先日古い鉄骨作りの店舗の換気扇新設工事をしたんだけど、
ダクトを通す為に半身を点検口に入れただけで真っ黒に!・・
まるで煙突掃除をしたみたいになった。
天井裏に溜まっていたのは、大部分が埃ではなくおそらくは排気ガス!・・
黒い粉になって、砂埃の様に積もっている。
タバコの煙がかなり悪者にされているけれど、
普段吸っている排気ガスの方がよっぽど毒なんじゃないかと思える。
焼き鳥やら木が燃えて着いた煤などとは明らかに色が違う!・・
自動車社会の産物だ。ただこれからはハイブリットやEVなどで、
徐々に空気は改善されていくとは思う。
いい事だと思う反面、だんだん面白くなくなってゆく感じもしている。
最近ちょっといい映画(と言ってもテレビで)を見た。
アンソニー・ホプキンス主演の世界最速のインディアン
バート・マンローと言う実在の人物を基にした話だ。
インディアンと言うのはオートバイの名前で、
有名なハーレーよりも古いブランドらしい
自分もあこがれたバイクの一つだったけど他にあこがれた人も多いのでは。
おそらく名前もよかったのではないかと思う。
自分には何故かインディアンと言う言葉に惹かれてしまうところがある
会社はかなり昔につぶれたと思っていたが、
何度か再生と倒産を繰り返し、最近再び復活し日本でも販売が再開されたらしい
映画の最後に、1967年に作られた1000cc以下のバイクの最速記録は
未だに破られていないとテロップが出る。もっとも細かいクラス分けがされていて、
その後1000cc以下でもターボエンジンなどで、もっと早い記録は出ている。
しかしながら絶対破られないと思えるのは、その記録を作った時、マンローは
68歳かもうすぐ68と言う年齢だった事だ。
そしてなおマンローはニュージーランドからはるばる海を越えて、25年来の
夢をかなえるべくアメリカのボンネビルまで言ったと言う事。
そしてすでにジェットエンジンを使った車などが走る中、
自ら改造した1920年型のバイクで、クラス世界新記録を出した事。
映画の中では、パン切ナイフで普通のタイヤを削って、スリックタイヤを作ってしまう
と言うシーンがあった。レース場で、タイヤのプライを(強度ランクみたいな物)
聞かれて、おそらくそれを理解できずに、タイヤをナイフで削ったと係員に話して
嘲笑される。
映画の中で25年来の夢と言っているとすれば夢を描いたのは43歳の時
そして夢を達成できたのが67か68の時、
自分は夢さえもとうの昔に忘れてしまった。
そんなすごい夢でなくてもいい、今からでも遅くはない。
せめて子供の頃あこがれたインディアンに乗れるようにとか、
そのくらいの夢は持って生きて行かないとアカンのかもしれない。


http://www.youtube.com/watch?v=FXNcRdk2Dnk

二人出てきますがオートバイの方がバート・マンロー
実際は、ハーバート・ジェームス・マンローというらしい
流れているのは、酒井ミキオさんの、Dive In The Skyです。
ちなみにAKB48のライダーの作曲者です。内容が絡みましたが、載せません。
上のは夢を追いかけるイメージの曲でしたが、
スピードと言えば、これが一番では、


http://www.youtube.com/watch?v=9Djwv-M_saU&feature=related

どうせだから皆知ってるメジャーな方も


http://www.youtube.com/watch?v=aJXzBEmclwY&feature=fvst

ちなみに公道をぶっ飛ばしてはいけません、
マンローを見習ってそれなりの場所でスピードに挑戦して下さい。
しかしバイクで300キロなんて、
多分私なんぞ、車でも200キロでちびりますよ・・
転んだ時お尻を守ってくれるんで、オムツは必需品でしょう!・・・