Re:求活>>>08/09 | 狂気と正気の狭間

狂気と正気の狭間

『yahoo!ブログ』にて活動して来ましたが、突然の〝サービス終了〟と言うテロに遭い、止む無く移転して来ました。

「ナニヲヨンデマスカ?」
 
突然声を掛けられ、振り向くと、隣に座っている外国人だった。
ハローワークから帰宅する電車内で、本を読んでいた時だった。
返答の困った私は、本の巻頭に記されているタイトルを見せ、音読してみた。
 
「タタカイ、オワル・・・」
 
漢字が多少読める様だが、片仮名は読めないのか、
 
「エンペラー。」
 
私がそう言うと、〝終戦の天皇に関する本〟と察した様な素振りを見せた。
私が読んでいた本は『終戦のエンペラー 陛下をお救いなさいまし』だ。
 
「オモシロイデスカ?」
「面白いです。映画の原作です。」
 
納得した様な表情を見せると、名前を問われた。
 
「(名前)(苗字)。」
「(私の名前)・・・」
 
聞き取れなかった様なので、苗字だけ述べる。
 
「(私の苗字)。」
「(私の苗字)サン。ワタシハ(多分、苗字)。」
 
余りにも発音が良過ぎて聞き取れず、聞き返す。
 
「(彼の苗字)?」
「イエース。」
 
彼は、私の事を〝さん付け〟で読んだのに、私は呼び捨てにしてしまったと、少々申し訳ない気持ちになった。
一瞬の間が空き、何と無く、こちらからも語り掛けないと悪い様な気がしたので聞いてみた。
 
「学生さんですか?」
 
それと言うのも、この人物、これ迄も幾度と無く見掛けた事が有るのだ。
今日もそうだが、何時も2人連れで、格好と言ったら、ワイシャツにスラックスにネクタイと、丸で高校生の制服の風体。
オマケに時間帯も、彼らが下校する頃だったので、〝海外からの交換留学生だろう〟位に思っていたが、今思えば、高校生にしては老けて見えたが、〝西洋人だから、実年齢よりもそう見えるのだろう〟と、勝手に思い込んでいたのかも知れない。
 
「センキョウシデス。」
 
返って来た答えを聞いて、『シマッタ!』と思った。
 
「センキョウシハ、ハジメテデスカ?」
初めてだと答えると、何故だか握手を求められた!
 
「カエリマスカ?」
 
一瞬、何の事かと思ったが、どうやら、『仕事が終わって、もう帰りですか?』と言う意味らしかった。
 
「ええ・・・。」
「イイデスネェ。シゴトハナニヲシテマスカ?」
「探してます・・・。」
「ソウデスカ・・・、ナニガシタイデスカ?」
「え・・・、色々・・・。」
 
流石に、状況を察した様だ。
 
「カミサマヲシンジマスカ?」
 
『来たーっ!』思っていた通りの問い掛けが来たので、つい、心の中で叫んでしまった!
 
「余り信じてません・・・。」
 
〝余り信じない〟と言う返答も可笑しな話だが、それを聞くと、彼は、神を信じれば心が豊かになり、それ故に日々の暮らしも豊かになると言った事を語り始めた。
一応、一通りの話しを聞いた私は答える。
 
「人それぞれですよね。」
 
このままでは勧誘されてしまうと危機感を覚えた、私なりの精一杯の抵抗。
 
「ソウデスネ。」
 
意外とあっさりと引き下がったので拍子抜けした。
 
「ワタシタチハココデ。」
 
電車に乗って一つ目の駅で、降り際に小冊子を渡された。
見ると、〝末日聖徒イエス・キリスト教会(モルモン)〟と記されていた。
 
それにしても、何故、いきなり声を掛けられたのだろう?
見た感じ、余程、〝迷えるラム肉〟に見えたのだろうか・・・。




書類選考
郵  送
仕事内容は何とかなるだろう。
必要な経験欄の〝IT業界〟での経験は無い。
賃金は良く、昇給&賞与は有るが、具体的記載無し。
通勤手当上限設定35,000円は、問題無し。
イメージ 1
その他
もう1件応募しようとしたのだが、ハローワークの相談カウンターから応募可否の連絡を入れたら、女性を希望しているとの事なので、出来なかった。
確か、この求人元には、過去にも応募した事が有ったのだが、その時は応募可能だったのだが・・・。
 
イメージ 38月7日[水]に投函した応募書類が、戻って来てしまった!
封筒に、切手を貼り忘れていた・・・。
90円を貼れとの指示だが、80円切手を貼って再投函した。

面接試験
予  約
無し。
実  施
無し。
その他
無し。

結果通知

8月1日書類郵送の結果通知が届いた。
不採用だった。
イメージ 2