最後にちゃんとしたカメラで何かを撮ったのはいつのことでしょう。


きっと子供達の運動会だったはず。


カメラを買った時はしばらく出かけるたびに持ち歩いて撮っていたものの、次第に持ち運ぶのが億劫になり、スマホのカメラ機能が向上したことも相まって、ファインダーを通して写真を撮ることはなくなりました。


山に行っても基本的には昼間の撮影であればスマホで十分キレイな写真が撮れます。

しかし、鳥や小動物などを撮る場合はズームが必要なのでスマホでは難しいでしょう。

さらに、夜など暗い所で星空や花火を撮るとなるとスマホで撮ることは非常に難しいです。



以前スマホを使って星空撮影に挑みましたが、スマホのレンズは取り込む光の量が少ないので長時間シャッターを開いている必要があり、↑上記の写真を撮った時は10分間シャッターを開いていました。


一枚撮るのに10分ですからね。

ちょっと長いですよね。小さい写真で見るぶんにはそれほど分かりませんが、実際には地球の自転で星の位置がずれていて、写真を拡大すると星は点ではなく線になって写っています。


一眼で撮る場合は約10秒です。


10分と10秒。いかに一眼の光の取り込み具合がスマホに比べ優れているか違いがお分かりでしょう。


最近、山に泊まるようになりそのキレイな景色を残そうとした時、どうしてもスマホでは物足りないと感じる場面が増えてきました。


というわけで、カメラ買いました。



カメラをやってる方からすれば、鼻で笑われるかもしれませんが、私にとっては初めてのフルサイズ一眼です。

フルサイズってなんだって話なのですが、センサーのサイズの事を指していて、このセンサーが大きいほど扱うデータが多くなるので画質が良くなるそうです。

最初はフルサイズってカメラの大きさなのかと思っていて大きいカメラなのかなとか思っていた自分が恥ずかしいです。


カメラのレンズはキャンプギア同様に「」と言われています。撮りたい対象によって最適なレンズがあるので、こだわりだすと終わりがありません。


今回、私が撮りたいものは、動かないもの、ズームが必要ないもの、暗い所、というシーンがハッキリしているのでレンズは1本でイキます。


ちょっと手始めに花火を撮影してきました。







バルブ撮影という、シャッターを押している間だけシャッターが開き続けるという手法で撮りました。

思ったような構図に収めるのは至難の技で、シャッターを押し始めるタイミング、押し終えるタイミングが難しかったです。

ただ、スマホでは撮れない花火の写真にとりあえず満足しています。

早く山に持っていって星空撮影したいです。