起動を何としても止めなければならない。
人類滅亡迄のカウントダウンが迫る中、2人の前に立ちはだかる人間でも機械でも無い第3の存在。
最新最強のT-3000ターミネーターの正体は・・・?
そして、人類の救世主は一体誰なのか・・・?
人類抵抗軍は敵である機械軍の中枢にとどめを刺そうとしていた。
1997年の〝審判の日〟に機械軍が放った核ミサイルで30億人もの命が失われて以来、長く苦しかった反撃が遂に終わる。
全ては〝預言者〟と呼ばれる抵抗軍のリーダー、ジョン・コナーの指導の成果だった。
所がその直前、ジョンを出産する前の母サラ・コナーを抹殺する為、機械軍はターミネーターを1984年に時間転送装置で送り込んでいた。
サラ抹殺を阻止する為、ジョンの右腕カイル・リースが過去への旅を志願する。
1984年に到着した途端、T-1000ターミネーターの襲撃を受けるカイル。
その窮地を救ったのは、ただのウェイトレスに過ぎない筈のサラ・コナーだった。
歴史は書き換えられ、「2029年から送り込まれたターミネーターは私たちが倒した」と告げるサラ。
彼女が〝オジサン〟と呼ぶ相棒は、外見は中年男ながら、〝スカイネット〟が殺人マシンとして量産したT-800ターミネーターだった。
何者かに〝サラを守れ〟とプログラムされたT-800は、両親を殺された9歳のサラを救って以来、彼女を守りながら女戦士に育て上げたのだ。
T-800の使命は、サラ・コナーを守り抜き、〝審判の日〟を阻止する事。
その為には、自我に目覚めて暴走する人工知能〝ジェニシス〟の起動を何としても止めなければならない。
人類滅亡迄のカウントダウンが迫る中、2人の前に立ちはだかる人間でも機械でも無い第3の存在。
最新最強のT-3000ターミネーターの正体は・・・?
そして、人類の救世主は一体誰なのか・・・?
監督 | アラン・テイラー |
出演 | アーノルド・シュワルツェネッガー(T-800ガーディアン) |
エミリア・クラーク(サラ・コナー) | |
ジェイ・コートニー(カイル・リース) | |
ジェイソン・クラーク(ジョン・コナー/T-3000) | |
この先ネタバレの可能性有り |
【3D/字幕版/ドルビー・アトモス】 公開初日&初回上映を鑑賞。 今回訪れた映画館は初めてでは無いが、スクリーン8は初。 事前に映画館に問い合わせ、スクリーンに対しての目線の高さ&センターが交わる席をリサーチした。 実際に鑑賞してみて、センターは14番だと感じた。 次回が有れば試してみよう。 目線の高さも、I列が前ギリギリで、もう1~2列後ろの方が良いかも。 これ以上前(前2列はプレミア・ボックスシートなる追加料金の座席)だと、スクリーンが大き過ぎて左右両端が見切れるかも知れない。 今回の座席でスクリーンが目の幅一杯だった。

ストーリー
基本的には、未来からターミネーターを送り込み、ジョン・コナーを人類抵抗軍リーダーへと産み育てるサラ・コナーを抹殺すると言う話し。ここはブレ無い。
ただし、時間軸が変更されているので、これ迄の『ターミネーター』(以後、過去各シリーズ作品は『T1』・『T2』・『T3』・『T4』と表記)シリーズへとは続かない。
時系列的には2029年→1984年→2017年。
1984年以降、カイルの観た〝記憶の断片〟らしき物に振り回され、ストーリーが分かり辛くなる。
設定
シュワルツェネッガー氏を登場させるが為に、彼の老化した肉体をカバーするべくエンド・スケルトン回りの〝生体組織も経年劣化〟する設定を付け加えたり、時間軸を捻じ曲げ1973年からサラと行動を共にしていたりしている。カイルが1984年へ送り込まれる瞬間、ジョンがT-3000ターミネーター(以後:T-3000)に襲撃され未来が変わってしまったのだろうと推測される。
1984年の段階で、T-800ガーディアン(以後:T-800ガ)が既に来訪し、サラを護っていて、尚且つT-1000ターミネーター(以後:T-1000)迄もが存在している!
