『劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル』 | 狂気と正気の狭間

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鑑賞日:平成22(2010)年5月15日[土]
劇場名:TOHOシネマズ 日劇/SCREEN1
座席列:O列

映画館公開日:平成22(2010)年 5月 8日[土]
地上波初放送:

〝カミハエーリ〟と言う霊能力者が村を治めている人里離れた寒村・万練村。
カミハエーリが亡くなり、次代を選ぶ為に全国から霊能力者を募り〝霊能力者バトルロイヤル〟を開催する事に。
亡くなったカミハエーリの孫・中森翔平から霊能力等存在しない事を実証してくれと頼まれた物理学者・上田次郎は万練村へやって来た。
しかし、その〝霊能力者バトルロイヤル〟には財宝目当てのマジシャン・山田奈緒子もエントリーしていた・・・。
監督 堤 幸彦
出演 仲間 由紀恵(山田 奈緒子)
阿部 寛(上田次郎)
生瀬勝久(矢部謙三)
野際陽子(山田里見)
松平 健(鈴木 玲一郎)
佐藤 健(中森翔平)
夏帆(高階 美代子/加代子)


正直、同じ日の夜に放送された、『トリック 新作スペシャル2』の方が、余程出来が良く面白かった。
まぁ、地方の旧家とか近親関係とか、少々、〝横溝チック〟だったが・・・。
同じ時期に2作品制作して、「ただで見られるテレビ・シリーズに掛ける余力が有るなら、金払って観る映画に全力を注げ!」と言いたいね。

NITIGEKI(旧二代目・日本劇場)も、設備の時代遅れ感は否めないなぁ。
シートの座り心地何かも、最近のシネコンには足元にも及ばないもんねぇ・・・。
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ストーリー
基本的「超常現象等有り得ない、全てマジック解明出来る!」と言うスタンスは、テレビ・シリーズからずっと踏襲されている感じ。
キャラクター
今回も、インチキ霊能力者のスタイルが胡散臭いが、毎回同じ様なので、少々食傷気味。
準レギュラーのキャラクターも元気そうで何より。
キャスティング
これだけは超豪華!
〝ガッツ石まっ虫〟の為に、ガッツ石松が出演。
映像
こちらも、毎回辺境の山村と言う設定からか、何処も同じ景色に見える。
音効
独特のBGMが聞こえて来ると、『トリック』ワールドへ引き込まれる。
音楽
エンディング曲は、誰だか知らないが、〝鬼塚ちひろ〟っぽかった。
期待感
それこそ、『前作で打ち止めじゃなかったの?』って感じかな・・・。
満足度
まぁまぁ、『トリック』ワールドを楽しめたので、良しとしましょう。

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アクション

上田vs.村人のバトル&バック・ドラフトで上田が吹き飛ばされる!
上田、山田、村人が炎に取り囲まれてしまう。

SF

該当要素無し。

コメディ

何と言っても、キャラクターの持ち味が一番!
空気の読めない山田の母とか。
細かい所に散りばめられた、ギャグとかパロディとか。

ホラー

該当要素無し。

グロテスク

バラバラ死体。

サスペンス

次は誰が狙われるのか?
誰が最後に勝ち残るのか?

謎解き

これに限ります。
インチキ霊能力者のトリックを暴く。

不可思議

翔平の力は本物?
山田にも能力が有るの?

ラヴ

翔平と美代子・・・?
山田と上田も、お互い満更では無いのでは?

エロス

「どーですか?」=〝おっきな根っこ作戦〟って・・・。

悲劇

佐和子を自害に追いやってしまった、鈴木の苦悩。
翔平の事を好きになってしまった、美代子と加代子。

感動

鈴木×佐和子&美代子×翔平×加代子の、それぞれの深い愛。

ドキュメンタリー

該当要素無し。

歴史

何か時代錯誤的な設定なので・・・。