『インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国』 | 狂気と正気の狭間

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『yahoo!ブログ』にて活動して来ましたが、突然の〝サービス終了〟と言うテロに遭い、止む無く移転して来ました。

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鑑賞日:平成20年7月26日[土]
劇場名:日劇1

 

1957年、相棒マックに裏切られ、スパルコ率いるソ連工作員の魔手から危うく逃れたインディ。
大学も強制休職となり街を出ようとしていた彼に、マットと言う若者が声を掛けて来た。
曰く「伝説の古代秘法“クリスタル・スカル”を手に入れられる」と言う。
その言葉を信じ、インディはマットと共にペルーへと向かう。
そこでようやくクリスタル・スカルを手に入れるものの、待ち構えていたスパルコ達に捕らえられてしまい・・・・・・。
 
監督 スティーブン・スピルバーグ
 
出演 ハリソン・フォード(ヘンリー・“インディアナ”・ジョーンズJr)
 
カレン・アレン(マリオン・レイヴンウッド)
 
シャイア・ラブーフ(マット・ウィリアムズ)
 
ケイト・ブランシェット(イリーナ・スパルコ)
 
ジョン・ハート(オックスリー)
 
 
 
       
 
       
 
 
アーク(聖櫃)は、エリア51に保管されて居たんですなぁ!
いやぁ、冒頭シーンで、ソ連兵に捕まったインディー達が連れて来られたのがエリア51。
そこから脱出するのに大暴れして、ぶっ壊した木箱からアークが顔を覗かせていたと言う、サービス有り。

それにしても、〝古代文明=地球外知的生命体〟で、久々にマリオンが登場して、挙句にマットがマリオンとインディーの間に出来た子供だ何て、もう、全ての切り札使い果たしたって感じじゃない?
しかし、クリスタル・スカルが、地球外知的生命体の頭蓋骨その物と言う設定は新鮮だった!
頭蓋骨ばかりか、骨格全てがクリスタルなんですねぇ、地球外知的生命体って!?

でも、全体的に飽きさせない展開には、十分楽しませてもらったけど。
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ストーリー
とうとうネタ切れなのか、〝古代文明=地球外知的生命体〟と言う手法に手を出してしまった感有り。
それでも、チープに終わらせないのがスピルバーグ&ルーカス・タッグの才能か?
全体を通してテンポ良く、すんなりストーリーに入り込める。
戦後の話だから、敵はナチスからソ連に変わっているのがご愛嬌。
キャラクター
シリーズ1作目に登場したマリオンが復活したのは成功だし、しかもマットが、マリオンとインディーの間の子供で、その事をインディー自身は知らなかったと言うのが傑作!
ただ、父ヘンリーと、良き理解者であったブロディが、既にこの世の人では無くなっていたのは寂しい限り。
キャスティング
スパルコ大佐役のケイト・ブランシェットはハマリ役!
映像
臨場感タップリの迫力有る映像の連続。
音効
遺跡の崩れる音や、チェイス・シーンは臨場感タップリ。
音楽
『レイダース・マーチ』が聞こえて来ると、何故だかワクワクする。
期待感
19年ぶりの続編だからねぇ。
満足度
全体的には面白く、引き込まれる事は間違い無し。
しかし、〝古代文明=地球外知的生命体〟と、ここ迄来ちゃうと、もう続編は無理でしょう!?

 

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アクション

これ以外有りません。

SF

クリスタル・スカルが、実は地球外知的生命体の頭蓋骨だったとは・・・。

コメディ

マット、マリオンとのやり取り等、アメリカ人は、命の危機に晒されながらもあんな軽口を、本当に利くのかね?

ホラー

該当要素無し。

グロテスク

相変わらず、遺跡内はミイラだらけ。
お約束の大群シリーズ、第1作目は〝蛇〟、第2作目は〝昆虫〟、第3作目は〝鼠〟でしたが、今回は〝蟻〟でした!

サスペンス

マリオンの行方は、クリスタル・スカルを巡る争奪戦。

謎解き

スパルコ達の目的は何なのか?
クリスタル・スカルの正体は?

不可思議

クリスタル・スカルの持つ力とは?

ラヴ

とうとうインディーも年貢の納め時、マリオンと漸くのゴールイン!
随分、回り道しましたなぁ・・・。

エロス

該当要素無し。

悲劇

スパルコやマックの末路。
ヘンリー・ジョーンズ博士とブロディ学部長も、既に故人。

感動

クライマックス、古代遺跡から謎の飛行物体が現れ、飛び去って行く。
不思議と安っぽく無かった。

ドキュメンタリー

該当要素無し。

歴史

第二次世界大戦が終わって、反共の機運高まる真っ只中のアメリカ。