T-800ターミネーター(以後:T-800タ)とカイルが1984年のロサンゼルスに時間転送された前後の描写が、『T1』のそれを忠実に再現されており、旧作ファンには嬉しい演出。
しかし、ジョンとカイルが出会うシーンは『T4』とは異なっている・・・、と記憶している。
T-3000とT-1000の性能の差が今一つ明確に伝わらない。
『T-1000送り込んでるんだから、今更T-3000送らなくてもイイじゃん!?』と思ってしまう。
結局、T-3000とは〝ナノ・マシン〟的な感じ?
「人体細胞とマシンが融合」みたいな事を言っていた様な気がするが、そうすると生体組織しか転送出来ない時間転移装置は使用出来ないのでは?
『T-1000送り込んでるんだから、今更T-3000送らなくてもイイじゃん!?』と思ってしまう。
結局、T-3000とは〝ナノ・マシン〟的な感じ?
「人体細胞とマシンが融合」みたいな事を言っていた様な気がするが、そうすると生体組織しか転送出来ない時間転移装置は使用出来ないのでは?
〝誰〟が〝何時〟どの〝時代〟にどの〝ターミネーター(ガーディアン)〟を送り込んだのかに鑑賞中悩まされ、それが気になりストーリーの理解力が低下した。
T-3000に乗っ取られ、2017年に現れたジョンの言動がまた、観客を混乱させる。
T-3000に乗っ取られ、2017年に現れたジョンの言動がまた、観客を混乱させる。
結局、カイルが観た〝記憶の断片〟は、大団円の後にカイル自身が2017年の自分に託したメッセージだった。
エピローグ、ジェニシス=スカイネットは滅びていない、続編制作前提のエンディング。(パンフレットによると3部作)
そうしてみると、これ迄の『T1』、『T2』、『T3』では、その時代のオーバーテクノロジーと言う理由で、T-800&T-850は破壊されて来たが、今作ではT-800ガは生き残ってサラ&カイルと共に旅立って行ったのも頷ける。
そうしてみると、これ迄の『T1』、『T2』、『T3』では、その時代のオーバーテクノロジーと言う理由で、T-800&T-850は破壊されて来たが、今作ではT-800ガは生き残ってサラ&カイルと共に旅立って行ったのも頷ける。
破壊されたT-800タでも、T-1000の一部を一垂らしすれば忽ち動き出す!
クライマックス、T-3000と一騎打ちをし、諸共時間転移装置へ入り込み起動されるT-800ガ。
T-3000は磁場の影響でナノレベルでの連結が出来なくなり消滅するが、T-800ガは装置外へと吹き飛ばされる。
その場所が、既に2017年にはT-1000が製造段階へとなっており、その流体金属の中へと落ちる。
すると、ラストに致命的なダメージを受けた筈のT-800ガが元通りになって登場!
それにしても、T-3000に乗っ取られたジョンは、意識も完全に乗っ取られてしまったのだろうか?
人類存続の希望から一転、人類を滅亡へと導く側へと成り果てる!
クライマックス、T-3000と一騎打ちをし、諸共時間転移装置へ入り込み起動されるT-800ガ。
T-3000は磁場の影響でナノレベルでの連結が出来なくなり消滅するが、T-800ガは装置外へと吹き飛ばされる。
その場所が、既に2017年にはT-1000が製造段階へとなっており、その流体金属の中へと落ちる。
すると、ラストに致命的なダメージを受けた筈のT-800ガが元通りになって登場!
キャラクター
まさか、ジョンがターミネーター化してサラ&カイルを抹殺する側になるとは!それにしても、T-3000に乗っ取られたジョンは、意識も完全に乗っ取られてしまったのだろうか?
人類存続の希望から一転、人類を滅亡へと導く側へと成り果てる!
