私・・・、臭いますか？

電車等で座席に座っていると、隣の見ず知らずの人が、スゥ～と立ち上がって、人一人座れる分位スペースを空けて座られた経験って有りませんか？

まぁ、普通に考えれば、『座った時は混雑していたが、空いて来たので、何も窮屈な思いをしている事も無いよな。』とか、『座席の一番端が空いたから移ったんだろうな。』位にしか思わないでしょう。
イヤ、そんな事すら気にしないのかも・・・。
でも、〝腰を浮かせて〟少しスペースを空けるのなら気にもしませんが、態々〝立ち上がって、歩いて〟移動して迄距離を取られたら、いくら良い方に解釈しようと努力しても、やはり気になってしまいますよ。
特にそれが、若い女性に多いと来たら尚更・・・。

『私・・・、何か臭いますか？』。

電車内のみならず、昨日等、ハンバーガー・ショップで、何気無く空いている席に座ったのですが、その隣がたまたま若い女性でした。
暫くすると、その女性の反対隣の席が空くと、その女性、トレイと自分の荷物を持って、隣へと移って行ったのです・・・。
まぁ、確かにその席は一番端なので、両側から見ず知らずの人に挟まれるプレッシャーと言うのを感じずには済むでしょうが、態々トレイと荷物を持って迄？

『私・・・、隣り合わせに座っているのが耐えられない程キモイですか？』。

『何かされるんじゃないかと、身の危険を感じるんですか？』。

百歩譲って、確かにこの日は、再就職の面接の為、夏物とは言えスーツの上下を着ていたので、汗ダクダクでしたよ。
それにしても、余りにもアカラサマの様に受け取ってしまうのは、私が被害妄想に陥っているから？

そんな考えを抱く様になったのは、とある男性用化粧品のＣＭが影響してるのかも知れません。

その品を着けた男性が、電車の座席に座っていると、その香りに魅かれた若くて美しい女性が、車内がガラガラなのにも拘らず、その男性の直ぐ隣に密着して座る。

・・・と言うあれです。

正に、『その正反対のパターンなのではないのか？』と、勘繰ってしまうのは私だけなのでしょうね・・・。