今年は自分の休みと晴れの日がなかなか合いません。
仕事の時にピカピカに晴れ、休みになるとビミョーな天気
先日ようやく休みと好天が重なったので、山へ🌋
ただ、山といっても600メートルほどの小さな山、恵山(エサン)へGO。
往復2時間もあれば山頂へ行って帰ってこれます。
むき出しの岩肌が映画の中の火星のようで、いたる所から上がる噴煙が冒険心をくすぐります。
低い山ですが眺望もよく、登山を始めた方や体力に不安のある方にピッタリの山。
山頂からは青森方向が一望でき、視界がいい時には岩木山が見えると聞いたことがありますが私は見えたことがありません。
下りてきたあとも全然元気だったので、もう1山、ということで近くの汐首山(シオクビヤマ)へ。
写真を見ると一瞬、2906メートルの立派な山のように見えますが、290メートルです。
この山、知る人ぞ知る、なんと野生の馬がいる山なんです。
その日によっている場所が変わり、日によってはいないことも。
途中ですれ違った方に馬がいたか聞くと、
馬ね、いたんだけど、こっちが近づくと離れていって、遠ざかると元の位置で草食べるんだよねー、
とのこと。
うーん。今回は接近は無理か。
あれ。全然逃げない。。
どこかの牧場のような景色ですが、これは山にいる野生の馬です。
ちょうど赤ん坊が生まれて間もないようで何頭か草に転がったり母馬の乳を飲んでいて、毛のポヤポヤした感じが最高に可愛かったです。
子連れなのでとにかく
急な動きをしない
静かにする
ことを心がけ、木になったつもりで佇んでいました。
おっと、そこらじゅうに馬糞が、、気をつけないと。。
お、1頭こっち来るぞ。
んー、近くで見るとでかいなー。
そのまま横を通り過ぎて横で草をハムハム。
迫力すげーなー。
あ、おしっこ。すげー量。滝みたいだ。
あ、もう1頭来るな。
近いな。
ちょ、ちょ!
近いって。
かつて厩務員をやっている友人に聞いたことがあります。
馬は鋭い歯がないけど、草をすりつぶす歯はあるから、耳をちぎられた人がいると。。。
とりあえず指かじられないように、手はグーにしとこうかな。。
耳は、、諦めよう。
目の前でジーッとこっちを見ています。
そして鼻先で胸のところをツンツンしてきました。
軽くやってるんだろうけど、身体はでかいし、ちょっと怖かったですね。
猫や犬であればどこを触れば喜ぶのか、だいたいどこが嫌がるかという知識がありますが、馬に関してはゼロです。
何より、ゼロ距離で見ると筋肉が半端ないしデカイので恐怖倍増です。
熊とは闘う想定、シミュレーションはしていますが、馬とは闘ったことがないのです(熊ともないけどね)。
ビビりながら鼻の上の平らな部分をナデナデ。
それ以上どうしていいか分からず困惑していると、
つまらねー奴だな、みたいな顔をしてその後仲間の元へと帰っていきました。
なんたる不覚!!
馬の1頭も満足させられないとは。
今度はもっと馬の知識を身につけて馬共をヒーヒー言わせてやりたいです。
最終的には乗りこなしてやるわ!