流石に寄る年波には適わないが、それでもシュワルツェネッガー=T-800はシリーズの要。
同じ1984年のサラの筈なのに、リンダ・ハミルトン氏に比べてエミリア・クラーク氏の方が若く見える。
若過ぎて子供の様にしか見えない!
T-800=シュワルツェネッガー氏なのだから、T-1000だってパトリック氏然り!
同じ1984年のサラの筈なのに、リンダ・ハミルトン氏に比べてエミリア・クラーク氏の方が若く見える。
若過ぎて子供の様にしか見えない!
キャスティング
T-1000は、『T2』出演じたロバート・パトリック氏が良かった。T-800=シュワルツェネッガー氏なのだから、T-1000だってパトリック氏然り!
サラの写真は、これ迄使用し続けられて来たハミルトン氏のまま。
大迫力の映像技術の大進化を感じる。
T-1000は最高だが、T-3000は今一、アイディアがT-1000の二番煎じの様な気がする。
映像
やはり3D版を鑑賞して正解だった。大迫力の映像技術の大進化を感じる。
T-1000は最高だが、T-3000は今一、アイディアがT-1000の二番煎じの様な気がする。
炎の中からエンドスケルトンだけになったT-800タが登場するシーンは何度観ても良いよね!
T-800タは今作では『T4』の時の様にシュワルツェネッガー氏の〝若い頃のソックリ〟さんでは無く特殊効果。
『T1』をリアルタイムで映画館にて鑑賞した世代としては、夢の様な技術の進歩を痛感させられる!
『ターミネーターのテーマ』がエンド・ロールで流れた時は感涙!
ドルビー・アトモスなるシステムの映画館だったが、確かに臨場感溢れる音響だった。
『T1』をリアルタイムで映画館にて鑑賞した世代としては、夢の様な技術の進歩を痛感させられる!
音楽
♪ダダンダンダダン♪『ターミネーターのテーマ』がエンド・ロールで流れた時は感涙!
ドルビー・アトモスなるシステムの映画館だったが、確かに臨場感溢れる音響だった。
期待感
やはり、シュワルツェネッッガー氏の復帰と、新旧T-800同士の対決&T-1000の流体金属が観たかった!満足度
時間的な展開が今一つ理解出来ず最後にモヤモヤが残ったが、全編ド派手なアクションでとても楽しい時間を過ごす事が出来た。

アクション
全編、銃撃戦か殴り合っているかチェイスしているか。ゴールデンゲートブリッジ上でのスクールバスでのカーチェイスやクライマックスのヘリコプター・チェイスは見物。
SF
SF映画の一つの金字塔を築いたと言っても過言では無いのでは?核攻撃後に人類滅亡の危機、タイムマシーンで時間旅行、殺人サイボーグどれを取ってもSF要素満載。
コメディ
ガーディアンがぎこちなく笑い、直ぐ様何時ものしかめっ面に戻るシーン。サラ×カイルが愛し合う事を『合体』と言い、咎められるT-800ガ。
ホラー
該当要素無し。グロテスク
該当要素無し。サスペンス
サラを抹殺するべく、次から次へと迫り来るターミネーター。サラ&カイル&T-800ガは、ジェニシスの起動を阻止出来るのか!?
謎解き
1973年にT-800ガを送り込んだのは誰だ!?それで過去が変わってしまったのだろう?
今作では一切触れられていないので、続編にて解明か!?
不可思議
1984年へと時間を遡っている最中、カイルが観た記憶の断片は何だったのか!?ラヴ
サラ×カイル。しかし、審判の日は防ぐ事が出来たのだから、少なくともジョンは誕生しなくても問題無いよね?
それでも2人は愛し合うの?
死線を共に潜り抜けて来たから〝吊橋効果〟で愛と勘違いしてしまったの!?
エロス
該当要素無し。無いが、ハリウッドも自主規制しているのだと実感した。
時間転移装置を使用する時、当然全裸になるのだが、サラはバスト・ショットよりかなり上しか映らない。
悲劇
該当要素無し。感動
命を賭けて人類の未来を守り抜いた。ただし、ジェニシス=スカイネットは完全に破壊されていない。