氷筍(ヒョウジュン)見てきました。
氷筍とは
鍾乳洞などにある石筍の氷バージョンです。
上から落ちてきた水の雫が凍りつき出来たもので、逆さのツララのようなものです。
パッと行ってパッと見て帰れる観光名所と違い、比較的たどり着くまでに長い距離を歩く、もしくは険しい道が待っている場合が多いので、実際に見たことがある人は少ないのではないでしょうか。ツアーだといい値段しますしね。
北海道で氷筍というと、真っ先に
百畳敷の氷筍
が挙げられると思います。
実はあまり知られていませんが、道南にスゴイ所があるんです。
片道約4キロ歩く必要がありますが、緩い登りで、難所もなく、スノーシューなどの装備も基本的には必要ありません。
日によってはズボズボ埋まるかもしれませんが、よほど暖かくない限りは大丈夫でしょう。
この洞窟の入り口の探検感、半端ないっす。
とはいえ、そんなに奥深くまでは行けませんし、硫黄の匂いが立ち込めているので奥に行くのは危険だと思います。
入り口の全景です。すでに左側にニョロニョロ見えてますね。
数センチの小さなものから3メートルを超える巨大なものまで様々な形のものが至るところに。
上にはツララがなく、下だけ凍ってるのはなぜ?
上から滴るものがほとんどないのに、ひと冬でこんな巨大に育つのはなぜ?
自然の造形美に圧倒されっぱなしでした。
ぜひ多くの人に見てほしいけど、スシローのペロリストみたいなのが来てなぎ倒されてもイヤだしな(笑)
そんな思いがあるからあまり知られてないのかな。。
4月とか5月に来てみたらどうなってるんだろ。
またリポートします。